われらがスリーアローズにとって、ひとつの大きなマイルストーンを刻む転換期が来たようです。
友人の尚玄が主演のひとりとしてしている映画「ハブと拳骨」。
60年代の「コザ(沖縄の歓楽街)」を舞台に、混沌とした時代を生き抜く血のつながらない兄弟を描いた物語です。
兄弟役で個性派俳優の虎牙光揮さんや今をときめく宮崎あおいさんが出演。
2年前にタイで撮影されました。
それが今年の東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが決定!
コンペ部門には15作品がエントリーされるのですが、日本からは「ハブと拳骨」一本だけ。
ぜひぜひ頑張って欲しい!
いつ一般公開されるのか、まだかまだかと待ってました。
でもすべての物事はボクたちの予想とは異なって、ベストなタイミングにベストな形でやってきます。
2年という年月はすごく意味のあったことだと思うな。
なぜかって?
宮崎あおいさんが日本を代表する女優に成長したでしょ?
2年前だったらここまで彼女が注目されることもなかったはず。
今だからこそ彼女は注目されるし、その注目のおかげでこの映画への注目度も大。
彼女という「入り口」を通して、人々は他の俳優陣の素晴らしさに気付くチャンスができたわけです。
そして、製作側のこの映画に対する深い誇り。
一人でも多くの人に見てもらうために走り回ったスタッフのたゆまない頑張り。
出演者たちの熱いキズナ。
これらの要素がこの2年間でますます熟成されていったんだと思います。
万人受けする映画ではないかもしれないけど、強烈な個性が集まって強烈な個性を放つアバンギャルドな作品。
良い意味の土臭さの漂うひとつのアートだと思います。(ってまだ見てないけど 。てへっw)
この映画が日本映画にひとつの息吹を吹き込みますように!
(左:尚玄、右:宮崎あおい)
taddy