脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

餅は餅屋

2006-11-23 20:14:35 | 退院後
3月半ばになって、ようやく手帳申請に必要な診断書ができあがったと病院から連絡がありました。前日にリハビリに行ったところだったので、次回のリハビリの際に診断書を受け取るとなると1週間先になり、申請が遅れるので、連絡があったその日に取りに行きました。そして、またまたその足で加古川市役所・障害福祉課へ。
先日話を聞きに行った時の人でしたので、話はスムーズでした。
ただ最後に
「判断は県ですので、認定されるかどうかはわかりませんから・・・」
と、再度念を押されました。
ご心配なく、わかってますよ。

今、手元に診断書のコピーがあるのですが(何かの時の為に、たいていの書類はコピーを取っています)、それには
感覚障害:感覚鈍麻
運動障害:痙性麻痺
起因部位:脳

にチェックがされています。
そして、全身図の右半分に ”感覚障害” と ”運動障害” の斜線が付けられています。
そして、院長の意見書として
右上肢 軽度の障害 7級
右下肢 軽度の障害 7級
計6級の障害に該当すると診断する
と記載されていました。

軽度の障害かあ・・・
本人にしてみたら重度の障害やで・・・
今までできてたことが出来ひんのやから・・・

とりあえず、申請の結果がわかるのは1ヶ月くらい後になるとのこと。
市役所のほうから連絡があるとのこと。
待つしかありませんな。

さて、市役所の道を挟んで向かいにハローワークがあります。
せっかく来たんだし、今後働くこともあるだろうから、話だけでも聞いていこうと、ハローワークに立ち寄りました。
障害者向けの相談窓口がありましたので、手帳を申請中だという事情を説明し、障害者窓口で話を聞いてもらいました。

ここで新たな事実

私の年齢(退職時35歳)で、勤務期間が1年半だと、
通常であれば、失業保険の給付は90日
ただし、障害者手帳を持っていれば
失業保険の給付期間は就職困難者ということで300日だということ

これにはびっくり。
ソーシャルワーカーさんにしろハローワークにしろ
餅は餅屋。
聞いて見るものですね、専門の人に。

確かに、健康な体であれば、職の選択肢が狭まるということはあまりありません。ところが、私のように右半身が不自由になって
走れません
字が上手く書けません
重いものは持てません
という具合になれば、どんどん職の選択肢は減り、いわゆる就職困難者になります。
その分、就職するのに時間がかかるわけで、失業保険の給付期間が長くなるというのは納得でした。
「手帳が出てから失業保険の手続きに来られたほうが、あなたのためにもいいんじゃないですか。安心して職探しできますよ」
とハローワークの人。

病気入院で退職のため、失業保険の給付開始時期の延長届けを出していたので、次に手続きをすればすぐに給付されるようになっていました。

この時点で、もちろんですが、両親には手帳の申請をすることは知らせていませんでした。