舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

夢をかなえるゾウ

2008-12-12 02:38:08 | 徒然話
今日は敬愛する古田新太さんのドラマ『夢をかなえるゾウ』の日でした。
もともと古田さんが好きだったために見始めたドラマだったけど(「関西弁を喋るインドの象の神様」なんてけったいな役柄この人じゃなきゃ出来んぞ)、回を追うごとにドラマじたいもけっこう面白くなってきて楽しみに見ておりますです。

古田さんasガネーシャはヒロインのOLのもとに降臨して「夢を叶えるための課題」を次々と彼女に課す...のはいいんですが、パッと見たんなるヒモ男です(笑)。
神様のくせにヒロインから金を無心し、飯を作れ(しかも30分以内で)などとこき使い、肝心の課題も効果があるのやら無いのやら覚束無いような胡散臭い代物ばかり。
しかしそこはさすが神様、なんだかんだいってるうちに課題をこなす毎にヒロインはなんとなく成長し、魅力ある女性に変貌しつつあります。

このドラマの中での密かな楽しみは、このヒロインと会社の同僚・アミダさんの掛け合いです。殆ど漫才を見ているよう。本人たちは罵りあっているつもりなんでしょうが、端から見ると微笑ましいったらありません。
こりゃ二人がくっつくのも時間の問題だと思いきや(じっさいヒロインの方はその気になったことだし)、なんと今日のエピソードの中でアミダに彼女がいることが発覚したのです!!

オイィィィ、ふざけるなアミダ。彼女のいる男がヒロインの家に気楽に上がり込んだり朝まで付き合ったり(※いたって健全な付き合い)してるんじゃな~~~~い!!!(怒)
ヒロインの気持を考えてやれ莫迦男~~~!!!

.........いかん。私、キャラ変わってる。
私は本来「けっ、そんな手近なとこで手を打とうとするからいけないんじゃい」と冷笑するタイプのはずだ。ヒロインの片思いに同情している場合じゃない。
こりゃアレしか考えつかん。私ったら完全に色恋が中学生レベルな土方歳三さんに感化されてます(笑)。


まあしかし、しょせん色恋沙汰は私の担当外。
私にとってドラマの白眉はけっきょく、古田さん演じる神様ガネーシャの一挙手一投足に尽きます。
今日なんて煙草買いにいって「パスモとタスポ一緒にならんかなぁ」とかあんた本当にインドの神様か的なことをぼやいてるし、周りの空気を読まずに「カレーパーティーだぁ~~~!!!」とか言って一人で盛り上がるし、神様だから何でもお見通しとはいえ家でゴロゴロ飲んだくれてるし、ツッコミどころ満載すぎる神様で素敵です。
服装も安っぽい冠とかベタな上着取ったらただの「休日に家でゴロゴロするおっさん」ファッションだしね(笑)。

こう書くとひたすらダメな人っぽいのに、いざとなると心にしみる金言を与えてくださるのですからやはりありがたい神様です。必要に応じてマリー・アントワネットや織田信長を呼び出してくれるし(笑)。
ただそういう歴史上の人物が来ると今度は彼らと飲んだくれたりするんですがね。

ヒロインはそんなガネーシャにいちいちキレたり呆れたりしてるんですが、私だったら歴史上の人物と飲める機会などそうそうないから、渡りに船とばかりに酒席に加わらせていただきますぞ。

燃えよ剣

2008-12-11 01:55:19 | ぼくはこんな本を読んできた
今更ながら司馬遼太郎『燃えよ剣』を読んでおります。
って、ほんとに今更だなオイ。新選組ものといえば『燃えよ剣』じゃないのさ。よく今までコレ読まないで新選組が好きとかのたまってたものです。
聖書読まないで「キリスト教の教えには共感できる」とか言ってるようなものですぜ。

しかも私のハワイ語の先生・フセボ先生は司馬遼太郎をこよなく敬愛していらっしゃるというのに今まで読もうとしなかったなんて弟子失格です。
じつはこれまでも読もうかと思ったんですが、あまりの著作の多さにどこから手をつけたらいいものやら分らず、先延ばしにしていたのです。
いや、新選組好きとして『燃えよ剣』から手をつけりゃ良かったんだよなあ、最初から素直に。
「読み始めましたよ」と先生にご報告したら、いたく喜んでおいででした。

自分の取っ掛かりの遅さに後悔しきりなのは、ひとえにこの小説が前代未聞に面白いからです。
天下の司馬遼太郎に向かって面白いっちゃないんだけどさ(笑)。
それにしてもここまで面白いとは思わなかった。私がこれを読んでると「趣味が渋い」とか「コムスメの読むタイプじゃない」なんて言われるけど、とんでもないです。活字が好きな人なら誰が読んでも面白いですよこりゃ。
歴史が苦手な人も間違いなく楽しめるはずです。
まあ人物が大量に出てくると覚えられない私としては、もともと好きな新選組の物語だったおかげで苦労なく読めるというのもあるんですがね。
土方さんと沖田さんだけじゃなくて、新見さんとか山南さんとかたしょうマニアックなキャラクターまで知っているからこそ途中で「だ、だ、誰この人」とならずに読み進められるのかもしれません。
そういう意味では、ある程度予備知識を得てからこの小説に入って良かったのかも。


ところで本来私が好きなのは本来斉藤一さんです。主に浅田次郎さんの描いた人物像に影響されてですが。
なのに、なのにどうしましょう。
『燃えよ剣』読んだら土方さんに惚れてまうやろ~~~!!!!!

ヤバいです。なかば予想はしておりましたが、これを読んでしまったらもはや土方さんに惚れずにはいられません。
それも真っ直ぐな志とか侠気溢れるとことか喧嘩に強いとことか冷酷無比の統率能力とかではなく、土方さんの可愛さにやられてしまったから質が悪いです(笑)。

クラークケント(スーパーマンの世を忍ぶ仮の姿)が好きなことからもおわかりのとおり、私は完全無欠の(ように見える)人が持ってるダメ要素に弱い(笑)。
土方さんときたら、向かうところ敵なしの鬼の副長であってくれりゃあいいものを、私のドツボにはまるとこにガチでダメ要素が満載なんですわ。
特に俳句の才能。(爆)

土方さんがむっつりと自室にこもっていると隊士たちは怯えるわけですが、実はこの人、こっそり隠れて俳句を苦吟してるんです。
しかも才能の方はぶっちゃけからっきしで(←なにしろダメ要素に弱いから、土方さんに俳句の才があるんじゃ嫌なのだ)、特に恋の句など中学生レベルです(笑)。
か、かわいい。かわいすぎる。中学生レベルの恋の句に比例して、色恋沙汰に関してとことん不器用なところもたまりません。
新撰組副長としての顔とのギャップが、ギャップが.........!!!(←悶絶)
激しく身悶えしながら池田屋事件決行の辺まで読み進んだところです。

しかし残念ながら、もともと新選組好きである私は彼が今後どのような末路をたどるか、悲しいくらい知ってます。
だからこそ今まであまり深入りし過ぎないようにしてたというのはありますな(その点斉藤一さんは維新後も生き延び、ちゃんとした職を得てけっこう長生きしましたからね)。

悲惨な運命に見舞われた人の多い新選組の中でも、この人の最期はとりわけ壮絶です。
ああ、最後まで読むのが辛い。しかし惚れてしまった以上、最後まで突き進まぬわけにはいきますまいな。


知れば迷ひ知らねば迷はぬ恋の道。
(※注:これぞ土方さんの恋の句。も、も、も、萌え~~~~~!!!)

鍋ドリンカー

2008-12-10 02:49:44 | 美食礼讃
今夜は家ですき焼き鍋を作りました。
幸い「すきやき風味の水っぽい煮物」だったのは初代だけで、それ以降は今のところ無事に出来上がってくれております。

すき焼きのタレは今半を使用。「なだ万」のタレもこないだ東武で見つけたけど、今半が美味しかったのでほかは未体験です。
最初に脂を引いて牛肉をちょっと並べ、タレと日本酒をかけて焼くのです。

そう、この日本酒。これこそがすき焼きの美味しさをアップさせる重要アイテムです。
肉を柔らかくする効果はあるし、お酒の芳香が残って風味を増すし(←かけ過ぎだ。ソレぜったいかけ過ぎだ)。

今日など鍋が終わったあと残った具材にご飯を加えておじやを作る時にも日本酒を加えてみました。
むううぅぅぅ、美味ッ!!!

まったく、日本酒ひとつでこんなに美味しくなるなんて。
ご飯にお酒の風味がプラスされ、ますます食欲を増幅させる代物が完成いたしました

って、ヤバいじゃん。
まるっきりキッチンドリンカー、もとい鍋ドリンカーの様相を呈してないか、私。
そもそも日本酒は頂き物を飲む人がいなくて(母はウィスキー、私はワインの人間ですからね)余っていて勿体ないからと入れ始めたものだった筈でした。
それなのにこんな美味しさを知ってしまうなんて。これでは無くなったらわざわざ新しい日本酒を買い求めかねません。

何より怖いのは、いつか日本酒を普通に飲んでも美味い事に気づいてしまう日です。
今まで冠婚葬祭の乾杯用にしか日本酒を嗜まなかったこの私が、これをきっかけに「あら、日本酒も意外とイケるじゃん」と考えるようになるのが滅法怖いですね。

......と、とりあえず、いくら日本酒をぶち込んでも試しに飲んでみようなどとは思わないようにしよう.......。

べつに恨みはないけれど

2008-12-09 02:44:09 | ダンス話&スタジオM
無事秋イベントがひととおり終わったところで、来年初頭のイベントのための衣装の準備が始まっております。

いつもの春イベント(骨髄バンクとか)だけならこんなに急いで次に入らなくてもいいんですが、何しろこの年始イベントが予想外に突然決まったもので、締め切りが一気に前倒しになってしまったのです
来年いよいよデビューする人もいるし産休明けの生徒さんもいるし、どうせだったら1月から新しい衣装を使えるようにしようと思ったからサア大変。
先日述べたように、アイディアが浮かばないマミちゃんは手がつけられなくなりますし(笑)。

幸いインスピレーションも無事下ったところで、洋服屋さんに製作をお願いしております。
例によって例のごとく私がデザイン画を描いてご説明。スカートの分量から生地の使い方まできっちり図解します。


ところで、我々が作る(マミちゃんが発案し私が描く)デザイン画にはほとんど必ず書き加えられる一言があります。
それは「生地をパウスカートのようには使わないで」という文言です。

いえ、べつにパウスカートに恨みがあるわけじゃないんですが(笑)、個人的遺恨を持っていると思われかねないほど執念深く毎回この言葉を刻んでおります。

我々はパウスカートに恨みはないけど、まあ素敵だとは思わないですな、ぶっちゃけ。

パウスカートはフラの指定レッスン着のように言われてるけど、我々はそう思いません。いつも書いておりますね。
その証拠?にレッスン時の見本役である我々はほとんどパウスカートを着用していません。パウスカートはフラにおいて重要な動きの幾つかを覆い隠してしまう(またはカムフラージュしてしまう)ため、見本の服装として適切ではないのです。
ということは、生徒さんたちも自分の動作をチェックするためにはパウスカートは必ずしも良くないというわけです。

そんな実用面以前に、パウスカートはダンサーを美しく見せる効果が皆無です
もちろん分量などに工夫を加えることによって、ある程度はマシにできます。でも所詮は「マシ」レベルであって、ダンサーを美しく見せるために最適なレベルまで高めるのは無理です。

この「工夫」が行き過ぎて形を変える(フレアスカートにする、ウェスト履きにするなど)にしたらそれはもはや「パウ」ではありません。そこまでしてパウに拘泥しなくても。
というわけで、我々はパウスカートとはなるたけ離れた場所で「ダンサーを美しく見せる衣装」を追求しているのです。

フラの衣装というと意味がどうのとか時代背景がこうのとかばかり言う人がとてもとても多いですが、そもそも美しくないことには意味がありません。
第一の目的はお客さまに見せることですからね。神聖な場所に捧げるためではなく(笑)。いや、捧げものとして踊るにしたって、意味的な正しさ云々より美しいものを捧げた方が神様だって喜ぶはずです。

美しく見せるためには第一にシルエットが美しいことが重要なわけですが、今回新しいグループの衣装を作ってみて、生地の入れ方も大きなウェイトを占めていると再認識しました。
同じ生地でも柄の入れ方によってまったく違ってきます。同じデザインで同じ生地なのに素敵かダサイかの命運が分れてしまうほどです。

どういう入れ方をすべきかは生地によって違いますので、たとえば或る生地では効果的だった入れ方も、他の生地で同じことをしたらその割じゃなかったということも多々あり得ます。
だから安直に二匹目のドジョウを試みるのではなく、自分のセンスに恃んで一つひとつの生地に相応しい入れ方を見つける必要があるのです。

マミちゃんは生地を見るとだいたいどういう入れ方が最適か即興で言い当てられますが、その代わり、私にその芸当が出来ないのを莫迦にします。
だからデザインを図解する時だって、不適切な柄の描き込み方をすりゃ容赦なくダメ出しされます(笑)。どうでもいいことに対しては感動的に無関心なくせに、自分の領域に対しては異常に細かいんだな、この人は。

本日はお日柄も良く

2008-12-08 00:50:11 | ダンス話&スタジオM
ホテル東日本宇都宮にて、生徒さんのご子息の披露宴で踊ってきました♪

会場入りは朝の9時半です。私あたりの感覚からするとものすごく早かったにもかかわらず、ホテルの中は驚くほど混んでいました。
それもそのはず、今日はお日柄の良い「友引」の日曜日。いろんな方の結婚式がこの日に集中したのでしょう。
我々が踊ったのはその中でも最も大きな会場での披露宴でした。

早変わり道具を運び込むべく開場前に部屋に入ると、シャンデリアが下がる洋物の会場が完璧な和の世界に変身していました。
どうも新婦のご親族のたっての希望で、和食の披露宴になったのだとか。
金屏風のかわりにシックな御簾風のスクリーンが並べてあったのがいいセンスでしたね。

会場を見ると一人ずつ散り散りになって踊れる程度には通路が広いことが分ったため、予定どおりステージ上で踊らない人は各自客席の間を縫って踊ることになりました。
つまり孤独の世界なうえに方角も人によってバラバラ。こりゃ完璧に覚えてなくちゃ太刀打ちできんぞ。でも大丈夫、出演者は皆さん普段から毎週2~3回練習しているメンバーですもの。

どの曲の時にだいたいどの辺で踊るか簡単に決めた後、いったん上の階の控室に入りました。
そこで一曲目の支度を済ませ、衣装を覆う長いコートを着込んでさりげなく会場に戻るのです。

って、どうしましょう。
皆さん全然さりげなくありません。上着が短くて衣装が丸見えです。
うわ、衣装が隠れる上着を着てって言ったのに...と思ってフト気づきました。
もしや一般の方は我々のようなフルレングスのコートを持っていらっしゃらないのでしょうか。

フルレングスもフルレングス、マミちゃんのは仰々しいコートに大きなフードまでついて魔女のようですし、私のにいたっては裾がマントよろしくはためくうえフードが母以上に大きくてほぼディメンターです。
....確かにこんなもの着て来いと言う方が無茶だ(笑)。

さりげなくなりきれなかったため、会場の壁沿いではなくバックステージを通って中に入ることにしました。
遠回りにはなるけど、確かにこの方が早変わりする衝立の裏にダイレクトに出られてスマートですね。
しかし全くスマートでない我々二人がいるうえ、人数の割に早変わり用のスペースがものすごく狭く、「おしりとおしりでおしりあい」状態のまま出演の時が来るのを待ちました。

お友達の挨拶などがひととおり終わった後、いよいよ我々の余興です。
まず前半はフラ。エレガントな白黒のドレスと可愛いイエローのドレスの二手にわかれ、比較的アップテンポの曲を分担して踊り、季節柄クリスマスソングも踊りました。
目の前にうら若い男性の多いテーブルがあって、「かわいー」などと言いながら盛り上がっていただきましたよ。

しかしその後に続いたベリーダンスはうら若い男性はチト目の遣り場に困ったようです(笑)。
まあカブリツキのテーブルだからね....。目の前の方としてはどういう顔で見たらいいものか困惑されるかもしれません。

むしろ、ステージの下を練り歩いて出張した先のテーブルの方々はノリノリで出迎えてくださいました♪
特に出演者の会社関係のテーブルの方。今日出演した生徒さんの勤め先の社長さんなど面識のある(しかし彼女の踊りを見たことはない)方々が、満面の笑みでそうとう嬉しそうに彼女を見ていました。

ベリーダンスを踊っているとどこからともなくビデオカメラを構えた人が増え、足下から舐めるように撮っていたのが印象的でした。
さぞ面白いビデオになったにちがいありません。主催者の方で撮影してくださったビデオだそうなので、拝見するのを楽しみに待つとしましょう。

怒濤の5週連続イベント

2008-12-07 03:20:49 | ダンス話&スタジオM
正確には「リハーサル→イベント→リハーサル→イベント→イベント」の5週間だったんですけどね。
その5週の最終日曜日がついに明日となりました。

明日のイベントは「イベント」というよりはプライベートな領域に近くて、十年来の生徒さんのご子息の結婚式で踊ることになったのです。
以前その生徒さんと一緒にハワイに行った人や日頃一緒のクラスでレッスンしているメンバーが、はなむけに踊らせていただきますです。

前週が元気あっぷむらのイベントだったためいつもの直前リハーサルができず、この一週間で各自の出る曲を決めて立ち位置を作り練習までしました。
一番大変だったのは、ステージのサイズだけはさすがに分るんですが「ステージ横の階段の数および場所」「客席の空きスペースの有無」などの詳細が、明日会場に行ってみないとハッキリしないことですね。
だからある程度想像の範疇でやるしかないってことで。レッスンでも何パターンかを予測していろいろ試してみました。

ステージ上だけで踊れればそれに越したことはないんですが、会場がものすごく大きい上に出演者の割にステージが小さいので、より多くの方にご覧いただけるためにも一部の人は踊りの最中で外回りを担当します。
どういう風に外を回るかは明日行ってみないことにはまったく分らないので、とりあえず明日頑張ります

オフシーズンの悲喜

2008-12-06 03:03:15 | 徒然話
ホンダが今季限りのF1撤退を発表しました

40年以上前の参戦以来、途中に休止期間をおきながらとはいえ長きに渡ってF1界で活躍してきた日本勢の撤退は、なんとも切ないものがありますな。
普段とりわけ日本チームびいきでない私でさえ寂しく思いますもの。

ホンダの撤退にはやはり昨今の金融危機が暗い影を落としているようですが、そうでなくてももともと売上の割に数百億円というF1への出費が厳しかったらしいです。
チームの新たな買い手も見つからず、あえなく撤退になってしまったのだとか。

むぅ~...来季からはあのホンダが出ないのね。いまひとつ実感がありません。
そりゃ確かに最近は入賞も少なくて、優勝にいたってはここ数年でたった1回らしいけど、日本でF1中継を見ると必ず取り上げられてたからねえ。
しかもよく考えたら来季の日本GPの開催地はホンダと同系列の鈴鹿サーキットじゃないですか。鈴鹿の皆さんも「信じられない」とおっしゃっているそうな。

そうかと思えばかつてホンダをクビになった佐藤琢磨さんは、トロロッソ(でしたっけ)のテスト走行に参加するとかしないとか。
あくまでテストドライバーとしてなのかもしれないけど、どうやら次の活躍地が見つかりそうですね。よかったよかった。

不安なのは向かうところ敵なし状態のハミルトン(マクラーレン)です。
彼が表紙になった「F1速報」総集編を見たらちょっと買う気失せた.......。
彼の勝ち方ときたら、なんだか2年ほど前のアロンソみたいじゃないか。私はアロンソ好きだったから良かったけど、あの頃のアロンソはまさに無敵状態で、このまんま順風満帆過ぎてもレースが面白くないし本人のためにも良くないんじゃ...と案じていたものです。
まさか名門マクラーレンに移籍してあんな目に遭うとは思いもよらなかったですからね当時は。最も不本意だったのはご本人だったでしょうけれど。

そんな彼が一年でマクラーレンを脱出し、古巣ルノーに戻ったのは私にとってとても嬉しかったです。
ただしルノーはもともとアロンソのテクニックに頼っていた状態でしたから、彼のいない一年のブランクは大きく、いかに彼の卓越した技術を以てしてもなかなか成果に結びつくことができませんでした。
そんなルノーも今季後半あたりから徐々に成績を伸ばしましたし、来季はもっと期待していいでしょうね。頼みます。
しかしまあ、フリー走行の成績なんか見るとやっぱり凄いのはアロンソなんですね。マシンではなく。だから、フェラーリ様とかマクラーレンに乗ってる人たちとアロンソを同条件のマシンに乗せたら断然アロンソが勝つと思います。
それをやらないからF1は楽しいんですけどね。性能的に劣ったマシンに乗ったドライバーが技術でもって優秀なマシンを負かしちゃうとかね。

そんな「優秀なマシン」であったところのフェラーリ様、今季はいったいどうしちゃったのでしょう!?
ピットからの誤発進(しかも2回)なんてアリエナ~イ。マシンの技術以前の問題では.....。天下のフェラーリ様が泣くわよ。
ともあれ二人の現ドライバーの契約はしばらく続くそうですから、今季のリベンジを期待するマッサといい、そんなマッサのために花を持たせっぱなしだったキミといい、どうか来季も頑張ってください。
目指すは打倒ハミルトン。(黒)

産みの苦しみ...は分るけど

2008-12-05 02:54:37 | ダンス話&スタジオM
来年初頭にまたひとつイベントが控えております。
そして、そこに間に合わせるように作らねばならない衣装がいくつかあるのですが、それらの一部に関して今マミちゃんは良いインスピレーションが降らず産みの苦しみ状態です。
デザインも生地も理想的なのが思い当たらないんだそうな。

なのは分るんだけどね。
それで私に当るのはやめてもらえまいか(笑)。

いつも申し上げているとおり我々親子の仕事はけっこう分業で、特に衣装に関してはファッションセンスの問題で発案はマミちゃんからと暗黙の了解ができておるのです。
それを私に説明し、私は言われるままにデザイン画を描き起こす。それが各々の仕事です。

つまり私ゃマミちゃんにアイディアの神様が降りてきてくれないことには何も手の打ちようがないんです。
何の役にも立てず我ながら悪いとは思うけど。どうせ私のアイディアを提案しても、ニベもなく却下されるのがオチだしさ(笑)。

でもこの待機状態がマミちゃんには仕事をしてないけしからん奴と映ってしまいます。
そうすると当然のように私に当ります。デザインが出来上がった「後」に私の役目が待っていることなど忘却の彼方に行ってしまい、デザインと何の関係もないお小言(片づけをしない、など)、さらには私の人格否定にまで派生してしまうのです。ああ、家庭内自営業の悲哀。
悲惨としか言いようがないけれど、まあ私の日頃の行いに問題があるのでしょうな、たぶん。

だから日頃の行いから改めようと今日も涙ながらに決意した次第。
でもなあ.....、朝早く起きるのは辛いし、片付けるのは殺人的に苦手だし、料理はそれに輪をかけてダメだし(笑)、問題が山積しすぎていて目眩がいたします。

闇鍋

2008-12-04 01:51:13 | 徒然話
食べ物ネタは一括して「美食礼讃」カテゴリに入れてるんですが、今日の話は美食とは天と地ほどにかけ離れているんで徒然話としてご紹介しようと思います。

「IHクッキングプレート」をゲットしてからというもの、夕食時の食べ過ぎと野菜不足を改善するため、ときおり鍋を作っています。
最初の日こそすき焼きを作るつもりが鍋に水を足してしまったために「水っぽいすき焼き味の煮物」が出来上がってしまいましたが、その後はなんとか無事に鍋らしき体裁の鍋を作っています。
まあ、おいしい野菜と旨味たっぷりの肉類さえ入れればどんな料理下手でも何とかなるもんです。...肉類って。「野菜不足解消」の目標は何処。

あと目下の問題は洗い物が面倒なことですかね。今まで家でまともに料理したためしがなかったものですから、コップと取り皿とカトラリーぐらいしか洗い物が出てなかったんです。それでさえ面倒くさがってたのに、鍋をやるとその数倍の洗い物が出ますからけっこうテンション下がります。
毎日大量の洗い物してる人はホント、偉いと思うよ。

ともあれ、昨日も鍋物を作るべく白菜と椎茸と人参とベーコンを投入。
ちなみにベーコンは鍋のために数日前に買ったものですが、何度か誘惑に負けてつまみ食いに走ったせいで著しく量が少なくなっております。

そのせいだかどうか知りませんが、どう頑張っても味が寝ぼけている代物しか出来上がりません。
何十分もかけて煮込んでというか煮詰めて「欧風だし」を足し続けても、ゴジラ松井さんが抜けた直後のジャイアンツみたいな様相を脱却することができませんでした(どうでもいいけど古くないか喩え)。

けっきょくお世辞にも食欲を催すとはいえない鍋になり、あまり食べないまま明晩(つまりさっき)に持ち越し。
そして今日、リベンジとばかりに再び手を加えて何とか美味しくしようと試みました。



結論。
「だし」ってのは幾ら足しても味を濃くする効果はないのですね。
初めて知りました。


.............



誰かこの莫迦に付ける薬をー(涙)


ああ...「カアアァァァ、このだしがダメなんだこのだしが」とか罵りながら3袋も4袋も追加してごめんなさい。ダメだったのは「だし」ではなくて我々です

己を呪いながらなんか異様にしつこくなった(※味が濃い訳ではない)残りのスープを飲み干しました。


忌むべきは普通の具材と真っ当な「だし」を入れたのに普通の鍋を闇鍋にしてしまう私の調理能力です。
「作れば作るほど上手くなるわよ」と周りの方々はおっしゃいますが、私ほど破壊された常識力をもってしては、上手くなるのはまず無理なんじゃ.......

検証VTR!!

2008-12-03 03:16:20 | ダンス話&スタジオM
元気あっぷむら「ミヤホオラフェスティバル」のビデオ第一弾が早速届きました
会場の下手(しもて)側前列から撮っていただいたものです。
反対側からのアングルや、上から見下ろす形で撮影してくださった方もいらっしゃいますので、手もとに届き次第生徒さんたちにもお見せします♪

今日のレッスンのときもみんなで鑑賞会をしました。
ビデオを見直すといろんな過ちが暴露されたり(笑)シビアなこともありますが、それでもうちの生徒さんたちは「楽しかったねえ」などと言って前向きに鑑賞を楽しみます。

会場は明るく客席が近く、なおかつカメラの位置もステージ間近だったため、踊っている皆さんの表情が手に取るように分りました。
今回は(アガっている感じの人もいたけれど)おおむね楽しそうな(=ワザとらしくない)笑顔で踊れている方が多くてよかったよかった。
これだけ近いとお客さまにも表情がよーく見えますものね。

今回がデビューの「「ミヤ・ホオラ」のメンバーも、ほとんどの方は初舞台としてはとても自然に嬉しそうな表情で踊っていて、上々の滑り出しといえるのではないでしょうか?
明日のレッスンにビデオをお持ちしますので、楽しみに待っていただくとしましょう。

さて、ビデオ鑑賞を十分に楽しんだら、次に自分の踊りを客観的に見ることをおすすめします。
普段レッスンで「きっとこんな感じだろう」と思っていた自分の姿と実際の姿がどの程度相違があるかじっくり検証すると、今後の上達に格段に役立ちます。
私なんかいつだってビデオ見ると反省しきりですよ。でもたぶん、反省の余地があるからこそ楽しいんじゃないかな。

うちは楽しくてナンボという概念で運営されているダンス教室ですから、ダンサーに猛省を促したりすることはありません。もちろん「悪いところがあったら指摘してね」とおっしゃる生徒さんにはできるだけ的確にアドバイスするよう心掛けてはいますが。
そうでない場合、口で「ああしなさい」「こうしちゃダメ」といくら説明するよりも、じっさいの自分の姿を見てもらって感じてもらった方がダイレクトに理解できると私は思います。

幸い今回は様々なアングルからのVTRがありますので、検証の余地もタップリあります♪
すべてのビデオを見ないとなかなか全貌が見えてきませんからね。今日いただいたビデオをしっかり目に焼きつけたところで、次なるバージョンを首を長くしてお待ちしている次第です。

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