のぶのぶの音楽雑記

演奏会のお知らせだけでなく、色々なことを書いていこうと思います。

Lacrimosaとの出逢い

2014-07-09 20:29:00 | CD/DVD 音楽
Lacrimosaが約7年ぶりにライヴアルバムをリリースするときが近付いてきました。

そこで、私が世界一尊敬、敬愛しているLacrimosaとの出逢いについて書きたいと思います。まぁ誰も興味ないだろうけどね←

まず、本当の一番最初は、今から3年前の震災後、YouTubeで偶然に聴いたことでした。

震災の翌日から肺炎になってしまい、何もできないでいたので、YouTubeで色々と聴いていたら、オススメ動画にたまたま入っていたのです。

その曲が「Hohelied Der Liebe」でした。初めて聴いた時は本当に衝撃的でした。どう聴いてもクラシック音楽で、ギターもドラムもオーケストラも合唱も完全に一体となっていました。そして、ヴォーカルのティロ様の魅力的な声にすっかりハマってしまいました!ちなみに、この「Hohelied Der Liebe(愛の讃歌)」は今でもLacrimosaの最高の曲だと思っています。

その日以来、Lacrimosaのことで頭がいっぱいになってしまい、すぐにCDが欲しかったのですが、震災後ということでなかなか手に入りませんでした。

毎日Lacrimosaについて調べていましたが、日本じゃ全く知られていない存在で、ネットでもほとんど情報が得られませんでした。

ティロとアンヌのユニットであること、今まで出したアルバムのこと以外は皆無でした。クラシックとメタルを積極的に聴かない日本では当然のことかもしれませんね。きっとどちらか、またはどちらも好きな人でも、Lacrimosaをすんなり聴ける人は少ないかもしれません。

その後、ようやく全アルバムが届きました。練習と食事以外の時はとにかく常に聴いていました。どの曲を聴いても感動しっぱなしで、音楽の良さを再認識しました。はっきり言って、Lacrimosaに出逢ってなければ、私は音楽を続けていなかったでしょう。彼らの音楽に触れて、もっと音楽をやりたいと思ったのです。

初期3枚のアルバムはメタルからは離れているようなものですが、着々とティロは自分の音楽を作っています。「Seele In Not」、「Tranen Der Sehnsucht」、「Bresso」、「Satura」、「Das Schweigen」は既にかなりのクラシック要素を含んでいます。

Lacrimosa…クラシックが好きな方はもうお気付きかもしれませんが、このバンド名はモーツァルトの最後のレクイエムの中の「Lacrimosa(涙の日)」からとられています。

ティロ様がこのレクイエムを聴いて、感銘を受けたそうです。Lacrimosaの音楽にクラシック的な要素が多いのも納得ですが、驚いたことは、ティロ様はそれまで音楽をやっていなかったということです。

そこでティロ様はピアノの勉強を始めたそうです。そしてデモを作り、1stアルバムの「Angst」を、演奏は全て自分で作ったようです。

それだけでもすごいことですが、彼の行動力のすごさはまだまだ。自由な活動を求め、自分で事務所を立ち上げてしまったのです。Lacrimosa以外にもいくつかのバンドをプロデュースしています。


4thアルバムからアンヌ嬢を迎え入れ、二人での活動をしていきます。それまで歌詞はドイツ語だけでしたが、フィンランド人であるアンヌのためか、英語での歌詞が1、2曲入るようになります。

5thアルバムは、それまで作ってきた音楽のある意味、完成形となるように感じますが、Lacrimosaはこの後さらに飛躍します。

6thアルバム「Elodia」ではロンドンシンフォニー楽団と共演(指揮者はバッハのCDも出しているスネル氏)!本格的にクラシック音楽との融合になります。今でもLacrimosaの傑作と言われています。

それ以降、この路線を継続しており、一昨年「Revolution」を出したわけです。もちろんこのアルバムも傑作で、ティロ様はその歌声も作曲もアルバムごとに磨かれており、完全に自分の音楽を作り上げたと思います。

本当はもっといっぱい色々言いたいんだけど…切りがないからやめます←

じゃバイバイ(^-^)/
コメント
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