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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

心配無用!開戦へ向かう 『ニッポンの国力』

2007年05月18日 23時11分06秒 | 格差社会と政治
戦後始めて 『国民投票法』 が成立し、 日本の開戦を合法とするための 憲法九条改正 が進められるわけだが、 国内政治お得意の 「 実績造り(開戦)」 は 改正前でもお構いなしにすぐにも始まる。

<尽きせぬ妄想>
戦争が始まったとて、 自分が最前線で敵軍と交戦している姿など考える者はいない。 考えても コンピュータゲーム 同様、 自分より弱く、簡単に死ぬ敵兵しか思い浮かべない。 対する自分は たとえ自軍が殲滅(せんめつ)状態になってもたった一人生き残り、 遠くの丘から 激しかった戦場を見下ろしながら 犠牲になった戦友たちを想って悲しむ姿を思い浮かべるだけだ。 撃たれて自分の身体から 血潮が吹き出る姿や 爆弾で自分の腕や足が引きちぎれた姿など 想像もしない。

<国亡軍最高司令官の夢>
首相であり、国軍最高司令官願望者に至っては、
地下深い強固な要塞の中で 眼前一杯に広がる 大型スクリーンを見渡しながら 部下に指示を与えている自分の姿を 美しく 想う。
なにせ我々は、 60数年前にただ一度負けただけで、数々の大国を相手にしても負け知らずの 神国ニッポン の血筋を引く者である。

<武器商人の高笑い>
親や祖父たちが話し聞かせてくれた 軍需景気 を自分の目で見る事ができる。
IT先進国ニッポンが開発した コンピュータ制御の最新兵器が 相手国の武器を打ち落とす姿を想像しては 神国ニッポン の国民として産れた事を誇りに思う。

いよいよ開戦間近となって 兵器の開発 だ。
この日の為に 団塊世代も多く 企業に残って貰った。 ”開発開始!” の命令を下すと、 団塊社員は 「自分は管理職専門だから 現場作業は判らない」 と答える。 まぁいい自分も同じだ。 こういうときは困ったときの米国頼みだ。 米国兵器を輸入して 日本政府に高く売ろう。 よほど粗利(あらり)が欲しいときには 北朝鮮 からでもこっそり安く買えば良い。

 ・・・・

自分自身が戦場で戦う事さえ考えなければ、 ニッポンの開戦は バラ色の夢見心地 だ。
メデタシ、メデタシ。

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<防衛省>海上幕僚長 米国中央軍司令部で講演

2007年05月18日 17時10分39秒 | 格差社会と政治
海上幕僚長 海外活動に意欲 (NHK) 5月18日 11時39分
【記事抜粋】 吉川海上幕僚長は17日、アメリカ軍の招きでフロリダ州タンパにある中央軍司令部を訪れ、米軍関係者や各国から派遣されている連絡官らおよそ70人を前に講演しました。
この中で、吉川海上幕僚長は、海上自衛隊がインド洋で行っているアメリカ軍などの艦艇に対する燃料の補給活動に関連して、「国際的な平和協力活動はことし1月の防衛省への昇格にあわせて自衛隊の本来の任務になった。
『テロとの戦い』への参加は今後の任務遂行に向けてすばらしい経験になっている」と述べました。そのうえで、吉川海上幕僚長は「憲法上の制約もあり、海上自衛隊が『テロとの戦い』のためにできることは限られている。最終的には政治的な議論になるが、海上自衛隊としてはあらゆる貢献への努力を惜しまない」と述べ、大量破壊兵器の拡散の防止など海外での活動に意欲を示しました。
[記事原文]

『テロとの戦い』 との表現を用いたが、
偽りの言いがかりをつけて イラク侵攻した米国(テロリスト)を 擁護し続け、 自衛隊本来の任務が ”日本国民を護るため 以前に、 海外での軍事活動” とは 実に正しい表現である。

解説: 『テロとの戦い』
「正義の無い テロリスト(米国ブッシュ)と 一緒に進める 侵略戦争活動」 の意。

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