La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

かわいい自転車

2020年12月18日 | メキシコ 日常生活

ユカタンでは、コロナの状況を示す数字が多少よくなったり悪くなったりしながら、悪い状態をキープ。つまり、感染者数・死者数とも日本より圧倒的に多い(1州だけで)まま、収束の様子もない状態です。

かといって、我々は市街地からは遠く離れた村のさらに外れでデカイ敷地に住んでるので、まったく影響なし。まあ、3月頃に騒ぎ始めて授業がオンラインになったとか、8月に酷くなって夜間外出禁止や酒類販売禁止や営業時間短縮とか、9月末に倶楽部を閉めたとかありますが。

他人とあまり接触しない引退老人なんて、家の周りで遊んでいる限りなんのリスクもないので。

数字にはギョッとする人がいるかもしれないけど、世界中どこでも、大変だと騒ぐ人とどうってことないという人と両方いると思われる。数字の出し方が違う以上、各国の政策の比較をしてもあまり意味はない。政府がどう言おうと、テメエのことはテメエで守る…でいいと思う。他人のことなんか、変えられませんから。

というわけで、あまり変化のない生活(家のことしたり庭のことしたり…)の中でも、さすがメキシコの田舎!ということは日々起こるので、撮ってあった写真を。

 

  道路の舗装工事

雨が降ると、アスファルト舗装がだめになり、車道にボッコンと穴が開く。バチェといってドライバー泣かせなんだが、その修理の様子。ピックアップトラックでこれだと思うバチェの前に停まり、荷台に乗ってるお兄ちゃんがバケツの砂利とアスファルトをテキトーに穴に流し込み、シャベルで周辺部と表面をテキトーに整えて、次のバチェへレッツゴー。後続車が踏んで行って完成する。

こんなことしてるから、メリダの幹線道路は修復した跡だらけでガッタガタである。プログレソ市は、前政権(州の)ではこういう応急措置の予算さえ組んでなかったところ、全部引っ剥がして舗装し直すという普通のことを始めて、ずいぶんよくなった。ただし、普通のことも普通じゃないので、雨が降るとまたバチェが生まれる。

 

 11月中旬くらいに今冬初の寒波が来たときの、ある店のエアコン。ここはどこも「付いてたら設定温度は21℃」だが、さすがに25℃まで上げていた。今(12月中旬)はもっと寒い(最低16℃、最高29℃くらい)。

 

 村の氏神様の祭り。

よくわかならないが、訳すとメダルの奇跡とかになるマリア様?の祭りで、年に一回。普段は教会に飾ってあるマリア?像を神輿箱に入れて、車の屋根やピックアップの荷台に乗せて村中を巡行する。うちの村は漁師の村なので、コロナがなければ船渡御もある。佃と似ていて嬉しい。

 

   300メートルくらい離れたところの新築現場。

2千平米くらいの大きな土地が100万ペソで売りに出されたのが1年ほど前。ようやく買い手がついて建設が始まった。珍しくクレーンを使っていた(コンクリの梁を上げるため)ので、うちの犬が一日中吠えていてうるさかった。この辺は見渡す限り彼の縄張りなので、散歩の犬も人もパラグライダーも警察も、目に入ったら許さない。いい番犬である。

 

 村で売りに出ていた自転車(2台)。

子供用の座席を手作りしてある。かわいい。この辺の人は本当に何でも、そこらであるものでどうにかする。我々も来た当初は品質(=どれだけもつか)が気になったが、多少高くて良さげなものも結構すぐにダメになるので、もう気にしない。あと、海に近いのでサビが凄い。市販の錆止めなんかあまり当てにならないが、多分それは世界中どこも一緒。



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