舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

製作顔ですが何か(笑)

2010-02-24 02:46:55 | 徒然話
注目ワードコラム 男の人はなぜメイクした顔よりすっぴんが好きなの? - gooキーワードセンター

こーゆー記事を見つけたので、ついでに自分の使用前と使用後の写真でも載せてアイメイクの話でもしようと思ったんですが、撮ってみたら片目だけのアップなのに使用前の状態があまりにもアレで断念しました(笑)。
ううぅぅ、どうせスッピンを披露できない女よぅ。

にしても、世の中の女性が自分の顔についてあまりにも男ウケを気にしていることに、私は驚きました。
っつーか、こんな記事が書かれるって事自体、凄く男性の目を意識してるってことですもんね。
私自身はというと、正直申しまして自分の顔を作るにあたって男ウケというものを意識した事が一生のうち一度も無いので、一般女性との乖離にただただ驚きます。
まぁ、世の中の男性諸兄全員も私の顔などどうでも良いでしょうから、お互い様です。私の顔が不快でしたら無視して下さい、というレベルですね。

翻って、女性から綺麗だと言われますと、私は舞い上がって喜びます。
なぜなら女性は、同性の美に対してかなりシビアですからね。完全な本音とまでは言わないまでも、それなりに評価できる点があると思えなければ、褒めてくださいません。
特に、ご自身が綺麗にしていらっしゃる女性からお褒めいただくと、天にも昇る心地です。
あ、もちろんここで言ってる「女性」というのは、心のありようの問題です。身体上の性別はさておき。


スッピンを晒せない人生を歩み始めて早数年が経ちますが、困る事も無いではありません。
第一に、おいそれと外出できないことです。
例えば休日などに、ちょっとだけ買い物に出掛けたいと思っても、1時間前後かけて顔を作らないと出掛けられないというのは、やっぱり不便です。急いで出なくちゃならない時も同様です。
したがってスッピンで過ごす休日は、修行僧のように一日下界との交わりを絶って生活するか、あるいは女優のような顔半分を隠すサングラスをかけてこっそり出掛けるかの究極の選択を迫られます。
でもこのサングラス、私にとって一番問題の鼻を隠せないんだよな~。やっぱ、不審者扱いされる覚悟で、マスクまでつけて出ようかな。

第二に、このままでは愛する温泉に入れません
温泉では製作顔もサングラスも無理なのですから当然です。
同じく温泉を愛する我が男友達は「油性マジックでイモト眉毛を書いちゃえ」と、何の解決にもならない解決策を提案してくださいましたが、そのイモト眉毛から脱却したくてそもそも化粧を始めた私にはまったく無理な話です。

そして第三、コレは困る事というより面白い現象として捉えていますが、これだけ顔を作っていると、周囲の人々の見る目が変ります。
私の顔を見るなり喫煙席に案内するレストランのウェイターさんなんてのは、非常に分りやすい例ですね。

あと、この外観だとあまり頭が良く見えないようです。少なくとも私の実際の学歴は何だか凄く意外な印象を与えるらしいです(笑)。
この点に関しては、私はむしろ気に入っていて、放蕩息子のフリをして城下を歩く暴れん坊将軍の気持が、ちょっとだけ分ったりします。


女に生まれますと、化粧によって如何様にも好きな顔に出来る事は無上の幸運だと思っておりますが、その製作顔を自分の顔だという事にして生きていく場合、つまり私みたいな顔で生活する場合(笑)、以上に述べたような現象が想定されるという事は、これから化粧を究めようとする女性の皆さんに是非ともお伝えしておきたいと思います。

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