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taddy // graphic designer / artist / poet

i n a h o

2005-11-12 | cafe_monologue
「穂を垂れる。」
とても美しい日本語だ。
そういえば、「子供のころ聞いたことのあったな」とかすかな記憶の中に思い出した。

「穂を垂れる。」
上に行けば行くほど、完成されればされるほど、謙虚でなくてはならないということ。
先日、J-WAVEのMAKE IT 21にゲスト出演していた岩崎究香さんがコメントしてた。

岩崎さんは京都の祇園で50年以上、芸妓として生きてこられた。
その人生の中で、国家元首や著名な経営陣をもてなしてきた彼女が「大物」たちから感じたこと。
それが、「穂を垂れる。」

豊かに実ってたわわになると稲穂が垂れるように、上へ行けば行くほど、謙虚にならなくてはならない。
相手に耳を傾けなくてはいけない。

僕が「l i s t e n」や「h u m i l i t y」の中で書き綴ったことと通じる内容。
とても共感した。

これは会社や組織のトップだけでのことではない。
人として成長していくなら、すべての人にあてはまるコトバだと思う。

自分の命は自分で作ったものじゃない。
自分自身の存在という原点からすでに、自分で達成したものじゃない。
だから、何かを達成しても、あたかも自分が全て創りだしたかのように酔いしれてしまってはいけない。
誰も一人でなにかを成し遂げることはできないのだから。
周囲のいろいろな人が支え、助けてくれたために今の自分がいるのだから。

taddy


P.S. 告知するの忘れてました。剣ちゃんのブログのデザインを変えました。
  (これまではありもののテンプレートをそのまま使っていたので)
これを機に、遊びにいってたくさんの応援コメント残してあげてください(^_^)
冬季オリンピックも目前!今月から海外での合宿&試合の連続です。
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