La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

泥棒対策(大してしない)

2024年03月07日 | 新築

【3/2-6の作業】 階段コンクリ、内壁下地1層目

 

日数はたっているが、あまり写真はなし。ペチペチ(壁下地)の動きは目立たないのと、4日、5日と休みだったせい。また別の現場に行っているのか、熱波に襲われてて最高気温40℃くらいなので、身体のためにペースダウンしているか。

 

  コンクリ完了。

 上から見たとこ。

 ご満悦の親方。

墨出ししているときは急過ぎると心配したがそうでもないと分かったと言っていた。造りもしないで心配してたわけだが、この辺では二階建ての家はほとんどなく、数少ない二階建てはユカタン基準ばかりなのであろう。

 風呂場/洗面所/トイレのペチペチ。

このエリアは、まず脱衣場→浴室という彼らには未知のものがあり、かつその関連で仕切り壁も彼らにはどこがどうなっているのか分かりづらい。1階のペチペチ最後まで残してあったが、ベテランが着手。ペチペチ以前に仕切り壁の高さも、お互い確認しないままなんとなくこの段まで…とブロックを積んであったが細かく確認できた。

 洗濯場のペチペチ。

海辺の家と同じように屋内より一段低いが、テラスじゃなくて土間にした。海辺の村はずれは別荘がほとんどで住んでるのは引退外人ばかりだったので、デカイだけでいかにも貧乏そうな我が家は比較的泥棒の心配がなかった(メリダ人の別荘で無人か、見るからに金持ちのガイジンの…という家しか泥棒には狙われなかった)。が、今回は村の中だし目の前の道も結構人が通るので、一応ガスボンベや湯沸かし器、洗濯機など、ドアをぶち壊して入る強盗でない限り盗めないように、壁で囲った。

村人はみんな果樹園や畑を持っているので、ここに住んでるだけなら下手すると都会より豊かと我々なんかは感じるが、そうはいってもメキシコの田舎・僻地州のさらに田舎・僻地である。外から見れば貧村、中では都会の金持ちは別の人種…的な卑下はある。表向きは貧乏で何が悪いとか人間にとって大切なのは金じゃないと、ことある毎に言うが、ある。メリダや海辺で暗躍している「グループで盗んで、売るルートも確立されている」みたいなセミプロ?はいないが、あんまり家族にも好かれてない不良息子とか、あんまり近所で好かれてない道徳無視一家とかがいる。盗む品物の価値云々でなく、「今なら盗める」状態だというだけで、ちょろっと持っていってしまう輩がいる。盗られたら、そういう状態にしておいた方も悪い…が常識。だが、我々日本人は庭に何か物を転がしておくようなことはしない。パッと盗めそうなものが庭に出しっぱなしになってることはない(メキシコ人と違って)。

あと、海辺の家でも付けろ付けろと言われた鉄格子。

 こんなの。拾い画像。

格子どころか拘置所みたいだし煩わしい。横棒だったりオサレな意匠だったり、このへんだと飾りがついたタイプも多いが、こちらでもやっぱり、付けないのか?と何度も念を押される。

 住んでる借家の鉄格子。

海辺の村とは環境が違うが、とにかく付けたくないw。親方曰く、誰かが家にいそうな状態なら泥棒に入られることはないし、外人相手に何か悪さすると面倒だと考える人も多いだろうとのこと。うちはこの辺の家と違って、敷地内の道からずいぶん奥まってるところに建ってるし、まぁ、大丈夫だと思う。



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