独立記念日のパーティーに呼んでくれた一家が、今度は誕生日パーティーに呼んでくれて、行ってきた。
Lさんのお母さんとその妹とそれぞれの子供達とその子供達なんだが、いつもだいたい同じ面子で、ちゃんと説明されないか説明されても覚え切らないうちにアミーゴ・アミーガ!なもんだから、結局誰の子供か兄弟か分からない人もいる。
さて、誕生日だったのは、Lさんのお母さんの娘(これが、Lさんのお姉さんとは少々違うようで、よく分からない)の旦那さん。前にも1度、自宅で作るケーキを売っているその一家の長女に、作り方を教わるために行ったことがある。
ちょっと話は外れるが、ここは中力粉だけでパンもケーキも作る。そこが謎だと話していたら、呼んで教えてくれた。要は、卵の使い方であった。
なんとうちの相棒と1週間違いの同い年。このケーキは、お父さんがアメコミのミスター・インクレディブルに似ていてミスター・インクレイーブレ(スペイン語)で呼ばれているので、そのアメコミからとったデコレーションなんだそうです。美味しかった。
ピニャータというのはお菓子が入ったくす玉で、子供達がぶっ叩いて壊してこぼれた菓子を拾うという、メキシコパーティーの定番である。だいたい人や星の形をしているんだが、今回は、そのインクレイーブレさんのiを模したものを、なんと手作りしていた。
その上、中には子供が拾う菓子の他に、大人に配られる小さい風船が入っていて、その風船の中には巻いた紙切れが入っていて、その紙に書かれていることをするってのが罰ゲームという懲りよう。フィエスタに賭けるエネルギーが半端ない。
メリダの借家も含めると、うちに来るのは3回目。最初の2回は日本からの女友達と一緒に来た。だいたいうちには「のんびりしに」来る。が、どう「のんびりするか」決めずにいられないという、根っからの計画好き。
今回も、もう3回目だし、日本からの客人にメキシコ料理を振る舞うという目的もないので、うちで普段食べてるものを出そうと考えていた。ハンバーグとかカレーとか。つまり、日本食。
が、案の定、いろいろ決めていろいろ実行したい彼は、メキシコ風BBQをすると言い出した。こっちはもうメキシコ在住3年目なんだが、どうしてもいろいろ教えてたくて仕方ないのである。
グアダラハラはとても土地が豊かな州にあって農作物もすごく豊富なんだそうで、同じような品揃えを期待していた彼は、チェレムの貧弱な市場で愕然としていた。貧弱ってのはつまり、並んでいるものは新鮮なんだけど、野菜や果物がてんこ盛り!という、よく途上国やヨーロッパの写真で見るようなマーケットじゃないってことです。あと、美味しいビーフ、ないからね、ここは(前にも言っただろ💢)
それでも、こちらが予定していたメニューにしようか?という申し出は断って、豚肉のBBQをしてサルサと豆のスープとズッキーニの焼いたのを作り、かまどでとうもろこしも焼いていた。
美味しゅうございました。が、ユカタンに来たときくらい、ユカタン人の言うことを聞きたまえ。
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