廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
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6月雨季に入り、蛍が乱舞☆

2016-06-08 14:36:35 | 9.山里の四季・風土
6月に入り、雨季ですね~。

高木地区は、福岡県内で一番の天然蛍発生地。

今年はちょっと早めに

蛍の乱舞が見頃です。

6月11日(土)は16時30分から

恒例の高木村祭りの「蛍まつり」が音楽館で開催されます。

蛍見物前に、ぜひお立ち寄りください。




只今開催中の『ジョナサン・ボロフスキー展』も好評の中、


先週の土・日は遠方から、たくさんの団体さま方がお越し頂きました。




福岡からある企業の方々。


作家の八尋晋さんに説明をしてもらい、

グーンと作品を身近に感じてもらえた様子でした。






また、メモリアルサウンドルームにて蓄音機の奏でる音を視聴。

80年過ぎても変わらずに楽しめる蓄音機のすばらしさ、

先人の知恵に感動されてました。




お食事もご飯のおかわりが多く、しばし共星の里を満喫された様子です。




長崎から、昆虫写真家の栗林慧先生が生徒さんたちを連れて来て頂きました。






栗林先生とは、2012年に佐々木茂美さんの展覧会

「みじかなう虫の小さな展覧会」を開催したときに

お越し頂いていて久々の再会です。



相変わらず意欲的にご活躍の様子で、

前回、ナビで迷いに迷い「こんな山の中の展覧会は初めてだ!!」と

佐々木さんの展覧会の時に言われていたのが、懐かしい思い出です

ゆっくりできるものなら、蛍を写真に収めたい!と何度も繰り返して言っておられました。

是非、次回はお泊りでお願いします。



そして昨日、黒川の師岡君のところに泊まって九州入り、

あの3・11の震災に遭われた方々が宮城県からお越し頂きました。

明日、熊本に応援に行かれるそうです。

それを知った常連さんの太郎君と熊センセー

歓迎の歌を一曲♪披露したいとみなさんを呼び止め、

ウエルカムソングから始まり、

ミニコンサートさながらに、和やかに時間は流れました。




いろんな方がいろんな想いを持って、この共星の里にお越し頂いております。

一期一会、すべてにドラマがあり、自分の中に希望の種がある…。


普段見落としがちな、私たちの身近なすぐ足元にも小宇宙、昆虫の世界…。

高木地区は今が一番幻想的なホタルが飛び交い、幻想的な光景が広がっております。

ホタルの幼虫は10か月間水中でくらし、

成虫になって約1週間のあいだに交尾・産卵をします。

飛んでいるのはオスで

メスはほとんど草むらで光ってます。



時には、私たちの身近な足元に小宇宙の存在があることを

見つめてはいかがでしょうか?