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コロナ禍の秋雨お盆ぶきみです りら
団子こね茄子を切って盆がゆく りら
終戦の詔勅(1993年叔父の随想)
「終戦の詔勅聞きし夜の月を」
学徒出陣の歌に送られ豊後竹田駅を発ったのは昭和20年2月1日だった。
親元を離れ坂ノ市造幣局へ向かう中学2年生はまるで戦場へ着く兵士の気持ちだった。
あれから…
(中略)
3月になると竹田より姉(light77gの母)が面会に来た。
中箱に詰めた巻き寿司いなり寿司を食べ盛りの少年は…
(中略)
グラマン(アメリカの戦闘機)が海岸線の防風林である松木すれすれに飛来して
機銃掃射を受け蛸壺に逃げる…
(中略)
昭和20年8月15日天皇の詔勅が下った。
ピーピーの音のするラジオでは何もわからなかった。
しかし、敗戦終戦であることを先生から知らされた。
8月夜半の月は中天に金の砂を撒いたような天の川が美しかった。
(中略)
「終戦の詔勅聞きし夜の月を学徒たりしわれ未だ忘れず」久範
この一首に私の万感がある。
二度と戦争はしたくない。老若男女全て不幸になるから。
幸せな今の生活があるのも親兄弟姉妹の賜物と思うこの頃である。
これから21世紀のその先までの平和を祈りながら、ペンを置く。
おわり
*戦争…庶民は反対しつつも渦に呑み込まれ戦に行かされるのです。
🍀
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