ここ何年かはサギソウを見に吉ケ池湿地に通っていましたが、ことしはもう一つ見たい花があったので森林公園に行くことにしました。
森林公園は吉ケ池湿地の北部に広がる466ヘクタールもある広大な公園で、その中にある植物園に何か所か湿地があり、サギソウも見ることができます。
湿地は日差しを遮る木々がないので撮影は大変ですが、サギソウを見ると撮影に暑さを忘れてしまいます。
1)サギソウ(鷺草、ラン科サギソウ属の湿地性の多年草)

2)シラサギが翼を広げた形に似ていることが名前の由来

3)垂れ下がった距の先端には蜜が溜まっている

4)距の長さに見合った長さの口吻を持つセスジスズメなどのスズメガ科昆虫が飛来して吸蜜する。
自然は良くできていますね。

5)たくさん咲いていた黄色いミミカキグサをバックに

6)吉ケ池湿地に比べて湿地に渡された木道の高さがあまり高くないので、サギソウも木道より高い位置にも咲いています

7)なのでこんな角度からも撮ることができます

8)さらに下から見上げるような角度でも

9)まさに鷺が飛んでいるかのように見えませんか

10)アップで飛翔する姿を

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12)環境省から準絶滅危惧種、愛知県では絶滅危惧Ⅱ類の指定を受けている

13)一つの茎から1から3輪の花をつける
これは3輪ですね。

14)分布は台湾、朝鮮半島、日本

15)日本では本州、四国、九州まで広く分布している

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ではもう一つのお目当ての野草園に向かいましょう。