舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

仕込みは続くよ(笑)

2007-05-05 23:59:34 | ダンス話&スタジオM
巷ではゴールデンウィークということで、帰省ラッシュだか帰宅ラッシュだかといってますが、うちには何の関係もなし!!という感じでイベント準備しております。

まあ、どうせ出かけてもどこもかしこもゲルマン民族の大移動状態で、人混みが苦手な私は苦しい立場におかれること必至なので、そういうオタク女にとってはこの過ごし方が賢明だったのかも.....。

イベントといっても有り合わせのネタでプログラムを組むときならここまで大変じゃないのですが、今の一連のイベントはちょうど春の骨髄バンクに照準を合わせてほとんど新曲なので、踊る生徒さんたちも企画する我々もけっこう大変です。
どのみちフェスタは去年と同じ方が見にきてくださるやもしれず、代わり映えのしないものをお見せするわけにはまいりません。

そして、大変といえばフォーメーションです。
画像は東武のフィナーレの様子で、このくらい小さな舞台だとフォーメーションはあまり要らない(というより、出来ない)のですが、フェスタmy宇都宮規模になるともちろんフォーメーションは重要です。
幸いうちのメンバーはフォーメーションに慣れてますし、明日はほとんどのクラスが全員リハーサルに参加してくれるので、明日しっかり練習すれば大丈夫でしょう...と踏んで計画を立てました。
今回は敬愛するマーク・ケアリイ・ホオマル様へ捧げるオマージュとして私が製作したフォーメーションもあります。ってつまりめちゃくちゃ凝ってるってことですね(笑)。

曲目は前述の通り、出演人数の関係もあって若干予定を変更しました。
そんなわけで東武でもとりわけ大反響だったタヒチアンを、両方のステージで踊ることになりました。
東武では踊らなかったエンディング部分も加わり、よりたっぷりお楽しみいただけるはずです。

そしてなんと言っても初披露の新曲ボリウッド&ベリーダンス!!!
ボリウッドはマスターカードのCMで、何やってるのかわかってくれる人が去年より増えたらうれしいなあ。
マミちゃんはとかくこれから来るダンスを発掘するのが大好きで、もともとはフラもベリーダンスもいち早く始めたんですが、あまりにも早すぎて最初は「で、これ何のダンス???」と思われていたんですね(笑)。
だからその都度「フラというのはフラメンコとは別物で」とか「ベリーダンスは中近東が発祥の」とか説明して回っていたわけです。
そして今、ボリウッドのことを「インド映画のミュージカルシーンで踊られるダンスで云々」と一生懸命説明しているのですね。♪回る回るよ時代は回る。
いつかボリウッドも、そういう基本説明抜きで分かってもらえる時が来るのかしらん。来てほしいものですね。

ベリーダンスの新曲はまたもや途中でサプライズネタを仕込みます。
明日のリハーサルで初練習です。うまくいくといいなあ。

仕込み中

2007-05-04 23:57:51 | ダンス話&スタジオM
ただいま、フェスタmy宇都宮の仕込みに邁進中です。
たしょうプログラムの変更がありましたが、先ほどすべての曲の移動と立ち位置の設定が終わりました。
...と思った矢先、やっぱり出られないという連絡が2件入りました

うう....。まあ、いいさ。こんなことしょっちゅうだもの。
変更できるところは変え、どうしてもダメなところはほかの人にピンチヒッターをお願いし、どうにか帳尻を合わせて今に至ります。
これでなんとか、6日のリハーサルに間に合いました。
なんたって全員で合わせられるのはこの日が最初で最後。ここで段取りの最終決定ができるよう、ゴールデンウィーク中に仕込みを終わらせなくちゃならなかったのです。

あとは更なるドタキャンが出ないことを祈りつつ、それでも万一を考えて明日の夜ギリギリまで待って、立ち位置の清書をしていっちょあがりです。
もう一息、がんばりまっせ♪

24歳!!!

2007-05-02 03:19:18 | 徒然話
いやはや、ついに24歳になってしまいましたですよ。
もう3年くらい前から人間性の成長を置き去りにして年ばかり取っている感じがしている私です。
いや、いかん。このままではいかんよ。
なんたってこのぐらいの歳ってのは私からするとものすごく微妙な年でして、おのが至らなさを若さで言い訳することはもうできないけれど、「亀の甲より年の功」って言えるほどの経験は積んでない。やりにくいことこのうえないです。
いっそのこと一足飛びに15歳くらい年を取ってしまいたいけれど、私の理想とするカッコイイ大人の女になるためには、今の時代を乗り切らなくちゃダメなんですよね、きっと。

ちなみにうちのスタジオでは「二十歳超えたらみな一緒」という方針でいってます。
年齢は曲や衣装によって変幻自在に設定を変えるんですね。「この曲は可愛い系なので16歳くらいで」「このドレスはアダルトなイメージで」という感じにです。
実年齢が幾つだからって、踊りのイメージまで年相応に決めてしまうのはつまらないですから。
私も普段の人間性が至らない分、踊りくらいは大人な女に見えるように精進します。


さて、誕生日恒例のわが人生カミングアウト・シリーズ第2弾に参りましょう。
去年は私の出生の秘密をばらしましたので、今回は私がいかにしてかように変態...もとい変人になってしまったのかを自問自答すべく、子供時代のお話です。

画像は私が初めてハワイに行ったときの写真です。86年7月、つまり3歳になったばかりでした。
一緒にいるのは母マミちゃん(今ここで目が飛び出しそうになったあなたは近影をご存じの方ですね)、そして祖母です。
撮影者は祖父・良美さん(写真はないが松本幸四郎似)だと思います。
当時の私の家族はこの3人。といっても、マミちゃんは当時から働き盛りでしたから、私の相手をしてくれてたのはおもに祖父母でした。

こうして見ると何の変哲もない子供のようですが、実際は3歳にしてすでにそうとう小生意気な餓鬼でありました。
なにしろこの餓鬼は3歳の分際で幼児語をいっさい喋らず、あまつさえ自分に幼児語で話しかけてくる大人を見ると軽蔑すらしていたのです。
それは私の言語能力が異常に早く発達したせいで、とくに「お」と「を」、「わ」と「は」の使い分けと人称に関しては文字を書けるようになると同時にマスターしたのですね。
だから大人が私に向かって「『ワタシ』は○○なのかなあ~~~???」とか言ってこようものなら、「子供と思って莫迦にしよってからに」と怒っていたのです。

そういうムダに偉そうなところは随所に見られ、そうとう幼い頃から自分の納得のゆかないことに甘んじるのが大嫌いで、たとえ幼稚園や学校の先生に命じられようと、素直に従うことをしない子供でした。
先生方にとってはさぞ扱いづらい子供だったと思われます。
ただし反抗的だったというわけではなく、自分の納得のいくことや別にどうでもいいと思っていることに対してはわりかし素直だったはずです。いや、ほんとに。

たとえば幼稚園での休み時間のこと、私は教室に残って絵を描いてるか「段ボールの構造のひみつ」みたいな雑学本を読んでるのが好きだったため、どんなに天気が良かろうと他の子供が全員外に出ていようと、一人で残って遊んでいました。
本当は一人の方が好きなんですが、一緒に居たがる子供がいればべつに拒みません。
しかしあまりに引きこもってばかりいるので、見兼ねた先生が外で遊べと促します。
私からすれば、今は何をしてもよい時間なのだから室内で遊んでいたって問題はなかろうと思っているため、その場から一歩も動きません
先生の方も引き下がらず、「動かないでいると尻から根っこが生えてくる」とか非科学的なことを言って私を動かそうとするんですが、私はそんなことが起こりえないと知っているくらいには物を知っているので(←既にそういう問題ではない)、あくまでも室内に居座ります。
それでもしつこい先生にいよいよ根負けし、在園中に数度は外に出てみたのですが、外に出ても私の食指が動くものは何一つとしてないため、仕方なく日陰の柱に寄りかかって瞑想に耽りました
この時のことは、そばに立てかけてあった箒の柄まで鮮明に覚えていますね。

こういった私の異常行動を、幼稚園の先生は私の服装のせいだと思っていたようです。
当時、マミちゃんのファッションセンスは専ら私の子供服に対して注がれていました。マミちゃんはしばしば私を連れてラフォーレ原宿の子供館などに行き、メゾピアノやシャーリーテンプルなど、当時まかり間違っても栃木県内では見かけなかったような子供服を買いあさり、完璧なコーディネートを施し、前髪までクリクリにセットした私に着せていたのです。

そんなコスプレみたいなカッコウで幼稚園に行かせるものですから、先生としては「服が汚れるから外で遊ぶなと言ってるんじゃないか」と懸念したようで、実際マミちゃんにも「もっと普段着で通わせて下さい」と言ったことがあるそうな...。
しかしマミちゃんは、自分自身が餓鬼大将だった過去から子供服が汚れるのを一向に構ってなかったようですし、私は私で服装にはてんで無頓着な子供だったので、先生の心配はおよそ杞憂だったようです。

こういう生き方をしていると、周囲からは当然浮きます
今になって考えると、多くの先生方がなんとか私をほかの不特定多数に溶け込ませようと努力してくれたんだなあということに気付きますが、なにしろ自分自身が孤立をまったく苦にしないため、あまり効果は上がらなかったようです。
こんな私にも海より心の広い(もしくは自分も変人の!?)友達が何人かいましたので、学校での人間関係はそれで十分と思っていたのです。
お互いの気持ちを尊重しあってこそ仲間といえるのであり、個人の感情を殺さなきゃ維持できないような人間関係なら無い方がマシ。これは今に通ずる私のポリシーですね。

むしろ、私の個性を見出して伸ばしてくれる先生方にこそ、私は救われました。
朗読とかスピーチとか作文などの分野で、あるいは文化祭の演劇や企画・営業の分野で、突然妙なアドレナリンを出して百万馬力を発する私に活躍の場を与えてくださった先生方には、いくら感謝しても足りません。
こうして並べ立ててみると、ホント私って「なるべく当たりたくない生徒ワースト1」だったんじゃないかという気がヒシヒシとして参りまして(笑)、こんな変人の頑固者で協調性ゼロの私が世捨て人のようにならずにここまでとりあえず真っ当にやってこられたのも、そういう懐の広い方々のおかげではないかと、かように思うわけです。

東武大成功!!

2007-05-01 22:14:21 | ダンス話&スタジオM
ということで、東武デパート出演が無事終わりました~。
重ね重ね、お越しくださった皆さまには本当に御礼申し上げます!!
皆さまの熱い声援があったおかげで、午前・午後の部ともに大変な盛り上がりとなりました♪


当日、我々の会場到着は開店10分前でした。
プラザパーキング5階(催事場への連絡通路があるフロア)に車を停め、着いた頃には既に入り口前に行列が。
どうやら開店をお待ちの方々のようです。
その先頭の人がハワイアンキルト柄バッグを持っていたので「もしや」と思っていたら案の定、開店と同時にステージ前の座席に座ってらっしゃいました。

そういうお客さまはその方だけではなく、まだ出演者も揃っていないというのにあれよあれよという間にお客さまが集まり、開店数分後には座席が埋まってしまいました。
なかには荷物で場所取りする人までいて、始まる一時間以上前に立ち見のお客さまが出る状況になってしまったので、東武の方が椅子を足してくれたんですが、全員に行き渡る数には到底足りず...。
「せっかく早く来たのに座れなかった!!」という皆さま、本当に申し訳ありませんでした。
また、そんな状況にもめげずにショーを見届けてくださった方にはホント、大感謝でございます!!!

この凄まじい状況を目の当たりにした東武のスタッフの皆さんは、午後の部の前に一旦椅子を撤収し、14:00の開場まで列に並んで待てるよう取り計らってくださいました。
よかったよかった。これなら早く来た方は確実に着席できて、さっきよりフェアですね。
その列は午後のためのリハーサルが終わったあたり=1時前くらいからお客さまが並びはじめ、開場数分前には例の「こちらが最後尾です」札を動員する状態になってました。
あの札が物産展における食事時のイートインとか数量限定モノ以外に用いられているのは初めて目撃したので、しかもそれがうちのショーのためだというので、私もえらく魂消ました。

さて問題は、それだけお客さまが集まってくださったのに相応しい踊りをお見せできるかどうかです!!
がっかりされたら、どうしましょう。途中で帰られちゃったらなんとしょう。
ステージを十重二十重に取り巻くお客さまを見るにつけ不安がよぎりましたが、なんともありがたいことに、一曲目で我々が舞台裏の花道から登場した瞬間、「おお~~」という歓声と暖かい拍手に出迎えられました。
いや~、あれは心強かったですね。
その後もステージが終わるまでの30分間、新たなメンバーが登場するたびに歓声が上がったりして、お客さまには最後までお楽しみいただけたようで、ホッといたしました。

でも、我々出演者もお客さまと同じくらい...いえひょっとするとお客さまよりも(笑)楽しんだイベントでした。
この日のために、前日は3時間半ぶっ通しで全員でのリハーサル。
実は当日朝になって体調を崩し、急遽出られなくなったメンバーもいたのですが、その前にみっちり練習しておいたおかげでかなりスムーズに対応できました。
そのかわり、このリハーサルで疲れ過ぎてうっかり焼肉食べちゃったとの声も聞きましたが(笑)。

現場では簡単な場当たりだけして、いざ本番です。
しかし、あまりのお客さまの多さに、花道から登場して初めてその光景を見た途端にアガってしまう人が続出!!確かにステージに上がった瞬間の熱気は凄かったからなあ。
マーク様みたいにサングラスかけてパフォーマンスできればだいぶ精神的に楽なんでしょうけれど、私はダンスに目ヂカラは必要不可欠と思っているので、そういうわけにもまいりません。
ただし、帽子をかぶってるダンサーはそれだけでかなり楽になったようです。

今回の新作衣装は、画像で着ている3種類です。
衣装が新しいということは踊る曲も新作ということで、初めて披露した曲がほとんどを占めました。
手前の白黒がスウィート&ラブリーな読売文化センターの新作です。
じつはこのマッチした色のレイと花をゲットするためにハワイを探しまわりました...苦労の甲斐があったようで何より。
ちなみに、立ち上がるともっと可愛いですが、回転とかするともう激萌えです。

奥のブルーはもうひとつの宇都宮クラスの新作で、ハワイにてマウイ島のフラダンサーに褒めていただいたという曰く付きのアレです。
帽子がお洒落の決め手ですね。マミちゃんは一時期、帽子をファッションの画竜点睛と考えてこだわっていたようで、その辺のこだわりが帽子のリボンなどにも出ています。

そして私が着ているのが日光スタジオの新作...そうです、タヒチアンダンスです!!!
イリマフラスタジオがあまねくポリネシアンダンスを扱っていた関係で、私も3歳頃からタヒチアンをやっていたのですが、このたび満を持してタヒチアン再スタート!!!
初めて取り組む人も多いですが、フラの人はもちろんベリーダンス畑からタヒチアンをしに来た人までかなりハイテンションで練習してます。
今回の初お披露目に出演したのはごく一部のメンバーでしたが、それでも登場した途端に相当なドヨメキが起きてました。
骨髄バンクでは30人くらいで踊りますので、どうぞよろしゅうに♪


さて、今回のイベントにいらっしゃれなかった方も、混みすぎていて諦めた方(す、すみませぬ)、それでも見てくださったのに混んでて良く見えなかった方(もっとすみませぬ)も、たて続けに次なるイベントがあります♪

まずは今月13日のフェスタmy宇都宮です。
メイン会場であるマロニエプラザ内と、出てすぐのところにある国際交流ステージで踊りますので、お越しいただくのにも便利ではないかと思います。
東武でお見せした曲に加え、さらなる新曲も披露する予定です。

また、チラシには各ステージで別ジャンルを踊るように出ているのですが、実際にはどの舞台でもフラ・ベリーダンス共に踊ります。
前半が11:35~の国際交流ステージです。こちらでタヒチアンを踊ります。
続いて14:05~のマロニエステージ(大)、こちらでは今マスターカードのCMでおなじみボリウッドダンスがあります♪
プログラムはもう完成してまして、当初の予定どおり両方で異なる演目を踊ることになりました。

もっとも、このプログラムを東武終了後に完成させねばならなかったため、昨日は外が明るくなるまで寝られませんでした。
最近いやに夜明けを目撃している気がする...。今日くらいは早めに寝たいな~~

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