長谷川 治胤

写真作品。

パッと見た目、写真とは思えない風合いをした写真。
自分の中にあった、写真というものの固定観念を
いい意味で崩してくれる作品。
今回は、和のイメージを感じました。

首藤 マヤ その２

室内の作品。

この色合いを出すのに、何度も何度も塗り重ねてらっしゃいました。
前にも少し紹介させて頂きましたが、
その時よりもはるかに、スケール感が広がり、
更に奥深さが表現されているように思います。

首藤 マヤ その１

野外の作品。

校舎の屋上に掲げられた作品。
この下のフェンス沿いには、たくさんの木々が並べられ、
今となっては鳥達の憩いの場所となっています。
まさに、自然と融合しています。

黒岩 俊哉

暗室での映像作品。

万華鏡の世界のような、映像の変化を楽しめる作品。
山里での展示に似合う、鳥なども出現してきます。
モノクロの作品ですが、
観る人それぞれ、色んなカラーに見えている気がします。

木寺 正喜 その２

室内の作品。

壁一面に展示された作品は、
平坦なのに、凹凸や距離感・温かみや重厚さを
感じさせるように思います。

木寺 正喜 その１

野外の作品。

作品の設置に一番苦労された方、木寺さん。
石だらけで、水はけの悪いこの校庭に、
５つもの大きな作品を埋め込んでらっしゃいます。

その見た目を裏切る素材に、皆さん驚かれています。

神崎 東洋彦 その２

室内の作品。

こちらも、窓から射す、色んな角度の光によって
その趣きも様々。
パーッとした黄色がとても気分を浮かせてくれます。
その上段にある紙の作品は、幾重にも層にされていて、
その一片は一つとして同じ切り方をしていないのに、
シンプルでシャープな印象を与えてくれます。

神崎 東洋彦 その１

野外の作品。

校庭から校舎の裏まで、
広範囲にいくつもの黄色の作品が展示されています。
光が射したり風に揺れたり、また、雨に日には黄色が深くなって、
本当に日々・時間帯によって様々な表情を見せてくれています。

その制作作業には、頭が下がります。
約60個の生地の裁縫から竹製の枠・足の溶接まで、
もちろん全てご自身の手によるものです！

加藤 民子 その２

室内の作品。

こちらは存在感たっぷりの黒い生地を使った作品。
闇を表現されてるのですが、
時間帯・天気・観る方の気分によって、
その黒も色んな黒に観えるのです。

加藤 民子 その１

野外の作品。

竹で作られた枠組みに、柿渋で染めた生地をまとわせたもの。
中をのぞきたくなりませんか？
来て見て下さい！
共星の里の校庭にあった、ある何かがデーンと座ってますので。
先日のライブインスタレーションでも演出の一つとして使わせて頂き、
ご本人をはじめ、多くの方々に感動して頂きました。

アキラ イノウエ その２

室内の作品。

以前にちょこっとだけ紹介していましたが、
あれから何度かレイアウトが変わりました。
展示が始まってからも、イノウエさんはなかなか納得がいかず、
確か３度位はレイアウト変えの作業に来られたような。。。

最終的には、当初よりも広がりと力強さ感が出て、
勢いづいたように思います！

アキラ イノウエ その１

こちらは、野外の作品。
たくさん穴の開けられた円状の木が２枚重ねられたものが、
何個も。
それを校庭にグルっと大きくサークル状に並べた作品です。

会期を１ヶ月以上経過した今、穴から草々が
お目見えしたりしています。

黒川ＩＮＮトリエンナーレ 展示報告

スタッフよしえです☆

只今の企画展も残すところ、あとわずかとなりました。
遅くなりましたが、ここで、
１３名の作家の作品を少しずつ紹介します。

こちらに来て頂いて、実際にこの空気の中で
作品と対面して頂きたいという想いがあり、
紹介が遅れた事・全容をお見せしていないことを
ご了承下さいませ。