舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

とちぎ文化フェスティバル♪

2009-01-27 01:13:05 | ダンス話&スタジオM
二日間にわたって開催された「とちぎ文化フェスティバル」が無事に終了しました

土曜も日曜も我々の出演時には大勢の方にご覧いただくことができまして、本当にありがとうございました。
特に日曜など、最初の状態より50脚くらい椅子を増やしてもらったにもかかわらず満席になり、立ち見まで出る状態でした。
というわけで今日の記事では昨日・日曜日のレポートをば。

日曜の持ち時間が午後2時からということで、前日よりだいぶゆっくり会場に到着。
しかしちとゆっくりしすぎたのか、着いた頃にはもう周辺の駐車場が満車でした。
仕方なく、一旦楽屋口で荷物を降ろしてから再び駐車場に戻り誰かが出るのを待ったところ、運良く入れ替わりの時間と重なってわりかしスムーズに入ることができました。

会場の第一会議室の方も時間に余裕を持って入ることができたため、開場時刻やプログラムを貼り出したり、ステージ上に目印を貼ったりと前もって準備できました。
あ、そうそう!!プログラムと書いて思い出したんですが、用意しておいた曲順のプログラム、うちの方で作ってきた分では到底足りず、欲しい方に行き渡らせることができなくて大変失礼いたしました!!
後からいらっしゃった方、本当にごめんなさい。次回のイベントではお客様の人数ってものをもっと考えます。

そうこうしているうちに出演者が続々と集まってきて、会議室内がにわかに活気を帯びてきました。
と同時に、なんと一時間以上前にも関わらず一般のお客様も徐々に集結。「こないだ見せて貰ってとても良かったから」とおっしゃってくださるのはとても嬉しいんですが、またまたごめんなさい、準備&場当たりの間だけちょっと待って~~!!
...ということで14時の開場時間まで外でお待ちいただくことに。会場の周りにたくさん椅子があったのと、廊下まで暖房がしっかり効いていた(会議室内はむしろ暑いほど)のはせめてもの幸いでした。

さて、既にお待ちの方もいらっしゃることですし、こうなったら是が非でも場当たりをきっちり開場時刻前に終わらせなくちゃなりません。
スムーズに場当たりを進めるため、いつもの通り母マミちゃんがステージ前に立って場当たりを指揮し、私が会場内を回って(時には外まで呼び出しにいって)生徒さんたちに進行状況を伝える係を担当。
うちの生徒さんたちも流石に慣れていて、私が「ここの次が皆さんです」などと伝えて回っていると即座に状況を把握してくれて、きちんと全員揃って舞台横にスタンバイしてくれる手際の良さでした。
うちの生徒さんは誰もがそういう調子だから、私たちは声を荒らげたりしなくていいんです。誇らしいよなぁ。

皆さんの協力のおかげで場当たりは余裕で時間前に終わり、開場時刻ちょうどに入場が始まったお客さまを全員でお出迎えしました。
とりあえず予備のMDをBGMにかけておいて、我々二人も支度に入りました。あはは、そういや自分たちは髪飾りもロクにつけてなかったんだなぁ。

まずは我々のデモから入り、その次がハイブリッジ(前日よりずっとうまくできたようで何より)、そしてスタジオMの新作フラです。
で、その衣装がこちらの画像です。
って衣装がわからんやん。...ごもっとも。
着替えたときに慌てて撮ったセルフポートレイトなのできょくたんにアップの姿しか撮れず、これじゃあ衣装はおろかアクセサリーの全貌すら分りません。申し訳ない。

ともかく、その次は新人さん2グループが続きました。
昨日デビューを果たした日光市レクリエーション協会の皆さんは二日連続で二度目の舞台です。流石二度目ともなると表情にもだいぶ余裕が出ていた模様。
発足時期はほぼ同じでもデビューが少し早かった「ミヤ・ホオラ」のメンバーはさらに舞台慣れした様子で、頻繁なフォーメーションもまったく落ち着いてこなしていました。
それでもご本人たちにいわせれば「客席が遠い昨日の方が楽だった」そうですが(笑)。

客席との距離の遠近は、人によってかなり好みが分かれるようです。
マミちゃんなどは遠い方がいいと申しますね。あの人はあれでいてアガリ症なんですよ。信じられない話ですけど。アガリ症が中学校でテキーラ踊るかぃ。
私は逆に近い方がずっと好きです。視力の関係もあって(笑)遠いとお客さまの表情がダイレクトに見られないから。観客の反応を直に感じながら踊るのが好きなんですね。

この日のお客さまはたいへん礼儀正しく、曲が終わると暖かい拍手をしてくださいますが、観ている間は客席がとっても静かでした。
それが一変したのはやはりあの変身ベリーダンスです。
スタート早々の衝撃の大変身に、客席からは今までの静謐が嘘のような大歓声が!!!
その後はさっきまでよりずっとノリが良くなったように感ぜられました

そのままラストまで突っ走り、最後は出演者全員が会場のあちこちに散らばってフィナーレを踊って締めくくりました。
一時間以上にわたる長丁場だったというのに、ほとんどの方が最後までご覧くださっていて、演じ手としてそれが何より嬉しかったです。
しかもそれだけでなく、終演後私やマミちゃんが挨拶に出ていると、実に多くの方が「素晴らしい舞台だった」「感動してしばらく立てなかった」などと口々にお褒めくださるのにいたく感激しました。
中には握手を求める方まで...。あたふた。わ、私なんかでいいんですか。

ひとを楽しませたり感動を覚えていただいたりするのはとても難しく、とても崇高なことだと私は思っています。
私自身、クオリティの高いエンターテインメントに触れるとこのうえなく感動します。たとえば、本当に魅力的でまるで宝石のようにきらめく文章を読んだ時などに。私はそんな文章が書ける人をなによりも尊敬します。
私自身にはそんな文章を書く力はありませんが、もし踊りによってそんな風に誰かに楽しんでもらえる力がほんの僅かでもあるとすれば、それはかぎりなく光栄なことです。少なくとも、私自身はともあれ我々スタジオMに「ひとを楽しませられる魅力」があるなら。
今後も宝石のようなきらめきに近づくべく、精進していきたいと思います。

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