m o n o l o g u e

taddy // graphic designer / artist / poet

t e m p t a t i o n

2005-11-16 | cafe_monologue


毎日の生活の中で、僕たちが日々戦っている「敵」。
それはいろんな「誘惑」。

僕たちはたいがいこの「敵」に負けている。

「敵」はバカではない。
人の弱い部分をうまくついてくる。
ごくごく小さな気づかないくらいの声で、それも甘い声で囁いてくる。
優越感をくすぐったり、心地よい感覚を刺激したり。

けれど、その「声」に一度耳を傾けたてしまったら僕たちの負け。

僕たちはその「声」と会話し始める。
会話し始めると、「声」は僕たちの中で大きくなっていく。
気づいたときには、「敵」の世界に完全に引きずりこまれてしまっている。

その時、僕たちの中に残るものは惨めさと罪悪感。
「なんでこんなことしちゃったんだろう?」

「誘惑」に身を任せて得することなど何もない。
良薬は苦いが、毒は甘いものだ。
だから、「囁き声」が聞こえてきたら、すぐにシャットダウンしなきゃいけない。

それでも何度も同じ過ちを僕たちは犯す。
何度同じ過ちで転んでも、また起き上がればいい。
「もういいや」と諦めること。
これこそが「誘惑」に完全に負けてしまったしるしだと思う。

そして、「誘惑」に対する何よりも強力な特効薬。
それは、「謙虚さ」。

taddy


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