愛しむ日々の中で ♡ いまここ新鮮light

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盆だんご*終戦

2021年08月15日 | 平和のひとかけら
 
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コロナ禍の秋雨お盆ぶきみです りら
 
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叔父の手紙 - 愛しむ日々の中で

叔父(母の弟)が、母に送った28年前の手紙が出て来ました^^母が、私にその手紙(下記)を渡していたのです。アルバムより拝啓皆様お変わりありま...

叔父の手紙 - 愛しむ日々の中で

 
 
 
終戦の詔勅(1993年叔父の随想)
「終戦の詔勅聞きし夜の月を」
 

学徒出陣の歌に送られ豊後竹田駅を発ったのは昭和2021日だった。

親元を離れ坂ノ市造幣局へ向かう中学2年生はまるで戦場へ着く兵士の気持ちだった

あれから

(中略)

3月になると竹田より姉(light77gの母)が面会に来た。

中箱に詰めた巻き寿司いなり寿司を食べ盛りの少年は…

(中略)

グラマン(アメリカの戦闘機)が海岸線の防風林である松木すれすれに飛来して

機銃掃射を受け蛸壺に逃げる…

(中略)

昭和20815日天皇の詔勅が下った。

ピーピーの音のするラジオでは何もわからなかった。

しかし、敗戦終戦であることを先生から知らされた。

8月夜半の月は中天に金の砂を撒いたような天の川が美しかった。

(中略)

「終戦の詔勅聞きし夜の月を学徒たりしわれ未だ忘れず」久範

この一首に私の万感がある。

二度と戦争はしたくない。老若男女全て不幸になるから。

幸せな今の生活があるのも親兄弟姉妹の賜物と思うこの頃である。

これから21世紀のその先までの平和を祈りながら、ペンを置く。

おわり

 

*戦争…庶民は反対しつつも渦に呑み込まれ戦に行かされるのです。

 
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