大伴宿祢駿河麻呂歌一首
梅花 令落冬風 音耳 聞之吾妹乎 見良久志吉裳
梅の花 散らすあらしの 音のみに 聞きし我妹を 見らくしよしも
大伴宿祢駿河麻呂、歌一首
「ウメの花を、散らすほどの暴風雨だ。(屋敷にこもって、嵐の)音だけを聞いて(怖がっているであろう)僕の妻を、(訪ねて)見てあげたいがその手段がない」
梅花 令落冬風 音耳 聞之吾妹乎 見良久志吉裳
梅の花 散らすあらしの 音のみに 聞きし我妹を 見らくしよしも
大伴宿祢駿河麻呂、歌一首
「ウメの花を、散らすほどの暴風雨だ。(屋敷にこもって、嵐の)音だけを聞いて(怖がっているであろう)僕の妻を、(訪ねて)見てあげたいがその手段がない」