m o n o l o g u e

taddy // graphic designer / artist / poet

s o l i t u d e

2005-11-11 | cafe_monologue


「孤独」には二種類あると思う。

一つは「ポジティブな孤独」。
これは、人を成長させるためになくてはならないもの。

「人は独りきりのとき、愛することができる」という逆説的なコトバがある。
その通りだと思う。
雑踏を離れ自分自身に戻る時間、つまり「孤独の時間」を作ることで、「自分」と対面する。
その時、自分の本質部分を静かに見つめなおし始める。
同様に相手の本質部分にも目を向けられるようになる。
「現実」をありのままに許容する。
余計な不安もなにもなく、ココロが静かに満たされる。
自分をありのまま受け入れ、相手もありのまま受け入れられるようになる。

もう一つは「ネガティブな孤独」。
これは、人を惨めに破壊するだけの恐ろしいもの。

自分を静かに見つめるのではなく、自分の中にうごめく「負の欲と感情」に身をまかせる。
「負の欲と感情」は一度暴れだすと、暴力的、破滅的な「怪物」になる。
この「怪物」の虜になると、すべてが見えなくなる。
自分さえも見えなくなる。
そうなると、相手のことなどさらに見えなくなる。
「現実」を見ず、「妄想」をひたすら追い求める。
しかし、しょせん「妄想」。満たされることはないのでますます飢え苦しむ。
自分をありのまま受け入れることができず、相手もありのまま受け入れられない。

「ポジティブな孤独」は、すべてを包み込む。
「ネガティブな孤独」は、すべてを破壊する。

taddy


P.S. 結局なんか休まないまま再開しちゃいましたね(^^;)
「もう少しゆっくりしていいよ」等、気遣ってくださった方もたくさん。ありがとうございます。 みなさんの優しさに本当に感謝!


 ブログランキングに登録してみています。クリックお願いします♪