2012年の1月から福島の天栄米をずっと食べていますが、その年か翌年の夏に近所のおばあちゃん(Cさん)から突然、天栄米というのはそんなに美味しいの??
と尋ねられたので、試しに食べてみて〜、と何キロかプレゼントしたんだけど、天栄米の味、風味をたいへん気に入ったようで、
それ以来、Cさんから電話でお米のご注文?が入ると(だいたい2ヶ月おきなんだけど)ご自宅まで天栄米を配達しに行ってました。
直近だと4月末か5月の連休中に配達に行ったはず。
いま、うちの近所の畑ではナスが採れ始めて美味しいので、ナスを持っていってあげようと3日前、Cさんの携帯に電話したのだけど、何度かけても「この番号は現在使われてません」と自動音声が言うので、さみしくすべてを悟りました。
翌日、娘さんに電話したら、母は7日前に静かに亡くなった、とのことでした。
横浜空襲を体験して記憶している昭和の初めのお生まれの方なので、もうこれは順番で仕方ないことですが、
嘘つきで、手のひら返しが必殺技の、強欲な老人が多い中で、
Cさんのような方が先に逝ってしまうのはとても残念です。
先ほどご自宅に伺わせていただき、お礼とお別れを言ってきました。
今度、Cさんから注文があった時に持って行くはずだった天栄米10キロを仏壇の横にお供えしました。
親世代の方が次々といなくなって淋しいです。