若櫻部朝臣君足雪歌一首
天霧之 雪毛零奴可 灼然 此五柴尓 零巻乎将見
天霧らし 雪も降らぬか いちしろく このいつ柴に 降らまくを見む
若桜部朝臣君足の雪の歌一首
「雲や霧で空一面が曇っている。雪でも降らないか。勢いよく茂る小木に、はっきりと、降り積もるようすが見たいのだ」
天霧之 雪毛零奴可 灼然 此五柴尓 零巻乎将見
天霧らし 雪も降らぬか いちしろく このいつ柴に 降らまくを見む
若桜部朝臣君足の雪の歌一首
「雲や霧で空一面が曇っている。雪でも降らないか。勢いよく茂る小木に、はっきりと、降り積もるようすが見たいのだ」