廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

かわいい売り子さんたち。

2005-08-23 03:00:29 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

福岡からやって来てくれたボランティアのおんなの子達。

屋台メニューの仕込みのお手伝いを終え、
会場に来て屋台の準備。かわいいポップを自分たちで材料みつくろって
楽しそうにつくってくれていました。

平均年齢ハタチそこそこの彼女たちが
かわいい売り子さんとなって華を添えてくれました!

みんなたくさん楽しんでもらえたかな~。
また遊びに来てね。

おつかれさまでした。ホントにありがとう!!

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ゼロセンをつつむ白い布。

2005-08-23 02:02:33 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

舞台美術の総責任者KAZUさんが、お得意の「滑車とロープ」のシステム(10m級の布を
引き上げながらのライブペインティングをしたりする為慣れてマス!)で
ゼロセンの周囲に張りめぐらされた白い布が上に引きあげられると、
観客の目の前にゼロセンの堂々たる姿が現れるという仕掛け。
最初からドーンと見せてしまわないニクイ演出。
ずいぶん前の打ち合わせ段階で「布で隠しておいて本番中にスルリとはずす」
なんて言ってたけど、きっと機体に引っかかっちゃうんじゃない?という意見も出て、
いったいどーするんだろう??.....と思っていたら、こんなステキな仕上がりに。
さすがKAZUさん!

白い雲の間をゼロセンが飛んでいるようにも、
そして布がゼロセンに生えた羽のようにも見えるじゃありませんか!

白い布は総全長100メートル!!
本番3日前の真夜中にえつこセンセーとチョージさんが出演ダンサーの方々と
共に苦労してせっせとミシンで縫い合わせてつくったものです。

舞台とゼロセンと「川」の周囲に点々と設置されたカヤの葉も、
写真で見るとあまりわからないかもしれませんが全部合わせるとかなりの量です。
スタッフ男4名で本番当日の朝に音楽館前の川で大量に刈り取ったもの。
みんな後でカユイカユイと腕を赤くしていました。
シャレにならない位の傷跡を残した男も約1名....(私のだんなクマは肌が軟弱なのだ。
薬でずいぶん治りましたが、薬局の人からすごくビックリされてとても恥ずかしかったそう。)

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無謀なふたり。

2005-08-23 01:48:32 | 4.05~24年のイベント 告知&報告
舞台演出に利用できる自然の素材がそこいらへんにいろいろた~んまりあり、
ふんだんに使えるなんてココならではで、なんかウレシイ。

青竹も共星のイベント事には欠かせないお馴染みの素材。
今回も大きな真竹をたくさん切り出してきていたので、
前々日の夕方、会場づくりの手伝いの手が空いたスキに
よしえチャンとふたりで「あまった分でたくさん灯籠をつろう!えつこセンセーが観客の
帰りのおみやげにしたいなんて言ってたし、まァ何個作れるかでそれはムリかもしれないケド、
危険防止に足もとを照らしたい箇所がけっこうあるし、演出にもなるカモ。」と話して、
音楽館の片隅でせっせとノコで真竹を20センチずつにカットし始めた.......が、

地面に置く方を真っ直ぐと、中に灯したロウソクの火が見える方を斜めに切っていくのは
以外と時間がかかり、ひとつふたつならまだしも50~60個作ろうと思ったら
かなりの労力が必要だという事にふたりとも3つ目ぐらいでようやく気づく。

「女2人の力では出来上がる頃にはすっかり日が暮れてるんじゃねーかナ~...」
と思い始めた時、救世主登場。

音楽館の館長渕上さんがトコトコと来て
「大変そうね。機械で切ったら?たしかどこかにあったハズ...」と
館内にあった製材用の機械の居場所をつきとめてくれて(ご本人も探すほどおんらくかんは広いしいろんなモノがあるのだ!)いっしょに作業してくださいました。

要領を習ってから自分たちでチャレンジ。ジャーンジャーンとすんごい音で、
回転する大きな丸い刃がけっこう怖かったケド、慣れてくると早い早い!
うれしくて思わず笑いが出るほど。
「慣れた頃が一番危ないよね!」などと声をかけ合いながら
あっという間に50個ほどの竹灯籠が出来上がった。

終わってみると改めて「あのままノコでやってたら日が暮れるどころか夜が明けてたろーね」
とふたりで笑った。

無きゃあ無くてもイイものかもしれないし、
イベント全体からするとほんの小さな部分の事でしかないんだけど、
渕上館長のお力添えあればこそではありましたが、
誰からの指示でもなく、しかも忙しい他のスタッフの手をわずらわせる事も無く、
勝手にふたりでひと仕事終わらせられた!ということが、
ちょっぴり心地よい汗と満足感を与えてくれました。

大げさかもしれないけど、あんな機械を使う機会も共星にかかわっていなかったら
もしかしたら一生なかったかもしれないと思うし。(あんがいそんなもんでしょ?)
初めての経験で自分の中ではかなり楽しかったのでした。
きっとよしえチャンも同じだろう。

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