舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

やっぱり声が好き

2009-02-12 23:46:53 | 徒然話
かつてオバマ大統領と候補の座を巡って死闘を繰り広げたクリントン上院議員が国務長官に就任し、最初の訪問先の一つとして日本を選びました。
オバマさんは嫌いじゃないけどやっぱりクリントンさんが好きな私としては、これって本当に嬉しい事です。この報道にかこつけて彼女の姿が見られるし、そして何より好きなスピーチが聴けますものね。

大統領候補選最後の方のクリントンさんは敗色が濃かったせいもあってそうとう疲弊している感じで、昔ながらのファン(?)としては心配なかぎりでした。
しかし、国務長官となった後のクリントンさんはだいぶ復活したようで一安心。大統領として辣腕を振るうのが見られないのは残念だけれど、せめて国務長官の立場から人々に「あぁ、やはりこの人の大統領姿を見たかった」と思わせてやるようなご活躍を期待したいと思います。

それで、クリントンさんの並々ならぬ能力が遍く知れ渡るところとなり、オバマさんがアメリカを立て直した暁にクリントンさんの大統領就任とかあればいいのに。ただ、オバマさんの腕が良ければ任期がもっと続いちゃって8年後になっちゃうし、だからといってオバマさんがあんがいダメ大統領だったりすると、次に大統領になるのは共和党候補である可能性が大きいからなあ。

私がこんなにクリントンさんに執着してしまうのは、さっきも書いたようにとにかくスピーチが好きだからに他なりません。
もちろんオバマさんもスピーチは秀逸です。すごく分りやすく話している事と、ハワイ出身なのが個人的に幸いし、彼のスピーチはほぼ日本語のようにダイレクトに意味が伝わります。
「ええっとぉ、Democraticは民主党の事だからぁ」などといちいち脳内で翻訳する必要がないんですね。

しかしそれでもクリントンさんのスピーチはもっと好きだっ。
まず声がいいです。声ってのは生理的な好みの問題だから、私個人が特別心地よく感じるのだと思うけれど、私はああいう低めの女性の声が大好きです。自分の声も低いからかな?
マーク様とサリーちゃん(愛用のイプヘケ)の関係もそうですが、声の好みというのは「キー」も重要なポイントなのではないかという気がします。自分自身のキーに近いと心地よく感じるのではないでしょうか。
自分の声って体内で反響してちょっと違って聞こえているけれど、キーは変わりませんものね。
だから、この人の声好きだなと思うと、音域がだいたい自分と一緒だったりしますね。私の場合。
そんな好きな声だけに、クリントンさんの声が選挙の終盤でガラガラになってるのを聞くのは、個人的にとても辛かった...。

そしてなおかつ、クリントンさんのイントネーションがいい。大好きです。
彼女の喋りはばりばり知的なニューヨーカーの喋り方なんです。
私のお世話になったベリーダンスの先生のうち数人がニューヨーカーだってこともあり、彼女達と共通したアクセントを持つクリントンさんになんだかすごく親しみを覚えるのです。
はっきり言ってオバマさんのスピーチほどは正確に聞き取れないんだけど(笑)、たとえ意味が100%分らなくても、あの喋り方を聴いただけでうっとりしてしまいます。

クリントンさん、日本にいらっしゃったら出来るだけ沢山喋ってくださいね。
あなたが喋れば喋っただけ好意を深める単純莫迦な日本人が少なくとも一人はおりますよ。ここに。

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