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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<スプレー缶>業界の自主ルール と 公徳心教育と..

2007年01月15日 23時56分03秒 | 格差社会と政治
<スプレー缶>破裂防止に業界が自主ルール (毎日新聞) 1月15日13時29分配信
【見出し記事】 塗料、殺虫剤、整髪剤――。キャップに溝が付いたり、「ガス抜き」と記されたツマミのあるスプレー缶を目にするようになった。使用後に缶内のガスを抜くための装置で「中身排出機構」と呼ばれ、4月までに小型缶(容量100グラム未満)を除く全スプレー缶に取り付けられる。ゴミ収集の際、スプレー缶の破裂などに頭を悩ませていた自治体と業界団体が10年越しで議論した末の産物だ。【柴田真理子】(毎日新聞)
[記事全文]

自治体と業界団体が10年越しで議論した末の産物 との事だがそれだけで責任を果たしたと考えるなら 効果は薄いと思う。

『政府公報オンライン』 に掲載されている「 中身排出機構 」の様子を見ると手間がかかるのは一目瞭然だ。

手間を惜しまないなら これまでも今のままでも 中身を排出(エア抜き)をしてからゴミとして出すであろう。 スプレーボタンを押し続ける手間と時間だけで良いのだから..。
10年越しの議論の成果が あまり役に立たない どこかの 知的財産(特許等) ビジネスでは情けない。

自宅付近のゴミ集積所でも分別すらされていないゴミが頻繁に出る。 手間を惜しむからだ。 業界が自主ルールとして 「中身排出機構」 を付けたとして、手間を惜しむ こころ がある限り効果は薄いだろう。

テレビ・ラジオなどで スプレーの中身排出キャンペーンと ゴミ分別キャンペーンを欠かさず行う方が 業界活動への評価は高まる。 ( だが、学校のいじめ同様 家庭で躾(しつけ)られなかった人間が多いほど 改善への効果は薄い )

<短大生遺体切断>二転三転する殺害動機

2007年01月15日 23時06分50秒 | 格差社会と政治
<短大生遺体切断>妹の「歯科医になるのは人まねよ」に激高 (毎日新聞) 1月15日20時12分配信
【見出し記事】 東京都渋谷区の歯科医、武藤衛さん(62)宅で長女の短大生、亜澄さん(20)の切断遺体が見つかった事件で、次兄の予備校生、勇貴容疑者(21)=死体損壊容疑で逮捕=が「歯科医になるのは人のまねだ、と言われ怒りが爆発した」と供述していることが新たに分かった。警視庁捜査1課と代々木署は15日、勇貴容疑者を殺人容疑で再逮捕した。(毎日新聞)
[記事全文]

最初は「なじられた」 から 「予備校生扱いされた」、「妹の家族への口の聞き方」、そして 「人まね」 と言われた。 と、衝動の爆発点がコロコロ変わる。 まだまだ時間がかかりそうだ。

自宅三階の部屋に戻る妹を木刀で殴り、(話している途中で激高により) タオルで首を締め もがき苦しませたままの状態で 三階から二階に引きずり降ろし、(妹の意識のあるまま) 水を張った浴槽に沈めておぼれさせたということで その点は明らかになったようだ。(当初存在していた疑問が解けた)
但し、話し合っていた妹にタオルを掛ける必要があったのは 風呂あがりだったと言う事だろうか?

だがまだ疑問が残る。切断は関節ばかりでなく、妹の 胸や下腹部 まで切断している。 性的マニアックな猟奇性が存在している。

しかも逮捕され自宅を出る次男の表情からは 殺人を犯した との意識も罪悪感も感じられなかった。 カエルの解剖程度の罪悪感しかなかったように思えて不思議だった。(別に実行犯がいたのか?とさえ感じた)

つまり 激高で心神喪失した訳ではない 。 判っていて平気でそれ(殺人・切断)が出来たのだ。 最近頻発する 殺人・遺体切断・遺棄 事件と共通する。

( 長女の死と次男の犯行。二重の苦痛に苦しむ家族の心を想う )

現代世相として記録する。

関連時事
01/05 <短大生妹殺人> 社会世相を映す猟奇事件

<住基ネット>一件削除に最大3500万の奇異(再々)

2007年01月15日 19時15分24秒 | 格差社会と政治
日本版NSC、新組織案を提示へ (時事通信) 1月15日11時23分配信
【記事全文複写】 国家安全保障に関する官邸機能強化会議であいさつする小池百合子首相補佐官。外交・安全保障に関する基本戦略や方針を決める首相と関係4閣僚による会議の新設などを柱とする座長案を提示する(15日、首相官邸)(時事通信社)
[写真・記事全文]

日本版 NSCの動きも具体的になってきたいま 国民管理の基本ツール としての意義も出始めた ”住基ネット” だが、 前回記事 にコメントを頂いたので調査した。

頂いたコメントの SlashDotJapan<スラッシュドット・ジャパン> というのはこれ(<-クリック) らしい。 様々な指摘があって面白い。 そして 住基ネットを擁護 するコメントは稀少に見えるのだが..。

いずれにせよ ”1人削除に最大3500万円” が報道されても 政府・官僚・関係組織 は訂正発表もしないのだから 認めている のだろう。

頂いたコメントを参考にして 記事にすると、
> 住基ネットは、都道府県のサーバと、市町村のサーバとの間で、
> 定期的にデータを同期している模様で、
> 一人欠けたデータで、都道府県のサーバと同期しようとした場合、
> 都道府県のサーバは「データに異常あり」(=同期エラー)として、
> その市町村のデータを丸ごとはじくということになるみたい

これはこれで 意味のある理由である。(だから箕面市も悩むのだろう)
だが、単なる ”程度の低いシステム” であるとも云える。 駄作であり、いまの日本国内に蔓延している欠陥システムの一つだ。 税金をたれ流しするための 利権事業 である。

だがいくら つまらない理由を持ち出しても、現状のままデータを削除する 方法などいくらでも考えられる ではないか。

登録されたデータ内容を新規レコードと同じ状態にしてしまえば済む [ 但し、ロールバック永年禁止 ]。
( あるいは、氏名:不詳、生年:不詳、性別:不詳、住所:不詳 などに修正するだけだ )
離脱者の管理など そこいら辺に 置いてある パソコンででも管理できる (住基ネットサーバーの横に置け)。住基ネットで検索できない市民は、離脱者用システムで検索するだけ..。それくらい単純な事だ。

それなのに あれだこれだと(日本文化特有の) 無意味で機能しないシステムを作るから莫大な金額が発生し税金をドブに捨てるように 利権者へと流れ、かつ、情報は 悪用されたり、流出することになる。

高額なゼニを請求して市民や国民を惑わすほど 住基ネットを維持したい政府の真意とは何であるか!?

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12/09 <住基ネット>1人削除に最大3500万(無駄遣いシステム)
12/07 <住基ネット>大阪・箕面市は個人情報削除へ
12/06 <再び海外を模倣>危険な日本版NSCか(住基ネットもそのため?)
12/06 <住基ネット違憲判決>裁判官の自殺と上告と
12/03 <住基ネット訴訟>違憲判決の裁判長が自殺?!
09/18 嫌われ者ジョージィ(職場編)クビ!かい?!(1)

[個史] 飛行機に乗って - アンタに云われたくない!

2007年01月15日 15時15分09秒 | Weblog
小刻みに続く 飛行機の揺れ の様子をしばらく見ていたが、もう大丈夫そうだ。
他の乗客たちの様子を見回しても、皆一様に声もなく座っている。

そして窓側の席にへたり込む 若い女性 と目が合った。 彼女は不安そうな目で見つめてくる。
私はとっさに自分のシートベルトを外し、彼女の席へと駆け寄った。

" Are you alright? (大丈夫..?) " と尋ねると、
" No! I'm scared! I'm scared! ... (大丈夫じゃない! 怖いよう、怖いよう..)" 彼女は を繰り返すばかりだ。
彼女の訴えによると シートベルトを締める間もなく 天井に頭をぶつけてしまった と言うのだ。

とっさに昔耳にしたフレーズが頭をよぎった。
" Don't be afrid ! " 『怖がらないで!』(出典:「マコとガコの冒険」日本ブリタニカ )

ここまでは良かった。 彼女はうなずきながら次の言葉を期待している。
そして映画で看たスーパーマンの1シーンが思い浮かんだ( 実はこれが云ってみたかったのだ )。 だがいざとなると 字幕しか見ていなかったので 英語で何と云ったか判らない。

適当に見繕って(英文略)『 安心して。飛行機は一番安全な乗り物だから..』 と伝えた。

彼女は 文言解析に一瞬手間取ったようだが意志は伝わったらしい。 急に険しい表情に変わって思いっきり No!!(違う!) と云ってきた。
やはり 受け売り言葉 では相手を慰められない。 逆に怒らせてしまったようだ。

だがその事で自分の気持ちが戻ってきたのか彼女は席から立ち上がり、
『 成田に着いたら仕事は辞める! 』 『もう絶対やらない( "Never!" )』
"Never!, Never!" と繰り返しながら その若い客室乗務員は自分の持ち場に戻って行った..。

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01/15 [個史] 飛行機に乗って(4) ・・・ 本記事
01/15 [個史] 飛行機に乗って(3) - 「飛行機は一番安全..」
01/15 [個史] 飛行機に乗って(2) - シンガポールへ
01/14 [個史] 飛行機に乗って(1) - 無事着陸のたびに..

[個史] 飛行機に乗って - 「飛行機は一番安全..」

2007年01月15日 14時17分10秒 | Weblog
それは、飛行機最後尾のトイレでいつになく長い小用が始まったときだった。

早朝のシンガポールを発ち、そろそろ成田も近いと安心していたときだ。

ガタッ。ガタガタッ。ガタガタッ。ガタガタッ。
飛行機に乗り始めてから初めて体験する大きな揺れが続く。

小用のマトも怪しくなってきた。 途中で止めたり再放出を繰り返すのでなかなか終わらないのだ。 『尋常ならざる危険』を感じて 一時休戦 とばかりに揺れながらも手を洗ってトイレを出た。

シンガポールを出てからずっと 飛行機後部中央の横一列を陣取ってゴロゴロしていた自分の場所に戻り、座りかけたとき、 一人のお嬢さんも 私のとなりに座って良いか? と慌てて駆け寄って来た。
私は一つ中に移動して通路側の席を譲った。

私が自分のシートベルトを 「カチッ」 と締めた瞬間だった。 いきなり強烈な落下感が始まりその状態は 数秒間続いた。
エア・ポケットだ。 シートベルトが締まって居なければ間違いなく放り出されていた。

となりに座ったはずのお嬢さんを見ると席にいないではないか。
何処へ行った? と、 キョロキョロ探していると 彼女は通路を這いながら戻ってきた。 手を貸し、席に引っ張り上げ、再び飛ばされないようヒジ掛けをしっかりにぎらせたまま私がシートベルトを締めてあげた。

(続)

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01/15 [個史] 飛行機に乗って(4) - アンタに云われたくない!
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01/15 [個史] 飛行機に乗って(2) - シンガポールへ
01/14 [個史] 飛行機に乗って(1) - 無事着陸のたびに..

[個史] 飛行機に乗って - シンガポールへ

2007年01月15日 00時08分41秒 | Weblog
出発時刻を一時間以上も遅れて飛行機は夜の成田を飛び立った。
私にとって 初めての ”ツアーではない個人旅行” だった。 シンガポール到着は現地時間の深夜2時頃である。

機内から見る外の様子は 上下にぶ厚い雲が広がり ぽっかりと空いた雲と雲の中間を飛んでいるのだが 眩い光とともに大きなカミナリが上へ下へと走り 幻想的で ”何か” を予感させる景観だった。

シンガポールでは 「異国の地に自分一人」 と、自由気ままにあちらこちらを見て回った。 イザとなったら 中国語 で通じるかも知れないと考えられる分 米国よりも気の楽な国である。

日中、街を歩き回って ジーパンがすぐに汗で汚れそうだと感じ、着替え用のジーンズを買いにデパートに入った。幸いに 安いワゴンセール があったのでより安いジーパンが無いかと引っかき回していた時だ。

少し離れたところから 「あら? ○○さん。○○さんじゃないですか?」
「何やってるんですか?こんなとこで..」 と私を呼ぶ声が聞こえた。 私は下を向いたままで 『安いジーパン探してる』 とバツ悪く答えた。 (カッコ悪うぅ~~)

お茶に誘ってくれてしばらくの時間つき合ってくれたが、夫の赴任に伴ってシンガポールに住んでいた日本人だった。 それにしても、なんでこんな場所で(も)知ってる人物に出会うのか? と自分の行動範囲の狭さを知った。

そして結局シンガポールでは、前夜屋台で食べたマレーの焼きそばにでも当ったのか、 腹をこわして一日中ホテルで過ごしたくらいの出来事だけで日本に帰ることとなった。

(続)

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