脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

第2回調理実習

2006-11-09 20:22:52 | リハビリ日記
そういえば、以前のブログで、第2回の調理実習を何にしようか、
なんてことがありました。
何だと思いますか?
麻婆豆腐と杏仁豆腐。
豆腐ばかり?
いえいえ、杏仁豆腐は中華料理でよく出てくるデザートです。

倒れるまではフルタイムで夕方5時半まで仕事をしていたので、
本来、料理にあまり時間をかけたくない私でした。
まあ、右半身が少し不自由になったこともあり、
それに輪をかけて簡単な料理をやろうとするであろうと考えた私でした。

ところが、麻婆豆腐に入れる豆腐を手のひらの上で切るという作業が結構難しい。左手の手のひら上に豆腐を乗せ、不自由な右手で切ろうとするもんだから、そりゃあ大変。右手のスナップが上手くきかないんですから。
かといって、右手に豆腐をのせると、感覚がないので、左手で切ったときにザクッといく可能性が・・・
まあ、とりあえず、若干(だいぶん・・)いびつな形に切った豆腐を、丸○屋の麻婆豆腐の素(これまた甘口)と一緒に入れ煮込み、あとは水溶き片栗。
完成~
いい匂いだわ~。

で次に。
かんてんぱぱの杏仁豆腐の素(素ばっかですか?)を牛乳で溶き、お鍋で少し煮ます。ハ○スの牛乳で作るプリンの素の要領。この「かんてんぱぱ」。長野県の伊那市だったかな、の会社で、これがすんごくおいしい。ほかのどのメーカーの杏仁豆腐の素よりおいしい(と私は思っている
それをいくつかの小さな器に分けました。
これだけじゃあ、ただの白いプリンもどき。
というわけで、隣のお店で買っておいたフルーツ缶が登場。
みかんやパイナップル、ピーチなどなど。
これを各器に盛り付けて、いざ冷蔵庫へ。

どこで聞きつけたのか、言語聴覚士のT先生。
内線電話で「俺の担当の患者さんが作ったやつやから置いておくように」と。
A先生もM先生も大爆笑でした。

これも大好評のうちに終了。おいしかったです。

「家で生活することが本当のリハビリ」
この意味が理解できるようになってきました。