m o n o l o g u e

taddy // graphic designer / artist / poet

l a n g u a g e (4)

2005-08-31 | cafe_monologue


言葉の勉強は勉強の仕方を一工夫しみてると、結構面白くなります!

言葉を勉強すると、その言葉の背景にある文化や考え方、歴史も一緒に勉強できちゃうんです。これ大事っす。
ってことで、今日から秋の「“面白さ”倍増強化キャンペーン」実施中♪

例えば「語源」を調べると面白いこととかありますよ。

まず、ヨーロッパで話されている言語は大きく5つのグループに分けられます。

- 【ゲルマン系】 英語、ドイツ語、オランダ語、スウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語 etc
- 【ラテン系】  ラテン語(死語)、イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語 etc
- 【スラブ系】  ロシア語、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語、スロベニア語、クロアチア語、セルビア語 etc
- 【アジア系】 ハンガリー語、フィンランド語、エストニア語、ブルガリア語 etc
- 【その他】  ケルト語、バスク語 etc

だから、一つの言語が分かれば、同じ系統内の言語が分かったりします。(アジア系、その他は除く)

例えば、英語で「良い」は「good」ですよね。
 
 ドイツ語: 「gute」
 オランダ語:「goede」
 スウェーデン語・デンマーク語・ノルウェー語: 「god」

どれも同じ語源から来ています。
なもんで、これらの単語を見たとき、「これってもしかして“good”と同じ意味じゃ?」って推測できちゃうわけ。

フランス語で「良い」は「bon(ボン)」。じゃ、他のラテン系では・・・;

 イタリア語:「buono(ブオーノ)」
 スペイン語:「bueno(ブエノ)」
 ポルトガル語:「bom(ボム)」

ね?


■ ラテン語

ヨーロッパの言語の多くがラテン語の影響を強く受けてます。ラテン語無しにヨーロッパの言語は語れましぇーん!

その中でも「ラテン系言語」はラテン語の直系の「子孫」。
さっき書いた「良い」を意味する"bon"も"buono"も"bueno"も"bom"も、どれもラテン語の「bonus」から来てます。

ちなみに今でもカトリック教会のオフィシャルな言葉はラテン語(但しイタリア語発音の影響を受けたラテン語)。
名曲「Ave Maria(アヴェ・マリア)」は聖母へのラテン語の祈りを歌にしたものです。「Ave」は挨拶の言葉です。

ラテン語がヨーロッパ諸語に強い影響を及ぼしてるのは、いわずもがなかつてヨーロッパで栄華を誇ったローマ帝国と無縁じゃありません。
なので、ラテン語が分かると、多くの言語を理解することができます。
ちなみにラテン語は日本語の発音とヒジョーに近いです(ってかほぼローマ字読みそのまま)。
なので日本人が発音すると「きれいな発音だ!」と褒められます♪
逆に英語が母国語の人は英語なまりが強すぎてダメです。

例えば、「Cogito ergo sum.」
これは「我思う、ゆえに我あり」というあの有名な言葉。

で、なんて読みます?

「コギート エルゴ スム」
そのまんま♪

But、アメリカ人やイギリス人が読むと、

「コゥジートォゥ アーゴゥ サム」
ブーっ×

また、ラテン語は「教養のしるし」でもあるので、欧米ではラテン語ができたりわかったりすると、「この人はできる!」と一目置かれます。


明日は「英語とフランス語のハネムーン」を少し♪

taddy


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l a n g u a g e (3)

2005-08-30 | cafe_monologue


夏も終わりっ!ちきしょっ!
ってことでサクッといっとくぞ (-_-メ)

【其之参】 「継 続!」

言わずもがな「ローマは一日してならず」!
これはどんなことにでもあてはまる黄金律です。

現代はなんでも「速い」ことが素晴らしいとされる世の中で、インスタンス製品のようにすぐに完成するもの、すぐにゲットできるものを手にいれられないとイライラしますが、それは本来自然界の流れに反していること。一日で成長するものなどないように、人間も動物も植物も時間をかけて一歩一歩成長していくのです!

言語も同じ。
赤ちゃんが言葉を覚えるのに何年かかったでしょ?
もちろんオトナになれば、能も発達するからそれなりに効率的な取得法もあると思うけど、語学の基本は五感をフルに活用すること、つまり人間が自然に持っているものを活用させて習得していくものだから、やっぱり徐々に身に着けてくもんなんですよ。

たしかに言語心理学的に言っても、2~3歳のころの言語学習能力を上回るものはないけど、でも何歳になっても無理ではないんですねー。
だから尚更継続しないと身につかない!言語習得は「年単位」ということで腹くくった方がよいです。この間、少しでもサボったらその分遅れをとってしまうのは保障しまっす♪逆に言えば、毎日持続すれば必ずゲットできます!一番よくないのは「断続的」に勉強すること。脳や耳が「慣れかけたな~」と思ったらストップ。しばしブランクをおいて再開。完全に慣れないままストップするのでこれまでの積み上げが全部ゼロにもどります。この繰り返しだといつまでたっても習得できません。

「大変だー (>_<)」と思っちゃうかもしれませんが、no pain, no gain!
苦労して手にするものほど価値があるものでしょ?言葉を習得することで広がる世界は無限!一度しかない人生を生きるのなら、少しでも素敵な人生の方がよくないですか?

ってことで、「自信」、「環境」、「継続」というポイントを押さえて、みなさん言語学習がんばりまっしょい!

taddy


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s u m m e r

2005-08-29 | cafe_monologue


もう8月も残すところあと2日ですよっ!ヤバイですよっ!

だって今年は何一つ夏らしいことしてないんだもん。
あ、森山直太朗の夏ソング、「夏のお~は~ひ~♪」は聴いたか。でも聴けば聴くほど悲哀は募るばかり(T_T)

海も行ってないし、花火も行ってないし、今年こそ浴衣買って着るぞ!と思ってたら、あれ?もう8月29日??
2005年の夏さん、さようなら。

悔しさついでに夏のトリビアを。

こないだ心理学者のオッサンがラジオで言ってました。
「夏はなぜ開放的になって心がうきうきになるのか?」

それは、夏の間は特に「花火」や「祭り」、種々の「催し物」といったたくさんの「非日常的な環境」に取り囲まれるからだそうです。

で、そんな「非日常的なイベント」の中でよくあるのが「夏の出会い」。
だけど「夏の出会い」にはもろい面もあるんですよ!とのこと。「日常」の生活にもどると、なんかこう相手が輝いて見えなくなることが多々あるんだそうです。というのも、「非日常的」な場所で心がある種の興奮状態になっている環境で出会うときには、単に相手が実物以上に魅力的に見えていただけなんですって。なるほどー。

そんな「夏の出会い」から始まったものを持続させるには、「日常」の生活の中でも「非日常」の状況を作る努力を惜しまないこと!つまり、週末毎にいろいろな素敵な場所に行く等のイベントが大切だそうです。んー、「夏の出会い」って結構高くつくもんなんだなー(-_-) って夏の出会いもへったくれもない自分には全然関係ないことなんだけどぉー。ちっ。

夏の出会いがあったぼーいずあんどがーるず、せいぜい頑張れよっ。

さて、昨日、剣ちゃんがオーストラリアに向かってはばたきました!
その見送りに空港まで行ってきました。1ヶ月半ぶりくらかな、剣ちゃんの顔見るの。いい感じにカナダ焼けして元気そうでなによりでした。

ついこないだまでのカナダ合宿では、毎日のようにものすごい技を決めててホントびっくりしましたが、いよいよオーストラリアでのワールドカップに参加!カナダとオーストラリアの間は1週間くらいしか時間がなくて、ホント世界をバタバタ飛び回ってる状況ですけど、復帰後初めての大きな大会です。ケガには気をつけて思い切り飛んできてほしいですね!あまりの回復振りに他国の選手もおどろくと思います。だって、通常なら1年ちょいかかるケガを、わずか半年で回復したんですもん!頑張れー、剣ちゃん!オリンピックも目前!

アツーい応援コメントはHPのbbsかdiaryにどうじょ!!
http://www.ken-mizuno.com/
会ったことある人もない人もみんなで応援しましょ!!


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c o m m u n i c a t i o n

2005-08-28 | cafe_monologue


昨日てけてけと買い物に行ったら、店員のおにーさんがマイッチングまちこでした。

しゃべってる英語のアクセントからすると広東系らしいカップルのお客さん。
で、彼らの質問が??らしい。


一日一善♪(キラっ)

ぼく:あのー、通訳しましょーか??

おにーさん:お、お願いします m( _ )m


んで、聞いてみると、そのカップルは香港からの観光客で、観光客は免税措置があるからそのお金はどこでペイバックされるのか?ってことでした。

やっぱいつもながら広東パワーはすごい!
全然普通にしゃべってても広東人の話し方って勢いがあるんで、怒ってまくしたててるように聞こえちゃうんですよ。大阪の人には怒られそうだけど、ちょうど大阪の元気いっぱいなオバちゃんが「なんや、にーさん、冷たいわぁー。こんくらいまけてーな!」ってたたみこんでるかんじ(^_^) 世界最強と言われる大坂のオバちゃんと対等にバトルできる人種がいるとすれば、僕は広東人だと思う!店員のおにーさん、御愁傷様 m( _ )m

で、おにーさんから免税処置の方法を聞いて香港からのお客さんに伝えてあげました。


ほんこん:きみは日本人か?

(また来たよ、この質問・・・。今回は何人に見えんのや!と言いたいのをおさえつつ)

ぼく:いえす、あい あむ。

ほんこん:なんでそんなに英語話せるんだ?

ぼく:アメリカにちょこっといたことあるもんで。


で、とりあえず免税措置の方法も分かって香港からのお客さんもハッピー。
訳の分からん状態から脱出できなおにーさんもハッピー。
円満にその場がくくられて一様役立てた僕ちゃんもハッピー。
みんなハッピーで言葉の大切さ、つまりコミュニケーションの大切さをタイムリーに感じたひとときでした♪

でもね、正直、僕の心の中はちょいと複雑だったんですよね。
やっぱり日本人は日本語以外を話すことができないって思われてることを痛感したから。
香港からの観光客さんの質問がそれを如実に示してるでしょ?
「君は日本人か?(ま、これは僕の外見的なこともあるのかもしんないけど)」
「なんで英語話せるんだ?」
これらの質問は、「日本人は英語話せない」っていう前提ですもんね。ちょっと悔しくないっすか??もちろん英語至上主義になる必要は全然無いけど、世界の人がお互い理解しあえる「共通語」としての英語はもう少し日本人全体が話せるようになってもいいんじゃないかなと。

がんばれニッポン!!

taddy


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l a n g u a g e (2)

2005-08-26 | cafe_monologue


さて、花金の今日も行くざますよ。
耳かっぽじってよー聞いとけやー(-_-)/ (高田本部長風)

【其之弐】 「環 境!」

言語習得は、頭でするものではなく、全身を使ってするものです。

「その国の言葉=その国の文化」なんです。
たとえば、日本語独特の単語、日本語独特の言い回し、日本語独特のアクセントやイントネーション、日本語独特の話し方みたいのがあるでしょ?
それは他の言語でも同じこと。これってオツムだけじゃ習得できるもんじゃなくて、その言葉が話されている環境が必要なんですねー。
国内でも東京から沖縄に行けば、しばらくすると沖縄の雰囲気が全身にしみこんできますよね。

だから、習得しようとしている言葉が話されている環境に可能な限り自分をおくこと!
これが二つめのポイントなりー。

もちろんベストなのはその国に行っちゃうこと。
百聞は一見にしかず!はばたいちゃってください。その国にどっぷり漬かっちゃえば習得スピードもアップ。

だけどただ行けば良いってもんじゃないっす。ボクが留学したときもそれがすんごく顕著に現れました。
アメリカ政府がやってるプログラムを通して行ったんだけど、開始前と開始後に参加者全員の研修がありやした。
行く前はみんな似たようなレベル。しかし、留学プログラム終了後の個々人の英語力の差はバラバラ!
あんま行く前と変わってないような人もいれば、ネイティブ並みまでアップしてる人も。

同じアメリカに同じ期間いたのにwhy?
それは個人の心構えにつきるんですよ。
ただボーっと英語が話されている環境にいてもあまり意味ないっす。僕個人が心がけたのは;

 1. 日本人に絶対会わない、日本語を話さない。
 2. とことんアメリカ人になりきる。

この二つ。
日本に帰れば日本人うじゃうじゃいて毎日日本語は話さなくちゃいけないのに、わざわざメリケン国で日本と接する必要ないじゃん!
郷に入れば郷に従えと言うがごとく、アメリカ人になろうぜ、べいべー!着るものから話し方までぜーんぶアメリカンだぜ、べいべー!
ってな感じで。
そこのキミ、冷めた目でみないよーに (-_-)/

お蔭さまで、自慢ですが、同じ留学生仲間の中でも周囲が驚くくらいの英語力をゲッチュしました♪

ただ、みんながみんな留学したりできるわけじゃありませんよね。
国内でも十分マスターできます。実際、留学プログラムの日本側事務局の代表は一度もアメリカ行ったことない人でした。だけどベラベラ。

国内でもできるだけその言語が話されている環境を自分から作ること。

例えば・・・

・衛星放送が見れる人はCNNなどの英語ニュース、英語のドラマや映画を一日中流し続ける。
・現地の生活が伝わってくるドラマや映画を見て、登場人物の話し方やイントネーション、しぐさをマネしまくる。つまり外国人になりきる!
(ただし外でやるといやらしいかぶれ野郎になっちゃうんで、良い子はお家の中だけでね♪)
・外国人が多く出入りする場所(レストランや交流センターや外国人のパーティetc)に顔を出す。

僕も日本にいると24時間日本語の日本文化の環境にいるんで、100%日本語モードになってます。
で、アメリカに行くと、最初は自分がまだ日本語モードになってて英語モードになってないのを痛感するんです。
だけど、1、2日したらしぐさから頭の中の思考回路まで全部英語モードに切り換りまっす。
で、逆に日本に帰ってきて最初の数日は英語モードが抜けなくて、日本語の発音がおかしかったり、しぐさがアメリカンのままだったり。

そう。言語習得には相手の文化に心を開くことと、その国の人間になりきる演技力も必要ってことかな!
おぅ、いえぁ~。

taddy


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l a n g u a g e (1)

2005-08-25 | cafe_monologue


いろんな人からよく聞かれる外国語習得の秘訣。
今日はこそーり教えちゃいまつ。駅前留学してるそこのあなた!耳かっぽじってメモっとけぇ~。

外国語習得の心得、此処に伝授す。
ジャーン。

【其之壱】 「自 信!」
【其之弐】 「環 境!」
【其之参】 「継 続!」

では順を追って。

■ 【其之壱】 「自 信!」

これ、言語取得においてアルファにしてオメガなりと銘ずべし。
日本人に最も欠如してると思われるのが「自信」。これがないからなかなか上手くなんない。今回は一応英語を代用してご説明。でもどの言語を習得するにも同じことが当てはまるんで。

あちらからアンジェリーナ・ジョリー似のバキューンなガイジンさんがご降臨。
アンちゃん:「Excuse me. Would you mind showing me the way to Akihabara?」
        (ちょっと失礼。アキバへの行き方教えてくれないかしら?)

さぁ、youならどうするっ!

多分日本人に多いパターンはこんな感じ。
 1) まず血圧上がりまくって「む、娘さんをボクにくださいっ!」と親御さんにお願いする並みの緊張度に一気にアップ。
 2) それから「あ、あい きゃんと すぴぃーく いんぐりっしゅ(-_-;)」って逃げる。
たまにあっちがバリバリの日本語で話してるのに、無理して英語で答えようとしてるお方を見ることがあるけど・・・。
あれはなぜだろ・・・(-_-)?

ノンノン。これじゃ上達しーませーん。
あんだけ英語勉強してんのに、日本人の平均的英語力はアジアでは最低水準。将軍様の国と同じくらいだってこないだランキング出てました(T_T)

まず、逃げないこと。
これヒジョーに大事あるよ。人生哲学に通じるものがありますねー♪
で、メチャクチャでいいんでとにかく話す!話す!話す!
文法なんてとりあえず無視無視ころころきんちょーる。
僕たちが日本語を覚えたとき、いきなり文法から入ったでしょーか?
「“来る”はカ行変格活用だから、“こ、き、く、くる、くれ、こ”だな。あはっ♪」なんて考えてる憎たらしいガキがいたらお尻ぺんぺん。
んにゃ、最初はバブバブとイクラちゃん言葉しゃべってたはず。(イクラちゃん、そろそろ成長してください。)

「言葉」ってのは「コミュニケーションをとるための道具」ですから、文法がメチャクチャでも相手に言いたいことが伝わればそれで「完璧」なわけですよ。で、相手に通じると「お!通じたじゃん!」って感動するはず。その感動がコミュニケーションする楽しさに変わり、その楽しさが自信につながるわけ。そうすれば言語を学ぶことも全然苦にならないどころか楽しくてしょーがない!もっともっと話せるようになるために自然に単語や表現を覚えようとする。
But, 逃げてちゃこの感動はいつまでたっても味わえません。外国語はただの苦痛に終わっちゃいますがな。

アメリカ行って「おいっ!」と鼻の穴に指を突っ込みたくなるのは、「Bon jour(ボンジュール)」しか知らなくても、「ミイはフランス語会話せるわ~♪」なんて言ってのける時。でも確かに「挨拶」だけでも通じれば立派なコミュニケーション。ってことでこんくらいの「自信」持ちましょ!日本人の誇るべき「謙遜」という美徳は、言語学習においては捨てちゃってくださいませ。「謙虚」な姿勢は必要だけどね。

文法と発音を気にしすぎるのも日本人のもう一つの特長だと思います。
「とにかく完璧じゃないとダメ!」、「完壁じゃないと恥ずかしい!」みたいな。
文法メチャクチャでOK!主語+動詞+目的語という基本中の基本の並び方さえ分かってれば問題なっすぃんぐ。いや、この並び方さえ案外どうでもいいかも。
コッテコテの日本語発音でOK!舌をこねくりまわしてどの音も「R」ちっくに発音する人が多いですが、かえってみっともないし通じま千円。
Be natural. 素顔のままのキミが好きさ♪ 楽しくなってから、きちんとした文法や発音について勉強&訓練していけばいいと思います。

明日は【其之弐】を皆伝しちゃうぞーっ。
ネタをひっぱてるだけやんか・・・と心の中でつぶやいたそこのキミ、あとで屋上にくるように。

taddy

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h u n g a r y (3)

2005-08-24 | journey


ハンガリーでは「二人のエルジェーベト」が今でも愛されてます。

「エルジェーベト」は英語の「エリザベス」にあたるハンガリー語名。
ちなみに「ジョン」は「ヤーノシュ」、「マシュー」は「マーチャーシュ」、「ピーター」は「ペーテル」、「アンドリュー」は「アンドラーシュ」、「ルイス」は「ラヨシュ」といった感じになります。

さて、「二人のエルジェーベト」の一人は、ハンガリーのアンドラーシュ王の娘でドイツの貴族にとついだ13世紀の「エルジェーベト」。

彼女は幼くして許婚としてとつぎますが、信仰篤く、貴族の身でありながら街中に出ていって貧しい人たちに施しをしたり、困っている人たちを助けていました。しかし夫ルートヴィッヒの家族はそれを好ましく思いません。夫が生きている間は彼が彼女をかばっていましたが、ルートヴィッヒが戦死すると、その後釜を狙った親族よってにエルジェーベトは追放され、子どもたちと一緒に路頭の生活を送ります。以前助けた人たちも領主の怒りに触れるのを恐れて彼女を助けようとしませんでしたが、ローマ教皇が仲介に入り、ルートヴィッヒとエルジェーベトの子が後継ぎと正式に認められます。それを見届けたエルジェーベトは、宮廷生活を好まず城から出て修道女として過ごし、持っている財産を投げ打って病院を立て、そこで自ら身寄りのない病人の世話をしました。しかし波乱万丈な人生の心労がたたって24歳という若さで亡くなります。

もう一人の「エルジェーベト」はオーストリア・ハンガリー帝国の最後の皇帝フランツ・ヨーゼフの后である19世紀の「エルジェーベト」。
ドイツ語では「エリザベート」。

彼女はその美貌でも有名ですが、同時に「じゃじゃ馬」で、当時としては型破りな生き方をした女性としても有名です。こちらはハンガリー人じゃなくてオーストリア人ですが、彼女はハンガリーをとても愛していて、それまで勉強嫌いでどんな言葉も身につけなかったにも関わらずハンガリー語をマスターしたり、グゥドゥッルーという街に自分の宮殿があり、ウィーンの宮廷生活を嫌ってよくハンガリーに滞在していました。また、皇后の身でありながらハンガリー独立闘争の士とのロマンスがあったりと、故ダイアナ妃とも似た感じのする女性です。貴族的特権生活を嫌い、弱い立場の人達に同情していた彼女は、皮肉にも訪問先のジュネーヴで無政府主義者のイタリア人に暗殺されてしまいます。

ハンガリーという国自体が「ヨーロッパの中のアジアの孤島」といわれているいわば「異端児」です。
なので、自分の身分に固執しない型破りな生き方をする人間が愛されるのかもしれませんね。

ちなみにブダペシュトにかかっている橋の一つに真っ白な橋があるんですが、この橋が「エルジェーベト橋」。
後者の「エルジェーベト」にちなんで命名されています。以前はその名に恥じないとても美しい橋だったみたいですが、現在の橋はシンプルすぎてちょっと味気なし(>_<)

■ (多分)かんたんなハンガリー語講座♪ 

・ Jo napot kivanok. (ヨー ナポット キヴァーノク) : こんにちわ。 (キヴァーノク無しでもOK。つけるとより丁寧。)
                                  ちなみに「jo (ヨー)」は日本語と同じで「良い」という意味!
・ Viszontlatasra. (ヴィソントラーターシュラ) : さようなら。
・ Koszonom szepen. (クスヌム セーペン) : どうもありがとうございます。(クスヌムだけでもOK。)
・ Szivesen. (スィヴェシェン) : どういたしまして。
・ Japan vagyok. (ヤパーン ヴァジョク) : 私は日本人です。
・ Nem beszel magyarul. (ネム ベセール マジャルル): 私はハンガリー語は話せません。.
・ Szeretlek! (セレトレク): 愛してます!
(ハンガリー語のアクセントは常に単語の最初の母音にあります。)

海外を旅するときは、少なくとも簡単な挨拶は現地の言葉で覚えていきましょー!
全然相手の接し方も変わってくるし、お邪魔させてもらってる側のマナーだし、そこから生まれてくる楽しさもあるんで!

taddy


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2005-08-23 | journey


僕がハンガリーと関わるようになったキッカケは、大学2年ころの夏休みの実家(福岡)です。かれこれ10年くらい前かな。

ユニバーシアード(=学生のオリンピック)が福岡で開催されて(ちょうどトルコのイズミルで閉会したばっかですね)、帰省中に通訳ボランティアとして参加しました。で、僕が担当したのがハンガリー選手団。当時まだハンガリー語は話せなかったから、英語での通訳。

団長さんとか選手団を統括する立場のみなさんはいい人ばかりでした。でも朝から酒飲んでました。しかも控え室に下着で現れたりしました。今でも名前を思い出します。ショム翁(一応「博士」)とラースロー氏。もう一人通訳ボランティアでレディーもおるんやからわきまえんかい!余談だけど今をときめく若かりしころの室伏選手にも選手村で会いました。剣ちゃん、室伏に似てるよね?

そこで一人のハンガリーの選手と仲良くなったんですよ。体操選手のZoltan(ゾルタン)。
他の選手は無愛想だったり、なんか普段は遊びほうけてるようなヤツらだったりだったんだけど、ゾルタンはものすごく性格がよくて日本にも興味示して英語もしゃべれたのですぐに意気投合しました。僕もハンガリー語勉強し出して、ゾルタンも日本語を勉強。日本語の飲み込みが早かった!

それからしばしハンガリーの魅力にはまって、かれこれ4回くらいはゾルタンの家に遊び行きました。

彼の家はペシュト側の都心からちょっと離れた中流の住宅街。
ペシュトって工業地帯でもあるんで、中心から離れるとすごーく寂れてて、いかにも「旧共産圏だすブニダーニャ!」って感じの無機質な雰囲気なんです。当時、両親+妹二人でくらしで、中流と言ってもかなり狭いアパート。しかも彼以外はだれも英語しゃべれない・・・。ってことで、れっつ・すぴーく・ハンガリー語♪昼間ゾルタンは子どもたちに体操教えてて不在だったんです。

サバイバルです。食べ物のことや簡単な会話くらいならなんとかなるにしても、ちょっとレベルアップした内容はピーンチ!「洗濯したいんですけどぉ~」なんていう生活臭いっぱいの言葉なんてフツー覚えないでしょ?でもマダムキラーな僕ちゃん♪おかーさま方のハートを掴むのはばっちしっすよ(- v -)/

ハンガリーで困ったのは、ハンガリー人にサラダを食べるという習慣がないってこと。なんと「サラダ=ピクルス」なんです!

 野菜が摂れない → 食物繊維が不足する → お通じが滞る( ゜∀゜ ) ♪

切実な問題です・・・。ただでさえ旅行中は環境の変化でう●こちゃんが滞るのに・・・。
で、そんな時に天使のように見えるのが「困ったときのアメリカン」♪そ、某マックやウェンディーズちゃん。いぇーす、おふこぉーす、もれなくサラダメニューありんすよ。アメリカばんざーい \(-_-)/

なもんで、ランチは街に出て行ってサラダ食べまくってました。でも店員さんに「またこいつ来やがったよ・・・( ´,_ゝ`)」みたいな目で見られてねー。
だってサラダ置いてるとこが少ないんだもん。しょーがないじゃんかよ(-_-#) 
お前たちもちゃんと野菜食えよ!(逆ギレ)
ってなわけでハンガリーに行く人は食物繊維のパウダーなんか持ってくことおすすめ。

明日もハンガリーの旅は続きます。(森本レオ風)

to be continued...

taddy


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2005-08-22 | journey


ネタが思いつかないんで、ぼつぼつ旅の話を始めまつ。

最初はどこからにしよっかなーと思ったけど、ハンガリーが書きやすいんで、とりあえずハンガリーから♪

正式名称はMagyarorszag(マジャルオルサーグ)。
「マジャル人(magyar)の国(orszag)」って意味です。「Hungary(ハンガリー)」という英語名は世界史でも出てきたフン族(民族大移動の中で出てきたアッティラとかいたでしょ)から来てるんだけど、「フン族=マジャル人」じゃないんですな、実は。

でもフン族もマジャル人もどっちもアジア系遊牧民なのはたしか。
ちなみに、フィンランド人(=フィン族)やエストニア人、ブルガリア人(=ブルガール族)もアジア系です。トルコ人もだよね。今はこれらのどこの国も混血が進んでるんで白人系の顔立ちだけど、やっぱどっか違う。元は僕たちと同じばりばりのモンゴロイドの顔してたはずなんです。

歴史的には9世紀ころまでにはアールパードという族長に率いられたマジャル人が今のハンガリーの土地に定住しますが、建国は11世紀。12世紀には一時世界に領土を拡大していたモンゴル軍の侵略を受けます。16世紀からトルコの支配を受け、18世紀になるとオーストリア・ハプスブルク家の領土に。第二次世界大戦ではドイツ、イタリア、日本と同じ枢軸国側に立っています。戦後は共産圏に組み入れられますが、もともとから独立気運の高い国なので、あまり共産化は成功しなかったみたいです。

さて、ここで思いつくままにちょっとハンガリー豆知識。

■ ハンガリー人の名前
ハンガリー人も名前は姓名の順番。
「Mr.」に当たる言葉も後に来ます。例えばMr. Smithだったら、Smith-urって感じ。日本語と同じでしょ?(^_^)
文法もほぼ日本語と同じ並び。ただ、目的語があるかないかで動詞の活用が2パターンあるのは頭痛の種です・・・。

■ 蒙古斑点
ハンガリー人の赤ちゃんにはアジア系であることを示すように、おしりに蒙古斑点があります。

■ 温泉
ハンガリーにはヨーロッパに珍しく「温泉文化」があります。温水プールと言ったほうがいいかもしんないけど。でも風呂好き。女性ならペディキュアもお勧め。とても安いみたい。

■ 文化の香り高い国
ハンガリー人って実はいろんなもの発明してんですよね。身近なもので例を出すとルービックキューブもハンガリー。イギリス以外でヨーロッパで一番最初に地下鉄を導入したのもハンガリー。文化・経済面でも優れてます。音楽家のリストもハンガリー人。未だに音楽家を目指す人はウィーンかハンガリーに留学します。アラニス・モリセットもハンガリー系カナダ人だな。投資家のジョージ・ソロスもハンガリー人。そしてノーベル賞受賞者はハンガリー人多いです。やっぱアジア系ってオツムのいいのかな?

■ 料理
ただ、食事は日本とは正反対。すっごく濃いです。ってのも豚油をふんだんに使うから。ハンガリー料理で有名なのはグヤーシュ(肉をパプリカで煮込んだシチュー)、ハラースレー(グヤーシュの魚バージョン)なんか。料理にはパプリカをたくさん使います(でも辛くない)。

■ ワイン
ハンガリーについて忘れてはいかんのがワインの名産地ってこと。
「Tokaj Aszu(トカイ・アスー)」という貴腐ワイン、サイコーでっす!かのフランス王ルイ14世が、「ワインの王様、王様のワイン」と呼んだと言われてます。マジうまい!(「貴腐」だから甘いです。)ハプスブルク家の女帝、マリア・テレジアも自分の農園を持っていたほど。日本でも入手できるので是非お試しを。 焼酎もあって「Palinka(パーリンカ)」って言うんだけど、これはフルーツから作ります。有名なのは「Barack Palinka(バラツク・パーリンカ)」。杏で作った焼酎。すごくアルコール度が強いです。朝から飲んでるおっさんいます・・・。

さてさて、ハンガリーの首都はBudapestですね。
「ドナウ川の薔薇」とか「ドナウ川の真珠」などと呼ばれてて、とーっても美しい街並みです。「ブダペスト」と言ってるけど、ホントは「ブダペシュト」。ちなみにドナウ川をはさんで「ブダ」と「ペシュト」という街に分かれてます。「ブダ」側は王宮とか歴史のある高級住宅地。「ペシュト」側は主に商業の中心地。

両方の街はたくさんの橋で結ばれてますが、一番美しいのが「Lanc hid(ラーンツ・ヒド)」。「鎖の橋」という意味です。夜はライトアップされてまたびゅ~てぃふぉ~♪ラヴァーズにはほんとおすすめのスポット。http://www.hungarytabi.jp/

ブダの丘には王宮や古い教会があります。
マーチャーシュ教会は歴代の王が戴冠した教会だけど、中の装飾がとても独特。ヨーロッパ風というより中央アジア風のエキゾチックな感じです。この教会はトルコ支配時代はイスラムのモスクとして使用されました。マーチャーシュ教会の前には「漁夫の砦」と呼ばれるものがあって、ここからペシュト側の市街を見下ろせます。王宮は博物館になっています。ブダの丘はマストな観光スポットかな。

ペシュト側で有名なのは聖イシュトヴァーン教会。
「イシュトヴァーン」とは英語の「スティーヴン」と同じ。ここはハンガリーの建国王にして名君、聖イシュトヴァーン王の教会。彼は聖人君主で、彼の右の手は今でも腐敗をまのがれてて(さすがにかなりミイラ化してるけど)、今でも見ることができます。右の手のみが腐敗をまのがれているのは、右手は権力を示すんですが、彼がただしく国を治めた聖人だからといわれています。

ブダペシュトのショッピングストリートと言えばVac(ヴァーツ)通り。
でも、正直日本の地方の街より小規模かも・・・。あまりお買い物欲はそそられません。そんな中でもこれだけは買うべし!というお勧めは「Herend(ヘレンド)」の磁器。ホント美しい!すべて手描きの一点モノです。日本にも販売店があるし、デパートに入ってることもあるけど、現地で買うほうが断然安い。「ウィーンの薔薇」や「アポニ」という模様が個人的お気に入り。http://www.herend.co.jp/ 同じく磁器で「Zsolnay(ジョルナイ)」ってのも有名だけど、僕的にはイマイチ。

ちょっと長くなったので、次回どうやって僕がハンガリーを関わるようになったか等の続きを!

To be continued...

taddy


P.S. 一番上のデザインはハンガリーの国旗の色でっす。


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2005-08-19 | cafe_monologue


2005年も半分以上がすぎて、ここしばらくの蒸し暑さも加わって、いろんな疲労が蓄積されている今日この頃ですよね。

昔は仕事中に眠気を感じることもなかったのに、最近は昼食後のミーティングなんかはもう睡魔との仁義なき闘い (>,<)
帰宅後は自分の時間を楽しむためにいろんなことが出来たのに、最近はベッドに身を投げ出すだけで幽体離脱 (>,<)
あ、これは単に老化してるってことか・・・。(注:見た目はまだ20代って言われますよっ♪)

でも、社会人やってると疲労といかにつきあっていくかってとても大切な問題。
以前は見向きもしなかった「健康グッズ」や「クイックマッサージ」という言葉にピクっと反応する王子さま。
あ、これも単に老化してるってことか・・・。(注:見た目はまだ20代って言われますよっ♪)

疲労対策方法っていろいろあると思うけど、「これぞ」というものあったら是非教えてください。

僕的には;


【 半身浴 】

ぬるめのお湯にバスソルト入れて音楽かけて20~30分くらいのんびーりと。
たまに居眠りして浴槽で水死しかけてます。でもこれやるとやらないとでは、翌日の疲労の取れ具合が全然違いますねー。
夏場のおすすめはクナイプのミント!http://www.wella.co.jp/kneipp/salt_lineup.htm

(そういえば剣ちゃんがバブを何個か入れまくるといいと言ってました。まだ試してないけどトップアスリートが言うんだからホントでしょー。)


【 アロマ系 】

王子は花から生まれてきました♪
会社にバーナー置いてます。でもホントに癒されてんだろか・・・?最近ヒジョーに疑問 (-_-)?
ちなみにアロマオイルじゃないけど、アメリカ人の知人に以前もらったオリジンズのPeace of Mindっちゅーやつ、リフレッシュに最高!


【 食べ物 】

夏場はニンニクを多めに取ることにしてます。ほのかに匂ってたらゴメンあそばせ。
漢方料理もおすすめ。火鍋とか。食べ終わったら全身がおばーちゃんの香水の香りがするけど。


【 クイックマッサージ 】

血行良くなるとやっぱちゃいます。でも高すぎ!20分で2,000円(チロルチョコ200日分!)、45分(全身)だと7,000円(チロルチョコ700日分!!)くらい。
最後に行ったのは数年前・・・。メンバーズカードのポイント期限切れちゃったかな・・・。


あと、酸素風呂とか指圧とか針灸とかにも興味あり。

んー、なんか書いてると自分がOYAJIのように思えてきたな・・・。
ニキータを魅了するちょいワルオヤジを目指します。 http://www.shufu.co.jp/magazine/leon/


taddy


P.S. 1 本日のお写真はアメリカの友人のRobちゃんです。めっちゃ歌うま!プロじゃないけどCDも出してます。
P.S. 2 いよいよ明日は隆平の新人王決定戦の決勝!
     みなさんのアツーい応援、よろしくお願いしますm( _ )m
     って誰もコメントしとらんやんけ(-,-#) http://blog.ryuhei-sato.com/

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d e s t i n y

2005-08-18 | reflection
喜びを人に分かつと喜びは二倍になり、

苦しみを人に分かつと苦しみは半分になる。

by ティートゲ (ドイツの詩人)



良い言葉でしょ?

つい先日このことを痛感させてもらえることがありました。そのことを分かち合えたのはこのブログを読んでくれてる人だけど、あえて名前は出さなくてもいいかな。改めてありがとう!(^_^)

一方で今日ニュースでとある尊敬してた人(フランス人)が刺殺されたという悲報を知りました。

最初、本当に信じられなくてしばらく手が文字どおり固まってしまいました。一度も会ったことはないけど、もうずっと昔からその人の活動に感銘を受けていたので。ショックです。

犯人は精神的な異常が見られるようです。でもとてもたくさんの人がいる前で犯行におよんだようなんで、その場にいた人たちのショックはもっとすごいものでしょう。

先日もこのブログでもみなさんと意見交換することができたけど、ホント当たり前のことが当たり前じゃないんだなーと改めて痛感させられました。

家族はもちろんTakや剣ちゃん、隆平といった僕にとって大切な友人たち、昔からの知人たち、このブログをとおして出会わせてもらってる人たちひとりひとりをお前は本当に大切にしてるか?と今一度問われてるように感じます。反省(-_-)

みんな偶然に出会ったんじゃなくて、神さまが会わせてくれたんだって思うんですよ。言い換えればこれが「運命」ってやつかなって。

何十億という人間がいる地球上で、自分がひとりの日本人として、一つの家族の元で、九州のとある土地に、30年前のある瞬間に生まれたというのって「偶然」じゃなくて、やっぱり神さまがそれが僕にとってベストだからそうしてくれたんだと思うんですよね。で、出会うべき人たちも用意してもらったんじゃないかなって。

30年間いろんな人たちと出会ってきたし二度と会うこともない人たちも多いけど、やっぱりそのひとりひとりは僕という人間がここまで生きてきたことにみんな関わってるわけです。んで、その中でも長い間共にいさせてもらえる家族や親友たちは、なおさら特別。

こんなことを思いめぐらしているとものすごーく人生の素晴らしさに圧倒されます/(@,@)/

って前も似たようなこと書いたかな・・・?(- -;)
でも毎日感謝して生きていくべきだし、僕もしょっちゅそのことを忘れてしまってるからね!繰り返しもあり!

taddy


P.S. 隆平にとって大切な試合になる試合も残すとこあと2日です。
   当日応援行ける人も行けない人もあたたかいエールを贈ってやってください。
   一人でも多くの人の応援がヤツのパワー源になると思うんで。
   応援コメントはヤツのブログに!http://blog.ryuhei-sato.com/


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p h o t o g r a p h

2005-08-16 | cafe_monologue


飲ま飲まイェイ~ 飲ま飲まイェイ~ 飲ま飲ま飲まイェイ~♪ 

∧_∧ 
(´∀` ) http://maiahi.com/index.html

あ、いかん・・・。完全に消費主義の魔の手に踊らされてる・・・。CDも買っちゃったし・・・。
これはもしかすると王子を呑んだくれにして王位継承権を略奪する勢力の陰謀か(-_-;)

ってまだ火曜日でしたわ。
アホ言ってる場合じゃなかですね。床屋さんくらいですね、今日休んではじけられるのは。
ふーっ。

ところでBruce Weberって写真家知ってます?
最近、雑誌ブルータスでも特集されてますよね。僕の好きな写真家の一人なんっす。いい仕事しますわー。彼の作品写真集はウン万円で取引されるくらいの価値と人気のある写真家です。

多分写真見たら、「この写真見たことある!」と思うと思います。
セレブな人たちの写真も撮ってるし、カルバン・クラインやラルフ・ローレン、ヴェルサーチやアバクロの広告写真なんかも携わってますんで。
特にカルバン・クラインのアンダーウェアの広告で業界のド肝を抜きましたからねー。マッチョな♂が下着一枚で「どや!」っていう強烈なイメージを与えましたもん。

んなもんで結構きわどい写真も多くて、純真な僕ちゃんなんかはポッ ノ_<) と頬を赤らめちゃうような男女がスッポンポーン状態の写真も多いんですけど、個人的には彼が撮る風景や犬の写真、サーファーの写真、そしてアダムとイブ状態じゃないフツーの人物写真がすごく好きなんですよね。古き良きアメリカの面影を味わい深く上手くキャッチしてるんで。

でも彼の写真見ててふと納得したことがあるんですよ。たしかにスッポポーンの写真もたくさんあるんですけど、これも彼が追い求めてるアメリカの理想像を追求したものなのかもと。

というのも、アメリカの理想は「古代ギリシャ」なんです。元々移民の国だから「アメリカ」としての歴史や伝統ってないでしょ?で、建国時に当時のアメリカ人はアイデンティティを探したんです。でたどり着いたのが「古代ギリシャ」。なぜなら民主主義の始まりだから。

で、同様にギリシャの文化を模倣したんですよね。だから政府系の建物って白いギリシャ風の建物が多いでしょ?古代ギリシャの彫刻は男が筋骨逞しくて女性は少しふくよかだけどキュッ!バーン!って感じですよね(←意味不明)。確かにBruceの写真に出てくる男女ってみんなギリシャ彫刻のような体をしてるんです。

なもんで、Bruceおじちゃんはアメリカ建国のときから脈々と根底に伝わってきてる「アメリカの理想」をファインダーを通して表現してるのかもなーと思いました。一人で勝手になるほどーっと納得♪

そんなBruceおじちゃん、来月初来日します!それに伴い大々的なイベントや展示会が予定されてるみたいです。多分、最初で最後の来日になると思うから今からすっごく楽しみっす。行ける人は一緒に見に行きましょ♪

ちなみにオフィシャルサイトはこちら http://www.bruceweber.com/

taddy


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2005-08-15 | cafe_monologue


今日はいろんな記念日が重なってる日ですよね。
終戦記念日。お盆。カトリックでは聖母の被昇天の祝日。

ちなみに「お盆」って実はもともと仏教のものじゃないっていうこと知ってました?この聖母の被昇天の記念から来てるんです。
聖母は神ではなくあくまでも人間なんで、彼女は死後自分で天に昇ったんじゃなくて、神さまが彼女の魂も体も天に上げられたといわれています。
その際にたくさんの霊魂が一緒に解放されて天に上げられたとされていて、唐の時代に「景教」が中央アジアを通して中国に入ったとき、この聖母の記念の伝統も一緒に伝播され仏教等にも取り入れられたということです。生活の中の当たり前のことも実は奥が深かったり。ちょっとしたトリビア(^_^)

今朝、がらがらに空いた電車に揺られて通勤中、じりじりと照りつける日差しとセミの声に耳を傾けながら、60年前のことをいろいろ想像してました。

どれほどの人たちが大切な人を戦争に奪われたんだろう?
どれほどの人たちの心の中に今も深い傷が残ってんだろう?
この蒸し暑い朝にセミの声が響く中、同じ環境でも今の自分の生活とは全くちがう生活がそこにはあったんですよね。
へらへらとした生活送っちゃってるけど、今の自分がこんな生活ができるのも、過去の人たちの苦労の上に成り立ってんですよね。

年取れば取るほど、家族や友人の大切さって身にしみて感じるようになるじゃないですか?
でも、60年前はそんな大切な家族や友人の命が戦争のために露のように消えてっていたんですよね・・・。

表参道には焼死体の山があったそうです。今は何も考えず楽しく買い物したりしてるけど。
「医師になりたい」「弁護士になりたい」と将来の夢を語りあった友人同士が、学徒動員のため帰ってこなかったそうです。
日々、生と死のはざまに生きていたんですよね、僕たちのおじーちゃん、おばーちゃんたちは。


“平和も戦争も家庭から始まります。

 もし本当に世界平和を願っているなら、まず自分の家族が相互に愛し合う事から始めていきましょう。

 もし喜びを広げていきたいなら、まずひとつひとつの家族が喜びをもって生活する事が必要なのです。”

 (マザーテレサの言葉から)


ホントにその通りだと思いました。
家族ほど一番近くて実は一番遠く、一番愛しているのに一番愛するのが難しい存在っていないかも。
それだけ密接につながっているから、自分の個人敵な領域に入ってきちゃう存在だから、かえって照れくさくて本心を見せなかったり、壁を作っちゃったりするのかもしれません。でも、家族って社会の一番小さな単位だから、ここからすべてがはじまるんですよね。

今日家に帰ったら、おじーちゃん&おばーちゃんに「今までのたくさんの苦労、ありがとう」って電話したいなって思います。

taddy

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a n n i v e r s a r y

2005-08-12 | he, he, he (-_-)/


BGM:「威風堂々」

王子入場。

拍手と歓喜の涙で出迎える民 ( ゜∀゜ )まんせ~

そうでーっす。
今日はブログ開始して1ヶ月目の記念日♪
「記念日」と「特売日」が大好きなレディーたち、祝福してくれたまへ。♂どもも参加してもいいよ。

数えてみました。
ぅわん、とぅー、すりー、ふぉー、ふぁいう゜。
わぉ。僕ちゃん5回しかサボってないじゃん♪サボり率わずか全体の15%。
すごくない??皆勤賞もんですな★ 自画自賛。唯我独尊。馬耳東風。焼肉定食。

話は飛びますが、昨晩ラジオの番組でやってたんだけど、ドイツのある会社が、女性には理解しにくい男性の言葉に含まれた意味を説明する辞書を発刊したとげな。

【e.g.】 ラヴァーズが服を買い物に行ったとき。

♂: 「それ、あまり似合わないんじゃない?」 → (翻訳) 高いから買うな。

♂: 「それにした方がいいよ。」 → (翻訳) 早く帰りたい。

だそーです。
どう思います??
TAKとか詳しそー。(ご指名)

taddy


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j o u r n e y

2005-08-11 | journey


僕ちゃん、基本的に一箇所にずーっといることが出来ない人間です♪
カルシウム不足じゃありません。放浪癖があるみたい。

僕がこれまで旅した国は10カ国。
アメリカ、カナダ、フランス、スイス、ドイツ、オーストリア、イタリア、ハンガリー、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ。
旅好き人間としては訪問国数は決して多い方じゃないと思うけど、同じとこに何度も行っちゃうんでこんくらい。
一つの場所をじっくりと堪能するのが好きですねー。

旅のスタイルは基本的に一人旅派。
周囲に気兼ねする必要ないし、自分の身一つですべて済んじゃうし、より深く現地に溶け込めるから。
でも年取ったのかな、最近は親しい友人と旅の時間をゆったり共有するのが好きですね。一人旅とはまた違った得るものがあるし。

みんな信じてくれないんだけど、こう見えても学生の頃はバリバリのバックパッカー!
学生の頃なんて時間はあるけどお金がないから、じっくり旅するときも安く済ませないといけないでしょ?

そんな学生時代の一番の思い出は、ヨーロッパを一ヵ月半くらいかけてバックパックの旅をしたこと。
海外生活と言えば高校の頃に一年間アメリカ留学してたけど、それ以外に長期といえるのはこのバックパックの旅。
厳密にはたかが一ヵ月半だから「長期」とはいえないけど、とても密の濃い旅でした。

当時僕が設定したルートはこんな感じ。ある意味世界一周!
ローマ(イタリア) → フィレンツェ(イタリア) → ヴェネツィア(イタリア) → ウィーン(オーストリア) → ザルツブルク(オーストリア) → ミュンヘン(ドイツ) → ジュネーヴ(スイス) → リヨン(フランス) → パリ(フランス) → アメリカ
ヨーロッパって国境を越えるだけで、人種や言葉、文化がガラっと変わっちゃうんで面白いですよね。

ヨーロッパは基本的に国どうしが鉄道でつながってます。
で、「ユーレイルパス」という鉄道乗り放題パスがあるんですね。移動手段はこれ。何時間も掛けて列車に揺られていろんな国と都市をまわります。だから列車内でいろんな人との出会いもあったり(^_^) ロマンスまでは行かなかったけど、例えばウィーンからザルツブルクまで行く車中で知りあった女の子と文通を始めて、翌年から何度かリンツにある彼女の実家をお邪魔したりして家族のようにもてなしてくれました。

列車の旅って昼間ならいいんだけど、夜行列車に乗ったりすることもあるでしょ。夜行列車はスリがいたりして結構危険。寝るときも自分の荷物をしっかり抱きしめてとかないとヤバいんですね。同じコンパーメントに乗り合わせたアメリカ人夫婦と「共闘しようね!」といって一緒にがっちり荷物を固めて寝たり(^_^) でも早朝に列車がどこかの駅で停車したとき、窓を開けて吸い込むフレッシュな空気と、ターミナルから漂ってくるエスプレッソやパンの匂いにほっとした気分にさせられました。

宿は25歳以下が利用できる安宿「ユースホステル」。たしか一泊2,000円くらいかな。ほんとにボロっちーところから貴族の邸宅を改築したとこまでいろんなバラエティがあって、世界中から旅する若者が集ってルームシェアするんで、そこで知り合った連中と街に繰り出したり次の都市まで一緒に列車に乗るとかしましたね。懐かしいなー。みんな今は立派な大人だけど、それぞれの国で何してんだろ?

経済的&時間的に許すなら、誰しも一度は海外一人旅を経験して欲しいんですよね。
思いがけないトラブルや危険な目にも会う可能性あるけどそれも現実。そしてそれ以上に人の優しさに触れます。大多数が最初で最後の出会いなんだけど、それなのに知らない土地で親切にしてくれる人たち。彼らにお返しできない分、日々出会う人にお返ししたいなって思います。旅を通して人間って素晴らしいなーと実感するし、一人旅したことある人間ならこんな素晴らしい人たちと殺しあう戦争なんてバカらしいと思うはず。「井の中の蛙」状態になってると自分の世界だけになっちゃうから自分の利権だけに固執してしまう気がするんです。それに日本という国を、そして自分自身を見つめ直す良い機会にもなりますよ。

昔は「アメリカかぶれ」だったり「ヨーロッパかぶれ」だったけど、最近は「やっぱ日本が一番」って思うようになってきたかなっ(^_^)

ってなわけで、これからネタ作りのためにも今まで行った国をちょくちょく紹介して行きマッチョ(^_^)/
質問なんかあればいつでもどーぞ m( _ )m

taddy


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