舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

のどのカエルに

2007-11-22 23:57:46 | カエル偏愛
突然ですがこちらの悩殺ポスター、どこにあると思われますでしょうか。
なんと東京ディズニーシー某所に貼られているのです。

ディズニーリゾートでは思いのほか大勢のカエルたちに出会えると以前にもお話ししましたが、このポスターは私にとって最後の砦でありました。
ある本でこの写真を見つけて以来、なんとかして現地で邂逅しようと、一途に捜し続けていたのです。

はたして、先日のシー旅行でようやく発見することができました。
これからお探しになる方の楽しみを奪ってはいけませんので、あえて場所はご紹介しません。しかし、ディズニーマニアのうちの生徒さんは、僅かなヒントで即座に当てられました。しかも方面は何のヒントもなしで正解してしまったのですから、流石としか言いようがありません!!

私はシーがものすごく好きで、ハッキリ言って滞在するだけで結構です。
気がつくと夕方まで何の乗り物にも行ってなかったなんてこともしばしばです。あ、ほんとの「乗り物」=移動用の電車や船なんかはわりかし活用しますが。
シーは起伏が激しいので、これらの乗り物が思いがけず便利です(特にマミちゃんのように同じ場所をたくさん歩くのをいやがる同行者を連れている場合)。

しかし一人でぶらつく時は、えっちらおっちら歩くのもなかなか一興です。私は人混みが嫌いなので(なぜそういう奴がディズニーリゾートなぞ行く)、マミちゃんが「汚そう」といって憚るジャングル奥地(←ロストリバーデルタ言え)などを歩くのがけっこう好きです。
前は一回転ジェットコースターが好きだったんだけど、最近それも乗らなくなってきました。乗り物に夢中になっているより、あの旅情たっぷりの景色を楽しんで、あの辺にいると聞こえてくるカエルの鳴き声に耳を澄ましたりしている方が有意義な気がしてきたのです。
あ、黄昏れてるとか言わないで。

その辺から時計回りに進んでいくと、リトルマーメイドの世界そのままのエリアにたどり着きます。
私は子供の頃、リトルマーメイドがそれはそれは好きだったので、その頃にできていたらさぞ感極まったことでしょう。今でも帰り際なんかに見るとちょっと泣きそうです。

ここにもカエルさんの働く乗り物がありますね。あの子たちは交代制で、職場の近くを河が流れていますから、休憩時は地下のトンネルから河に出てゆったりしてるんですよ。本人たちから聞いたので確かです。
こないだ行ったときももちろん顔を出しました。縁故サービスでいつもより速めに回してもらいました。


ただ今回のシー行きは、カエル絡みでとても悲しいことがありました。
現在のシーの昼のメインショーは以前にもご紹介した水上カエルショー(※正式名称:レジェンドオブミシカ)で、この日もカエルさんの勇姿を見るべくイタリア地区にいた従業員のお姉さんに「すいませ~ん、カエルウォッチングのベストポジションはどのへんですか?」と訊いたところ、衝撃の答えが返ってきたのです。
「今日はカエルさんの身体の具合が悪いので、お休みするかもしれません」
えええ~~~!?!?!?


ショックを受けましたが私にはそれ以上に思い当たることがありました。
ショーの開催がミラコスタのチェックイン時刻と被っていたため、その日の朝「今日はカエルショー見なくていいや」と口走ってしまったのです!!
カエルさんはかえるネットワークでそれを察知し、つむじを曲げてしまったにちがいありません。

良心の呵責にうちひしがれつつも、私は従業員のお姉さんの言い回しにいたく感じ入りました。
お姉さんはあのカエルさんを「プルート&ダンサーの乗り物」ではなく「一人の出演者」として語ってくれたのです。それも24歳の大の大人にですよ。
うれしかったですねえ。私は内心、ディズニーの人々があの子をたんなる乗り物とみなしていたらどうしようとつねづね案じていましたので、このお姉さんの気遣いに癒されました。


カエルたちはディズニー内で着実に勢力を伸ばしているらしく、年末に公開される最新映画にはなんとカエルのスウィングオーケストラが出てくるのだとか!!!
バンドリーダーの名前は「フランキー」でもちろんカエルです。
未来が舞台の物語だそうですから、現実の未来でもカエルが劇的な進化を遂げ、スウィングオーケストラとかを結成し、ひいては世界征服を企んだらいいと思います。ってケロ●軍曹か。

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