[国民投票法]: 亡国政治 軍事拡大 格差社会拡大
参院での 国民投票法 が採決されたときには、 経済界関係者も傍聴していたのではないかと思うが、 軍事品は(末端の兵隊も含め)そのまま消耗品だから 軍需産業は儲かる事は確実である。
<軍需景気>
日本の軍国化推進派は 軍需景気 をももくろんでいるのだろうが、 真の軍需景気は 他国が武器購入してくれる事で始めて成立する。 戦中は 近隣アジア諸国への侵略行為と 軍が奪取した 『○資金』 によって国内は潤っただろうが、 敗戦が色濃くなって来た頃からは 国内の地方農民らから 食いつぶしていったようだ。
戦中は 志願兵 と共に、 徴兵制度 も活きていたが、 徴兵されたからとて皆が戦場に行った訳ではない。
商売人で有りながら 陸軍の士官 になりたかった 父 を持つ 60代中期の男性は 「オヤジは徴兵されて訓練を受けたときは 先輩士官に取り入っていたおかげで一度も殴られる事はなかったと自慢していた。 自分(父)も士官になりたかったが 商売があるから 訓練だけ受けて 兵隊にはならなかった(商売に戻った)」 と、 その父から聞いた事を話してくれた。
<兵士は人間であったか?>
実際に戦場(前線)で敵と戦ったのは 使い捨ての 貧乏人兵 が中心であったらしい。 加えて、 時の政府に対する 思想犯 や、 警察等に世話になった(逮捕された) 人など 戸籍に 赤文字 で記された人々ほど 最前線に送られたのだから どこまで 人間的な兵隊 として扱われたのかは知る由もない。 上官が 中央に報告する事無く 非人道的行為(殺戮・強制徴用) を命じたとしても、 赤文字戸籍が 親戚・家族に与える甚大な影響を考えれば 決して逆らう事もできない。
(戸籍に赤文字で記載された 親族 がいるだけで、 結婚も就職も出来ない 世相だ)
<兵役の有無>
たとえ地方でも 中央の軍事企業等 から 受注を受けていた工場等は 軍需景気の恩恵を受けていたが、そのせいで 終戦と共に仕事が無くなり 大変な生活苦に追い込まれたらしい。 もちろん 軍需品を製造しているのだから ”中央の富裕層・権力者の子弟同様に” たとえ戦時中でも 実際の戦地に送られる理由もない。
結局、 戦地に赴いたのは 軍人の監視下の学校で 軍国主義 を教え込まれた 軍国少年 が志願兵として..、 小作人など 貧しい農民家庭 は徴兵を機に 兵役 に服するといったところらしい。
<格差社会は軍事国家に欠かせない>
イラクに男女双方の若い兵士を送り続ける 米国 も同様であるが、 兵士を募るには 貧困家庭 が最も簡単である。 もしだれもが中流意識を持っていたなら 誰が好き好んで (殺し、殺される為に)戦場へ行きたいと願うものか。
私の時もそうであったが、
産業の無い 地方の少年たち は、貧しい家庭ほど 自衛隊 を有力な就職先に考えるのである。 日本の軍国化 を願う 政府・与党(自民党・公明党) が、 格差社会解消 に真実努力する事は あり得ない。 その理由で 格差社会を拡大こそすれ、 解消に尽力する必要などなかった訳だ。
(続)
参院での 国民投票法 が採決されたときには、 経済界関係者も傍聴していたのではないかと思うが、 軍事品は(末端の兵隊も含め)そのまま消耗品だから 軍需産業は儲かる事は確実である。
<軍需景気>
日本の軍国化推進派は 軍需景気 をももくろんでいるのだろうが、 真の軍需景気は 他国が武器購入してくれる事で始めて成立する。 戦中は 近隣アジア諸国への侵略行為と 軍が奪取した 『○資金』 によって国内は潤っただろうが、 敗戦が色濃くなって来た頃からは 国内の地方農民らから 食いつぶしていったようだ。
戦中は 志願兵 と共に、 徴兵制度 も活きていたが、 徴兵されたからとて皆が戦場に行った訳ではない。
商売人で有りながら 陸軍の士官 になりたかった 父 を持つ 60代中期の男性は 「オヤジは徴兵されて訓練を受けたときは 先輩士官に取り入っていたおかげで一度も殴られる事はなかったと自慢していた。 自分(父)も士官になりたかったが 商売があるから 訓練だけ受けて 兵隊にはならなかった(商売に戻った)」 と、 その父から聞いた事を話してくれた。
<兵士は人間であったか?>
実際に戦場(前線)で敵と戦ったのは 使い捨ての 貧乏人兵 が中心であったらしい。 加えて、 時の政府に対する 思想犯 や、 警察等に世話になった(逮捕された) 人など 戸籍に 赤文字 で記された人々ほど 最前線に送られたのだから どこまで 人間的な兵隊 として扱われたのかは知る由もない。 上官が 中央に報告する事無く 非人道的行為(殺戮・強制徴用) を命じたとしても、 赤文字戸籍が 親戚・家族に与える甚大な影響を考えれば 決して逆らう事もできない。
(戸籍に赤文字で記載された 親族 がいるだけで、 結婚も就職も出来ない 世相だ)
<兵役の有無>
たとえ地方でも 中央の軍事企業等 から 受注を受けていた工場等は 軍需景気の恩恵を受けていたが、そのせいで 終戦と共に仕事が無くなり 大変な生活苦に追い込まれたらしい。 もちろん 軍需品を製造しているのだから ”中央の富裕層・権力者の子弟同様に” たとえ戦時中でも 実際の戦地に送られる理由もない。
結局、 戦地に赴いたのは 軍人の監視下の学校で 軍国主義 を教え込まれた 軍国少年 が志願兵として..、 小作人など 貧しい農民家庭 は徴兵を機に 兵役 に服するといったところらしい。
<格差社会は軍事国家に欠かせない>
イラクに男女双方の若い兵士を送り続ける 米国 も同様であるが、 兵士を募るには 貧困家庭 が最も簡単である。 もしだれもが中流意識を持っていたなら 誰が好き好んで (殺し、殺される為に)戦場へ行きたいと願うものか。
私の時もそうであったが、
産業の無い 地方の少年たち は、貧しい家庭ほど 自衛隊 を有力な就職先に考えるのである。 日本の軍国化 を願う 政府・与党(自民党・公明党) が、 格差社会解消 に真実努力する事は あり得ない。 その理由で 格差社会を拡大こそすれ、 解消に尽力する必要などなかった訳だ。
(続)