なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

時間を無駄にする奉仕者たち

2008年05月04日 01時28分14秒 | 批判的意見
2008年1月14日に始まる週の奉仕会で、「宣教のための時間を有効に活用する」という王国宣教の記事が扱われました。

残された時が少なくなっており、宣教奉仕のために予定した時間を有効に活用するための助言が載せられていました。

要約すると、こんな内容です。

・必要な出版物を用意し、証言の仕方を考えておく。
・野外奉仕のための集まりは長くならないようにする。
・集まりが終わったらすぐに区域に出かける。
・グループと一緒に働く場合、一方が証言し終えるのを他方が待つことがないようにする。
・議論好きな人の話は巧みに切り上げ、改めて訪問する。

「大規模な霊的収穫」という業がまもなく終わるため、自分の時間を有効に用いるようにしましょう、と励まされました。


この記事の内容に異論はありません。
仕事や家事を調整して、せっかく奉仕に時間を割り当てたのですから、時間を最大限有効に活用したいものですよね。


でも、この記事の内容は、うちの会衆にまったく当てはまらないんですよ。

奉仕区域の広さに対して、奉仕者の数が非常に多いんですね。
網羅率が一ヶ月を切らないように区域を調整しているせいで、「群れの奉仕」に出ても実際に「家から家への奉仕」に出るのは30分程度、ひどいときには1~2軒しか入らないこともあります。
残りの時間は「再訪問」や「留守宅」などに回しています。

再訪問・留守宅は2組で車に乗って移動するのですが、片方が証言しているとき、片方が車でずっと待っていることもあります。

再訪問や留守宅と言ってもそんなに数があるわけではないですから、なるべくのんびり移動して時間を稼いだり、今行っても絶対にいないと分かっている留守宅にわざわざ訪問したりしています。

大して疲れてもいないのに、マックやミスドで休憩することも日常茶飯事。
会衆の用事(振込や買い物)もすべて奉仕中にやってます。
もちろん、その時間を奉仕時間から引いたりなどしません。

多くの開拓者にとって「時間を入れる」ことが最優先ですから、どんな手段を講じてでも時間をつぶそうとしているようです。

こうした現状で区域が飽和状態にも関わらず、相変わらず集会では開拓者・補助開拓者を目指すよう励まされています。

家の人を考えた奉仕ではなく、奉仕者の自己満足のための取り決めにしか見えないのは、「消極的な見方」でしょうか。


ちなみに、全国どの区域でもこんな状況ではなく、区域の広さに大して奉仕者が少ないところはもっとしっかりとした奉仕が行われているはずです。

僕は以前、田舎で奉仕していたのですが、真夏でも真冬でも「家から家の奉仕」で2~3時間歩き続け、休憩はほとんどありませんでした。
でも、その方が充実感はありましたけどね。

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1 コメント

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件数より時間 (オトカ)
2009-11-27 00:05:44
そうですね。

どちらかと言うと、開拓者は時間重視です。
時間入ったら、月の半ばでも出なくなりますし(笑)


奉仕の網羅体制も、イマイチです。
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