「サウンドルーム」
旧放送室横にある部屋で、
館内に入って最初に見ていただいている所です。
年代物の蓄音機をたくさん展示。
昔懐かしいレコードの試聴もできます。
(おとなりの「音楽館(おんらくかん)」にもたくさんアリ!)
マニアの方はもちろんですが、
さほど興味のない人でも、説明を聞きながら見て、
古い蓄音機で「Let it be」(ご年配の方には昭和歌謡などもアリ)などを直接聴いてもらうと、
みなさんとても感慨深げだったり感動したりと興味をもって楽しんでくれます。
私もマニアじゃ無いけれど、
古い蓄音機の前に立って音を出してもらうと、
うまく説明できない「不思議な感じ」を覚えます。
なんだか、「音」ではなくて、
流れてくるのは「空 気」っていうか....
簡単に言うと、「時代の空気」みたいなものを
頭の中で脳が勝手に想像してる状態に、聴いた瞬間に入っちゃう!
というカンジ。
そして、単純に「なんか音が深くて美しいゾッ!!」
とか思わせてしまう、蓄音機の力ってスゴイ。
レストラン横の、これまた懐かしい
給食室に続く木の長い廊下。
学校として活躍していた頃は、きっと毎日
生徒に雑巾がけとかされてたんでしょうね。
「廊下は静かに!」でなくちゃいけないんですが、
共星の里ではつい走ってしまいます。
(こどもはマネしちゃダメよん。)
なぜか?
それはまた追い追い。
懐かしい木のつくりの講堂をそのまま使った、
温かみがあってとってもくつろげるレストラン&喫茶。
山里の四季を味わおう!ということで、
旬の素材を活かした「山里の日替わり定食」がとっても好評です。
さまざまなイベントの打ち上げや、ワインパーティ、
展示のオープニングパーティや地元のカラオケ大会などなど、
たくさんの酔っぱらいたちをやさしく包み込んできた、
あったか~い(寒い時期には薪ストーブも登場してホントにあったか)
ステキなスペースです。
写真は全10教室の中のひとつ、2階の小さな教室です。
(※展示は昨年2004年7月~8月に開催された
「手島雅弘チェルノブイリ写真展」の一部)
05,6月現在の展示及び
8月開催のイベント「ゼロセンガ、ハトニナルヒ。」
については追ってお知らせいたします。
ぜひご確認ください!
私が小学校の時、休み時間に、
「踊り場っち[踊る場所]っちゅーこつやろ?なら踊らな!」
(※訳:踊り場って踊る場所という意味でしょ?それなら踊らなくっちゃね!)
などと友達にヘンなことを言いながら踊り場でヘンな踊りを踊った、
そんなたわいない思い出が懐かしい。
共星の「踊り場」では、アート作品が踊っている。
あと、べつに踊る場所じゃなくても
あちこちでいろんなヒトが踊ってたりする共星の里。
夜の学校に泊まったことはありますか?
共星の里では宿泊することもできます。
毎年夏になると「アートキャンプ」の様々な団体さんがやって来ます。
遠くは韓国からも毎年子供たちがやってきて10日間ほど滞在。
ほとんど言葉が通じない状態にもかかわらず、
スタッフと子供達とお母さん達、みんなでおおはしゃぎ!
もちろん国内のちびっこも、いろんなところからやって来ます。
都会住まいの子や日頃おとなしい子も、ここに来ると心が開放される
みたいで、みんなハイテンションでもうはしゃぎまくり!!
そして夜の見ものといえば、この辺りの自慢のひとつ、ホタルです。
毎年5月中旬~6月中旬の間、川沿いの杉の木の周囲に上から下まで広範
囲に広がって光っている時など、まるで「クリスマスツリー」そのもの。
ホタルは学校のすぐ横にもたくさんいて、何度か見てはいましたが、
近くのホタルスポットで、この「クリスマスツリー状態」のタイミングに
今年初めて出くわした私は、ひどく感動(少々酔っていたせいもあり?)
して、思わず感動の涙!!でした。見る場所によっては、
錯覚を起こすくらい、まるっきり宇宙空間のようだったりもするんです。
ナイトミュージアムと銘打って夜間開館した年もありました。
夏の共星の里はほんとうににぎやかです。