舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

40周年ですと!?

2008-08-11 00:35:54 | about スタジオMダンスアカデミー
今日は一日中「夏の大掃除」をしています。
世の中にはそんな忌まわしい風習はないはずですが、うちはこれからお盆でお客さまがいらっしゃることもあろうかということで、いきなり大掃除に突入してしまったのです。
その魔手は「ココ絶対お盆に関係ないから」と思われるエリアにまで及び、家族間の合意は皆無でマミちゃんが始めたことなのに、私がさぼっていると怒られます。理不尽だよお。

しかしそんな辛い大掃除にもひとつだけ良い事があり、祖父が昔描いた新規生募集ポスターが奥底から出てまいりました。
一枚一枚祖父が手描きで彩色したものです。こういうせっせとモノカキに励む血筋は祖父譲りなんですね。(マミちゃんは飛ばされ隔世遺伝した気配がありますが

おお、ウリウリを持って踊っている人も描かれてますね。当時は誰にも分らないんでフラではなく「ハワイアンダンス」と書いてあるし、マミちゃんの経歴も「イリマダンススタジオ」となっているところに時代を感じます。
そりゃそうだ。昭和63年、つまり20年前のポスターですものね。
ここには載せきれませんでしたが、下の方には当時5歳だった私をモデルに描いたとおぼしきレイポオを被った子供の姿もあります。

そんなことより何より、このポスターには驚愕の事実が記されていました。
なんと「63年度」の文字の上に「創立20周年」と書かれているのです.....ッ!!!!

うわああ、マジっすか。
2年前に25周年とか言っちゃったよおおおお!!!!

いえ...アレが出任せとかテキトーに言ったって訳じゃ断じてなく、根拠あっての25周年だったんですけれども。
福田真澄主宰の「スタジオMダンスアカデミー」は確かに1981年設立で、今年27年目(つまり2年前が25周年)に違いなかったのです。

ところが正式には祖母の横井絢子が主宰だった頃から数えるべきだったみたいなんですね。

よく考えりゃ、まあそうだよなあ。
かの牧阿佐美バレヱ団さんなども主宰者の代替わりを経ても「前身の教室から数えて何十周年」とおっしゃっているそうですし。

昭和63年で20周年というとマミちゃんが子供の頃で、それでも祖母が世田谷でバレエ教室を開いていたときのことは勘定に入れてないらしく、これを入れちゃうとまだまだ長くなりそうですね。
ま、そこまで含めるともっとややこしくなりますから、祖父作のポスターにならって「スタジオM」の始まりは栃木県で教室を開いた時点と考えてよろしいんじゃないかと思います。


というわけで、改めましてここに申し上げます。
私共スタジオMダンスアカデミーは1968年創立、2008年をもって40周年を迎えます。


40周年って。


うわあ、思いっきり節目の年じゃん!!!

もしや祖父はなんとかこの節目の年のあいだにこの事実に気付かせようとして、マミちゃんを大掃除に駆り立てたのか.......。
そう考えるとあながち大掃除するハメになった運命をぼやいてもいられないな、こりゃ。

兎も角、これで「夢の創立450年」(←詳細は「四半世紀」の記事参照)にちょびぃぃぃ~~~っとだけ近づきましたな。めでたしめでたし。

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5 Comments

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それはソレハ。 ( Jeny Thomasina)
2008-08-11 17:10:55
オメデタイ事実ですね。
そも、ご先祖霊の皆様は、ワタクシども俗世間を生きる者には 計り知れない程の、尊い方々です。総てツツヌケ、観てらっさる。きちんと御返事も返して下さる。
きっと。ラナさんの言う通りかと思います。私自身、幾多の体験をしましたが、常に有り難い事と思います。
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おまけ。 ( じぇにぃ・おとま。)
2008-08-12 19:08:10
余談ですが…。お盆前、と言う事で。 因みに、この6月末迄の旧・我が家の大引越し大会、その中の 3つある大谷石蔵の内、1番旧いものは 某・『みんみん』(⇒紛う事なき 餃子店。)に買い上げをして頂けたそうです。一つでも、縁(えにし)ある建物が保存されると伺うのは、とても有り難く、関係者には意味深いものです…。以前の転居前写真撮りの際にも、1番多く無数のオーヴが映り込んだ物件ですので、併せて喜びも一入な 我々です。⇒何処に移築か、調べて後で 会いにいってみよう♪と、今から愉しみです。
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お盆中、と言う事で。 (lanarana)
2008-08-16 01:07:18
おとま様のお宅には40周年の新参者(=某ダンススタジオ)とは比べるべくもないほど長い歴史を誇るモノが沢山あることと拝察いたします。
幾多の年月、ご先祖様からの永きにわたって見守ってくださった貴重な蔵(オーヴが大量出現するのも道理ですな)、無事保存されることになって本当に良かった!!
ぜひとも再会してくださいまし~。
各地を流浪し、ようやっと同じ地に留まってわずか40年のジプシーの身には決して味わえない感慨、羨ましく存じます。

しかも私は絶望的に霊感が無く、せっかく祖父やご先祖様が何かメッセージを送ってくださっても気付かないという致命的欠陥がございます。
だから彼等も暴挙に出ます=ときおり頭上からバサバサと祖父直筆の作品が落ちてきたりいたします。
その度に母と「良美さんが何か言ってる...でも何て言ってるんだろう!?分らん!!もしやアレの事か!?それともアレか!?」と見当違いな推理に走っております。
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またもやの 余談ですが。 ( とますぃ~な)
2008-08-16 18:42:49
今となっては、私も垢に塗れてしまい、交信も叶わなくなりましたが、気配は感じられます。その昔は周囲中その道の仲間~漫画・デザイン学校仲間でもある~ばかりでしたので 強弱ありながらも皆様オトロシク霊感の強い方々でした。その頃、祖父の亡くなる49日前に 徴しを貰いました。身内外でも、一人暮らしの我が部屋に入った途端、初めて来た親友が「あ・あそこに葉巻をくわえたロマンスグレーの紳士が」、と天井辺りを指差し、「こっちには細面の白い着物の若い女性がいるね♪」と隣の部屋を指摘する。思わず「その通り!!」と私。(部屋に葉巻の香りが漂ってるんですよ~外出から帰ると凄く感じる)日常茶飯事でした。誰かしかと常に 同居でしたし。ただ、彼らは一緒にいるの。悪戯はしません。時々、ハンガーに掛けとく服とかを落として、『私に気付いて、構って』と言うくらいで。
―きっと、ラナさんのお祖父様も メッセージを送信してるんですよ♪想い出話しとかしてさしあげると、喜ばれますよ♪是非に。
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おうらやましい♪ (lanarana)
2008-09-28 23:17:01
うう~む、私は一時期東京で一人暮らしをしたにも関わらず、祖父の加護を感じることはできませんでした(涙)
おそらく母と共に地元に残っていたのでしょうな。祖父にとって彼女も一人娘ですし。
私はどうせあちらでも大学と下宿の往復しかしておらず、週末になれば必ず帰っていましたから、まあ放っといても差し支えなかろうと思われた確率が高いです。

かえすがえすも己のウンともスンともいわない霊感が残念でなりません。
世俗に汚れきっているのだろうか.......。
何かして欲しいとは申しません、気配だけでもいいから、祖父母の存在を感じたいものですな。
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