窓とカーテンの隙間から朝の日射しが射し込み、そっとカーテンの裾をつまんで、窓の向こうに見える景色はどんな物なのだろう?いつもと代わり映えしない景色だろうか?
頭の中に、ふと思い描いたのは、靄がかかった朝で高層ビルの一角から街を見下ろすと言う物。
そして思い出したのは今から2年前の夏の終わりに出掛けた場所から写した1枚の写真。どうと言う事のないものであるが迎えた朝の1枚として形に残した。
春がやって来て、寒さからの解放で胸踊る物があるやも知れないが、私はいつもと変わりやしない、胸のうちのままにいる。
今日をどうしたいか、より、今日はどうなるんだろう、と言う受け身的な反面教師の見本の様な事を思う4月7日木曜日の朝である。