なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

親がエホバの証人になったら

2009年10月27日 01時42分13秒 | 批判的意見
以前、「学校とエホバの証人」のブロシュアーについて、そしてその記事の補足を載せましたが、先日受け取った「ものみの塔」誌 2010年1月15日号 15ページの写真を見て、また子供の頃の嫌な思い出を思い出してしまいました。

なら雑誌を見なきゃいいのに、ネタ探しでつい見ちゃうんですよね。

親がエホバの証人になってしまうと、子供もエホバの証人のマニュアルに沿った生活を強いられることになります。

親の言うことを聞けば「永遠のパラダイスが待っている」、反抗すれば「ハルマゲドンで滅ぼされる」と幼い頃から強烈にマインドコントロールされ、子供は学校でも親の教えられたとおりに行動する必要があるわけです。

例えば、エホバの証人は校歌を歌うことが学校崇拝になると考えているので歌いません。

「僕は聖書を勉強していて、校歌を歌うのはエホバ神ではなく学校を崇拝していることになるので歌えません」のように先生に「証言」しなければならないわけです。

それを「自分の意志で(決定で)やっている」と言われても、先生は気づいていますよね。親にやらされてるって。

その他にも
・国歌斉唱
・運動会での応援合戦や騎馬戦
・柔道や剣道などの授業
をしてはならないなど、様々な「中立の問題」に直面することになります。

それ以外にもこの画像にあるように、年中 何かしら禁止されている行事に直面していました。
学校とエホバの証人

自分もこのような環境で育ったわけですので、学校は楽しかったことがある反面、このような つらい面を思い出してしまいます。

今考えると、「このような行動を神が喜んでいる」とは心から思ったことはないですね。ただ耐えてただけで、時が過ぎて欲しいと感じていました。

集会に参加している子供たち、特に研究し始めた母親の子供を見るたびに、これらの子供も犠牲になってしまうのか、と複雑な気分になります。

以前、K兄弟と話したとき、「親が信じるのは勝手だけど子供に強要するのは許せない」と言っていました。

僕もそのように感じており、同じ思いをして欲しくないと思うのですが、自分では何もできないのがもどかしいと思っています。