かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
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ペリーヌに学ぶ

2018年01月18日 08時45分35秒 | ドラマ・テレビ・映画

ペリーヌ物語が終了しました

1日の楽しみが・・・(/ω\) うっうっ・・

パリカールやマルセルと再会出来て 良かった良かった(≧◇≦)

ペリーヌが「とっても幸せよ」と言ったので

「そう そうかい」と微笑むマルセルにワタシはグッときました(/ω\)

いい演技ならぬ いい画力してますね と言いたい

画力とともに ペリーヌ物語は どの声優さんも画に合った声で

特にペリーヌの甘くて愛らしい声を担当していたのが

若き日の鶴ひろみさんです 高校生だったそうです

この方、「みゆき」の鹿島みゆき役では 

リーヌと全然違う性格の高校生の声を見事に出していたし

ドキンちゃんでは小悪魔的な、でも憎めない可愛い声で

声の美しさもさることながら キャラクターの性格も声で表現し

万人がピッタリと思えるなおかつ違和感のない声をだせる

改めて すごい人だったんだなぁ・・とその早い死が悔やまれます・・

「わしは昔 ここに立って決意したことがあった。

パンダボアヌ工場をフランス一の工場にしてみせると」

 👆ペリーヌの祖父 ビルフランの言葉

ワタシの父も高校を出て18歳で単身上京したとき

 ある誓いを立てました

と、いうのも どこまでも田舎者の父、と、その周りの人々・・・

東京に就職が決まり、呼ばれるままに

身ひとつで会社にいけばいいと思っていたそうで・・・

確かに「ああ 野麦峠」とか 朝ドラとか観てると

風呂敷包みをしょって 「今日からお世話になります」なんて感じで

宿舎みたいなところで寝泊まりしてますからね。

そんな感じに思っていたようです・・・(+_+)

身の周りの手荷物のみを抱えて いざ上野駅に降り立った父・・・

なんと!住むところがありませんでした!!

会社に問い合わせると 「社宅は満室です」と言われ

全く知らない土地で ろくなお金ももたない18歳の少年・・・

途方にくれた挙句、自分の父親に電話すると

「東京は人がいっぱい住んでるし 家もたくさんある

 お前1人が住むとこぐらい どこかにないのか?」と言われたそうです

「ない!」と必死で状況を説明し

どうにかこうにか 亀戸に住んでいる遠縁の家に 

無理を言って しばらく置いてもらえる事になりました

この家から新橋までの通勤電車の窓から見える街並みを見るたび

「こんなに家が建ち並んでいるのに 

   自分の住む場所がどこにもないなんて・・」と涙があふれたそうです

そして18歳の父は ここでその誓いを立てました

「俺は絶対に将来 この都会で土地を買って家を建てる!!」と・・

そこから父のドケチすぎる人生が始まりました・・・(--〆)

サラリーマンの父は 自分が生涯もらえるであろう全給料を予測計算し

そこから緻密な人生設計を立てました

この設計が少しでも狂うと もー大変! 

自分のナニが間違っていたのか分析・苛立ち・焦りモロモロで大爆発!

特に狂いまくったのが 子育てにかかる費用でした

自分の思い通りに子供が育つハズがありません

しかも サイテーのサイテー額の費用しか見積もらないので

全然思い通りにいかない父はいつでも活火山のようでした

そのケチぶりは ものすごく

父と出かけると お昼頃には子供3人お腹が空きます

姉たちに突かれて

「おとーさん お腹すいたぁ」と言わされるのは

 いつでも末っ子のワタシ

そうすると 「待ってなさい・・もうすぐ家だ」

東京のど真ん中にいても こう言います

また 少しして姉たちの合図が厳しさを増し

「おとーさん お腹すいた・・・」 これを3,4回繰り返すと

仕方なく 父が しぶしぶ駅のキオスクで

黄色い箱の森永キャラメルを1箱買ってくれます(いつでもコレ)

「3人で食べろ」

この1箱で家まで我慢となります

父はお菓子を口にしないので ホントに家に着くまで何も食べません

そうなると家について あまりの空腹に激怒!!

今のようにレンジもないし携帯もない時代なので

いつ帰ってくるか分からない父に 

帰ってすぐにご飯が出せるわけもありません

母は いつでも大変だったと思います

てか、家族全員大変だったので

子供の頃は

お互いを思いやれる気持ちも なかったような気がします

ペリーヌ物語に戻りますが

ビルフランも自分の夢である工場の拡大ばかりを優先させて

周りの事を考える余裕がなかった事に 

ペリーヌのおかげで気付くことが出来ました

目標に向かって頑張ることは素晴らしい

でも、独りよがりに突っ走ってはいけません

自分についてきてくれる周りに感謝し 

周りの協力があるからこそ 成功出来るのだと

自分の収入は 決して自分だけが 

頑張ったから得られたものではない

自分を支えてくれた全てがあるから

挫けずにやってこれたのだと

それこそが 福利厚生につながっていくのだと

このアニメは40年も前から 社会問題はおろか

ある家族の問題までも提起しておりました

子供が観て ここまで感じるかどうかは分かりませんが

ホントに・・とても素晴らしい作品です・・・

そして

明日からは これまたワタシの大好きな名作劇場

「トム・ソーヤの冒険」です (≧◇≦)


 












 






























 

 

 

 

 


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