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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

『改革』 大好き世代

2007年05月01日 23時10分00秒 | Weblog
[個人史]: あれこれ

<改革!空騒ぎ体質>
小泉政権が発足し、 政財界等で 戦争を知らない世代 が 組織構造の頂点にならんでから 意味(実態)もなくやたらと 『改革』 の言葉を耳にする。

<腐敗体質>
国民の側につき 郵政民営化に反対した議員 を追い出しただけで 『自民党をぶっ壊した』 と言い、 内閣自ら 中央集権化 を進めているのに 『安倍総理大臣は中央集権の官僚内閣制をぶっ壊し..』 と偽りを云い続ける 政府・与党(自民党・公明党)の姿勢は 2005年衆院選同様に その 腐敗体質 は変わっていない。

<なぜ『改革』の言葉は甘美なのか?>
地方から 集団就職などで 人生早期から社会参加した(多くの) 戦争を知らない世代 と異なり、 最高学府を目指したインテリ層の世代にとっては 国家体制(含む旧来からの慣習)に反対 することが自分たちの存在価値を表明できる唯一の手段だった。

<企業社会の一員となって>
ふところには中国の『毛語録』を忍ばせながら 「革命家」 を気取っていた学生運動家たちは次々と姿を消し、 やがて彼らも就職し好景気に湧く日本社会の一員となったとき 「革命」 の言葉は煙のように消えた。 自分の実力を思い知らされたのだ。 親はもちろん 日本の戦後復興を担った人々(世代)には とても太刀打ち出来るものではなかった。
企業の中では、 前世代(団塊の親世代と昭和1桁世代) が 築きあげた 日本の 技術と企業文化を引き継いだ のである。

<改革無き解放!>
日本のバブル崩壊による不況が長引くほどに、 政財界における団塊の親世代は 『体力が残っているうちに息子に譲る』 行動が起こった。 親は退き、戦争を知らない息子たちが企業、政財界の頂点に立った。

頭(意見)を押さえつけられていた 息子達が頂点に立ったとき、 自分の実力を証明するべく 親世代が築いた 企業、政財界の社会構造 を 『改革』 と称して 否定(ぶっ壊し) 始めたのである。 気が付くと 自分自身の 「もの造り」 の経験(実績)も無かった...。

これは 北朝鮮も同じだったのだから、 やっぱりマネごとか? 結果も同じそうだ..。

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