大伴坂上郎女歌一首
酒杯尓 梅花浮 念共 飲而後者 落去登母与之
酒杯(さかづき)に 梅の花浮かべ 思ふどち 飲みての後は 散りぬともよし
大伴坂上郎女、歌一首
「杯に、ウメの花を浮かべて。気の合う者同士(今夜は呑みあかしましょうね)。酒宴のあとは(ウメの花には用はありません)。散っても構いませんわ」
酒杯尓 梅花浮 念共 飲而後者 落去登母与之
酒杯(さかづき)に 梅の花浮かべ 思ふどち 飲みての後は 散りぬともよし
大伴坂上郎女、歌一首
「杯に、ウメの花を浮かべて。気の合う者同士(今夜は呑みあかしましょうね)。酒宴のあとは(ウメの花には用はありません)。散っても構いませんわ」