こんばんは。子供の幼稚園のお弁当が始まってヒイヒイ言っているうちに気づいたら32歳の筆者でございます。
すなわち日付変って今日が誕生日、午前11時10分になったら正式に32歳になります。
お待たせしましたッ。今年のメリーモナーク、カネアウアナ入賞チームのご紹介です。
【第1位】
11. Halau Na Kamalei O Lililehua - Kumu Robert Uluwehionapuaikawekiuokalani Cazimero
"Le'ahi"
世界中の観客の期待と予想にバッチリ応えて下さいました。
ロバート・カジメロ様率いる40周年のHalau Na Kamalei O Lililehuaが、10年ぶりの出場にして貫禄の第1位です
もちろん日本のフラ雑誌のスタッフの皆さんも思いっきり予想していらしたようで、ちょうどメリモの真っ最中に出た最新号をゲットしてみたところ、フラレアは巻頭のクムフラインタビューがロバート様ですし、フラヘヴンは映画『ハウマーナ』監督のケオさんのインタビューを掲載しておられました。
っていうかフラレアの記事やツイッター読んでて唖然としたんですけど、
日本人愛好家の中にはロバート様をご存知ない方がいらっしゃるってマジすか。
いや、ヤバいっしょそれ。フラをやっていながらロバート様を知らないなんて、
ディズニー好きを自称してるくせにミッキーとミニーの区別がつかないのと同じくらいヤバいって。
業界じゃチップとデールの区別がつかないだけでもニワカ扱いされるのに……ってそっちの業界の話はさておき。
もしも本当にそういう方がいらっしゃるのでしたら、是非この機会にロバート様やブラザーズ・カジメロのCDを聴き、前回=2005年出場時のナー・カマレイの皆さんの踊りをご覧になる事を強くおススメします。
ハワイの方々は皆さんロバート様が大好きで、じっさい音楽でもフラでもロバート様の作品に触れると、こんなにも愛されている理由が実感出来るはずです。
メリモでキモさんがロバート様を紹介するときだって、もういちいち愛と尊敬の念がにじみ出まくりだったもんなぁ。
この画像の一番右でベースを弾いてらっしゃるのがロバート様です
この時のロバート様が「超ノリノリで楽しそうだった」とは母マミちゃんの弁。
ちなみに、そのお隣にいらっしゃるのが私が慕い過ぎてご本人と対面すると目も合わせられないマヌ・ボイド様です
(笑)
この時のステージは本当に素晴らしかったです。
この世のものとは思えぬほど神聖で荘厳な雰囲気に満ちていたカヒコとはガラリと異なり、アウアナはダンサーさん一人ひとりが心から楽しんでいらっしゃるのが伝わって来るハッピーな演技でした。
ダンサーの方々から自然にこぼれ出る満面の笑みは、何度も繰り返される「♪うへうへね~♪」という歌詞にピッタリです!
振付も遊び心がたっぷりで、観ている方も思わず笑顔がこぼれます。
それにしてもこのクオリティはマジ半端ない!!
楽しい振付を軽やかに踊りつつも、完璧な一体感ですし、若手ダンサーさんまで含めて全員あの紳士的でスマートなロバート様スタイルのフラが完全にモノになっています。
「『スタイル』とはカホロが3歩か4歩かみたいな『カタチ』だけじゃなくて『ニオイ』なのよ、いくらカタチだけ同じにしてもニオイが違ったら同じスタイルとは言わないのよ」という私の口癖じゃないですけど、HNKOLの皆さんは本当の意味で「ロバート様のスタイル」になっているからこそ、これほどの一体感を出せるんですねえ。
そしてダンサーの皆さんのこの自然な笑顔がいいですね。
実際には振付のレベルが高いのはもちろん、そこに立体的なフォーメーションもついているのに、ダンサーさんの表情はあくまでも軽やかで爽やかなんですなぁ。
などとベラベラ喋っていると画像の紹介が全く進まないので、とりあえず羅列しましょう。
これでも実際に撮影した物のごく一部です(笑)。
最初から最後まで観客のハートをガッチリ掴む魅力に溢れた演技だったなぁ。
キモさんの〆のMCも完全に感極まってました(笑)。
【第2位】
16. Halau Hula 'O Kahikilaulani - Kumu Nahokuokalani Gaspang
"Kauoha Mai"
レナ・マシャードさんの有名な失恋ソングをメチャクチャ楽しく踊ったカヒキラウラニの皆さんが2位。
これも個人的には至極納得の結果でした。
ってそれにしても泣き過ぎ!!(笑)
確かに意味にはこれ以上なく合ってるんですけど、ココまで泣くか~ッ!(※絶賛している)
そして、このコミカルな振付で笑いを取るだけには留まらず、実力あるダンサーさん達が踊る事でハイレベルなパフォーマンスとなっているのがカヒキラウラニのすごい所です。
だからメチャクチャ面白いのにカッコいいんですね。
ケアリイさんのいらっしゃる審査員席の前でIpo Lei Momiの「シーッ!」をやるのがニクいねえ。
というよりもカイホイがイポレイモミだって時点でそーとーニクい。
要するに昼メロのごとくドアのあっちとこっちに視点が切り替わってるわけだ。ひぇ~。
センスが秀逸すぎますぜ、ナホクさん!
【第3位】
28. Ka Leo O Laka I Ka Hikina O Ka La - Kumu Kaleo Trinidad
"Ho'oheno Keia No Beauty (Beauty Hula)"
カヒコに引き続きアウアナでも例年以上に気合い入りまくりのカレオさんとこが3位でした。
っていうかコレは明らかに気合いが入り過ぎっしょ、カレオさん。
イプとカラアウの二重奏ですぜ。そのうえ振付にしてもフォーメーションにしても、物凄く込み入った難しい事を大人数でこなしていて、もちろん凄いっすね流石っすねという感想ではあったのですが、それにしてもあまりにも色んな事が盛り込まれ過ぎて却ってまとまりが無いように見えたのは、私の頭脳が単細胞だからでしょうか。
衣装にも色々盛り込んでる感じが現れている気がします。
【第4位】
22. Halau Na Mamo O Pu'uanahulu - Kumu William Kahakuleilehua Haunu'u "Sonny" Ching & Lopaka Igarta-De Vera
"Anapau"
女王の
特定の身体部位にまつわるチャントを元にした曲で第4位に入賞したサニーさん&ローパカさんのチームです。
この「特定の身体部位」をうたったチャントで踊るカヒコを昔、あるテレビ番組のフラ講座で取り上げてまして、いちいちオブラートに包むの大変だなぁとか、本当の意味を解説しないと意味が無いんじゃないかなぁとか色々悩み過ぎてほとんど熱が出そうになったのを思い出しました。
どの番組の事か思い当たる方も多いと思いますので、具体的な感想は控えさせて頂きます(爆)。
ともあれこの演目は本当に面白かった!
(いえ、王族の特定の身体部位の話はあくまでも王家の血統の繁栄を願った真面目な話なんですけどね)
ダンサーの皆さんの表現力も素晴らしかったです。
そして舞台袖には満面の笑み、というより完全にニヤニヤしながら歌詞を口ずさんでおられるクムお二人の姿が。アンタも好きね~。
さっき私も一応一生懸命「真面目な話だ」と書いてみたし、メリモのプログラムの紹介文にもそういう事が書いてあるけど、この笑顔は絶対それだけじゃないだろ~!うりうり~!!(※肘でグリグリと小突いている)と突っ込みたくなるようなステキな表情のお二人です。
いやはや、今年のカネは本当にレベルが高かったですなぁ。
HNKOLが出場するという事で他の皆さんもひときわ気合いが入ったのではないか、と考えるのは穿ち過ぎというものでしょうか?
さて、受賞チームのご紹介が終わった所で、全出場者について少しずつ言及して参りたいと思います。
引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
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