廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

お盆シーズンですね、先月の護摩焚きレポートです!

2022-08-12 16:38:07 | 9.山里の四季・風土
以前の記事でもご紹介しましたが、平成29年7月九州北部豪雨災害から5年。
この災害は朝倉市に歴史上、例を見ない多くの爪痕を残しました。
高木地区は全壊家屋や死傷者も出し、道路が寸断され孤立が生じるなど、過去にない大災害に見舞われました。

四季が織り成す自然豊かな山里、安らぎのある心豊かな社会を取り戻すことを願って
英彦山神宮様による護摩焚きを開催する運びとなりました。

明治期の神仏分離令、修験宗廃止令の影響で約150年間英彦山神宮内では
仏教に関する護摩行は行われていませんでしたが、2016年より
高千穂宮司様とご子息である高千穂有昭禰宜様によって復活しています。


2022/7/10(日)10時~
「九州北部豪雨災害 復興祈願 柴燈護摩焚き」斎行


前日の7/9(土)朝8時過ぎ、護摩壇・結界の準備から始まりました。
丸太を組み合わせ、隙間をヒノキの葉で埋めていきこんもりとしたドーム型に!



下部左右に点火の穴が開けられています。
結界は、黒川協議会様のご協力のもと、真竹を伐採させて頂き建てられました。

前日の準備はここまで。
祭壇も備えられました。


当日、10時からの護摩焚き斎行を前に
黒川院の歴代座主をお祀りしているお部屋に行者の皆様のお経が響き渡り…
お心がとても有難かったです。






アートディレクター柳の挨拶から始まり、
10時ちょうどに開始です!!
読経とほら貝の音があたり一帯を鎮め始め、多数の参加者の背筋も伸びます。








結界の東方の一本の綱が切られ行者様方が結界内に、その後四方に弓矢が放たれ、いよいよ点火!!










皆様の願いが書かれた護摩木が焚かれます。
煙と共に上空・天へと願い事が上っていきます!!
煙の塊が龍のように・・・





全ての護摩木が焚かれ、護摩壇も燃え尽き、
行者の皆様が焼けた炭を整えて下さり、
「火渡り」の準備が出来ました。






代表長司さんの挨拶の後、
有難いことに、参加者ほとんどの方が祈願を胸に火渡りをさせて頂きました。



2年前の不慮の落下事故により杖歩行になった柳センセーも自分の足で歩きました!!




暑い暑い中、行者の皆様も参加された皆様もお心を寄せて下さり、
無事に斎行されたことに、スタッフ一同心から感謝申し上げます。
足をお運びくださり有難うございました☆




下記↓尾藤悦子よりお礼の文章です!

先般の「九州北部豪雨災害 復興祈願 柴燈護摩焚き」に際しまして、
お忙しい中にも関わらず、お心を賜り厚く感謝申し上げます。
彦山座主の御子孫の高千穂様の精魂込めた柴燈大護摩供養をこの黒川で
斎行して頂けたことは本当にありがたく、また最後は参加された全員で火渡りが出来て、本当に感無量でした。
天地和合と言うべき、この黒川の全てが浄化され、この地の復興をより力強く支えて頂けるものになりました。
歴代の座主様にもきっとお心が届いたと信じており、記念すべき一日となりました。
行者の皆様には暑い中での作業、本当に大変お世話になり有難うございました。

私たちもアートを通じて、この黒川の地の復興、弥栄を願い精進して参ります。


英彦山神宮様のHPでもご紹介頂いております。↓
https://hikosanjingu.or.jp/news/?p=9042

ご紹介の写真の一部は、添田町の郷原裕幸様のご提供によるものです。
空気感が伝わる素敵なお写真、誠に有難うございました!!


最後に、朝日新聞さんが記事掲載してくださいました!
ありがとうございます☆


アートセミナー&ライブ開催のお知らせ

2022-07-28 16:19:49 | 4.05~24年のイベント 告知&報告
暑い日が続いていますが、皆様元気にお過ごしでしょうか~?

先日の護摩焚きのご報告もまだ出来ずにおりますが、
来月開催するイベントのお知らせです!!


「宇宙船地球号」ジェームズ・タレル ローデンクレーターを語る 
アートセミナー&ライブ開催☆彡
2022年8月7日日曜日 14:00〜17:00


ニューミュージックマガジン社・ダイヤモンド社の在籍を経てBOX誌の元編集長で、
桜美林大学総合文化学部准教授をされていた和田昌樹氏を迎え、共星の里アートディレクターの柳和暢と共に、
世界的アーティストのジェームズ・タレル氏の代表作である「ローデンクレーター」プロジェクトの
初期から現在までを語る!語る!!語る!!!アートセミナー開催!

ジェームズ・タレル氏の人となり、着眼点、思考の深さ等、壮大なプロジェクトを多方面から深掘りします。
2部からは、地元ミュージシャン石井太郎率いるZubtone(ザブトーン)のライブ上演♪

料金は2,500円(入館料込)です。


1970年代後半から現在もまだまだ続いている壮大なプロジェクト!
死火山を作品にしたジェームズ・タレル氏と関わりのあった柳と和田氏の二人によるセミナーは、
アート好きな方もジェームズタレル好きな方も、少し興味あるな~な感じの方も、
充実した時間になること間違いなし!!

ぜひともお誘いあわせの上お出かけください☆彡

英彦山神宮様による護摩焚きは無事に斎行されました。

2022-07-14 15:34:19 | 9.山里の四季・風土
先週末の7/10(日)、お天気にも恵まれ滞りなく無事に護摩焚きが斎行されました。
ひとまずご報告まで!








また後日、きちんとレポートしたいと思いますので、
しばしお待ちくださいませ~!!

最後になりましたが、今回お受けくださりお心を寄せてくださった
英彦山神宮の高千穂禰宜様・行者の皆様をはじめ、
暑い中足をお運びくださった皆様に心より感謝申し上げます。

共星の里スタッフ一同

復興祈願『英彦山神宮 護摩焚き』斎行ご案内

2022-06-20 23:35:43 | 平成29年7月5日九州北部豪集中豪雨
 夏至の候、一日の長さがうれしく感じられ、田んぼに水が張られ蛙の合唱が元気よく
本格的な夏を前に生命力を感じる頃となりました。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 平成29年7月九州北部豪雨災害から今年でもうすぐ5年の月日。
この災害は朝倉市に歴史上、例を見ない多くの爪痕を残しました。
高木地区は全壊家屋や死傷者も出し、道路が寸断され孤立が生じるなど、過去にない大災害に見舞われました。
一日1000ミリ以上の雨が降り、共星の里も松尾川が氾濫し、流木や巨大なピンクの岩石が大量に権現様付近から流れ出し大惨事となりました。
一日にして日常が失われ、改めて自然の恐ろしさを感じた出来事でした。

まだまだ、高木地区は復興半ばですが、水害から五年の月日が経ち、
共星の里では、この地域においてなくてはならない風土や歴史を再度見つめ直し、
シンポジュウムや九州大学のソーシャルアートラボさんの御協力のもと、
多くの皆さんと共に東屋「泰庵」・「黒川復興ガーデン」を復興の再生のシンボルとして構築致しました。

 今回、この「黒川復興ガーデン」にて四季が織り成す自然豊かな山里、安らぎのある心豊かな社会を取り戻すことを願って
英彦山神宮さまによる護摩焚きを開催する運びとなりました。


✳︎(お写真は英彦山神宮での護摩焚きの様子です。

英彦山神宮の護摩行は、明治期の神仏分離令、修験宗廃止令の影響で約150年間英彦山神宮内では、
仏教に関する護摩行は行われておらず、
2016年より高千穂宮司様とご子息である高千穂有昭禰宜様によって復活されたもので、
今回英彦山神宮から不動明王像(鎌倉時代)をお持ち頂き、数名の行者様により執り行われます。

〇護摩焚き:日時  2022年7月10日(日)10時より 共星の里校庭にて


護摩とは供物(護摩木・五穀など)を炎に投じて神仏を供養する密教の修法のことです。
護摩の浄火を受けることは、厄難を除き災いを避け、より良い年を送るための信仰として古来より信仰されてきました。
英彦山神宮の護摩木をご用意しております。

  英彦山神宮護摩木 一本500円奉納となります。(各自の願い ご氏名をご記入ください)



英彦山神宮の高千穂宮司様のご子息である高千穂有昭禰宜様がお越し頂き7月10日の護摩焚きの打ち合わせをさせて頂きました。

 大宇宙の摂理のもと、地球上の生きとし生けるもの全ての幸福を願い、
過去の歴史の中やコロナ・戦争など幾度の困難に見舞われる中、
亡くなられた全ての御魂を弔い、
一日も早い復興を願い、この自然豊かな高木地区の平和と弥栄を祈願致します。

ぜひとも、たくさんの皆様のご参加をお願い申し上げます。共にお祈り致しましょう。



最後にご報告ですが、この度、共星の里は開館から様々な企画展や国際交流やこの地域の特性を生かした22年の文化交流活動が認められ、
今年、福岡県の文化賞を受賞しました。
これもひとえに、この高木地区の皆様をはじめ、多くの方々のご協力のたまものだと深く御礼申し上げます。
贈呈された賞金をこの費用に充てさせて頂き、
これからもこの黒川地域から多くのコミュニティーが生まれることを願って、ここから発信して参ります。
今後共にどうぞよろしくお願い申し上げます。

お問い合わせ 共星の里 TEL0946-29-0590


2022年3月1日 開館しました!

2022-03-09 16:40:26 | 3.05~24年の企画展告知&展示


梅の花がやっとほころび、里山にも春の息吹が感じれます。

冬期休館を終えた共星の里は2022年は3月1日から開館しております。

早速、家族連れのお客様やカップルなど、

多方面からご来館頂いております。


はじめてガイド本を買ってこの朝倉にお越し頂き、

ナビで来てびっくり!!

「こんな山奥とは⁉ 道路も工事中でトラックがいっぱいなんですね。」
そう言われて、5年前の災害のお話し、
グランドの岩が流れてきたことにまたまたびっくり!!
「ご説明をしますね!」と言っていつものように館内をご案内。

「アートはお好きですか?」と尋ねてみたら、

「なんだか難しくて…。」と言われる。

「そう思いがちですが、作品の見え方はさまざま、
どうな風に見えて感じるかはその方しだいなので…。
想像力を思い切り使ってみて下さい!」って伝え、

「これは何かしら❓あれは❓」と疑問がわいてきた。

はじめて聴く蓄音機の音色に興奮気味!
音の歴史を話し、ソノシートのレコードを懐かしく思い出された様子
子供たちにとってはこのペラペラのレコードがら音楽が聴けることにびっくり!
「ノスタルジックな音色が好きだ」とお母さま。

歴史と共に音楽の環境も一変してる時代。レコードを知らない子供たち
レコード針が戦争中は鉄がなくなり、竹針になることも…。
これも過去の歴史。
「そんな時代があったなんて嘘のようですね。」




押し込んでいた何かの蓋が開きはじめた。

見るものから命が吹き込まれ、会話が生まれ、鼓動をならし感じめる。

同じ方々とは思えない程に表情が豊かに変化している。

災害のパネルを見ながら、廃校のこと、アートのことを話し
作家が作る作品の映像を見て
帰り際、
「子供たちがワークショップそしたいそうです。
今からでも急ですが、大丈夫ですか?」

「もちろん!」大丈夫です!



完成まで一緒に作業を手伝い、家族団欒!
笑顔が溢れていた❣

「とっても良い時間だった」とご両親

アートには力があり、
観るものを豊かにする。

確かにそこに何かが生まれる瞬間に出会う。


何気ない日常の大切さ。
それを過ごせることは本当にしあわせなことですね。

是非、またお会いできますように、良いひとときをありがとうございました。










【第29回福岡県文化賞受賞のお知らせ】

2022-01-14 12:41:59 | 1.「共星の里」って?
【第29回福岡県文化賞受賞のお知らせ】

寒中お見舞い申し上げます。

皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、この度、共星の里は『第29回福岡県文化賞』を受賞致しました。


2022年1月14日(金)西日本新聞掲載

今回の文化賞の栄誉を授けられましたのも、朝倉市をはじめ多くの皆様方のご支援とご指導のおかげとご協力の賜物と存じ、深く感謝申し上げます。

受賞に際しまして、早速ご丁寧なお祝いメッセージを多方面より賜り誠にありがたく、厚くお礼申し上げます。

廃校の再生にはじまり、九州北部豪雨災害、一昨年の柳の事故、コロナウイルスとマイナスの要因の数々を真に受け止め、

ここに「灯りをともし続けること」の大切さを軸にアートの可能性を信じて22年間活動を続けて参りました。

今の時代、世の中が疲弊している時こそ、心の重要性、アートの役割をこの活動においてひしひしと感じております。

「時には自然と向かい合い、時にはアートと語り合う。」

それぞれが心をゼロに戻せる場所として、自らの固定観念にとらわれるのではなく、

それぞれの新たなステージを発見するきっかけをつくり、

歴史・文化・人類を超えた心の響きを体感するアートビレッジとして、

これからもこの朝倉市黒川から発信し続けて参ります。


今後とも更なるご協力とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

尚、2022年は3月1日(火)より開館致します。
春の訪れと共に皆様のご来館を心よりお待ち申し上げます。

共星の里スタッフ一同

「氣源説」 柳和暢展 開催中です!

2021-11-19 13:09:49 | 3.05~24年の企画展告知&展示

穏やかな秋を体いっぱい存分に感じる共星の里です!


お知らせが遅れましたが、現在黒川INN美術館では
「氣源説」 柳和暢展を開催しております。
12/31(金)までです!

柳センセー、昨年の事故からの復活!
一歩一歩前へ前へと日々回復しております✨
そんな柳センセーの60年に渡る芸術活動を
垣間見れる作品展です。




2階全てのお部屋に様々なジャンルの作品を
展示しています!
会期中は出来る限り在廊するとのこと✨
ぜひ作品に、柳センセーに会いにお出かけ下さい‼️
(居ない日もありますので、ご了承くださいませ)



現在工事中の道が数カ所あります。
1番おすすめで安心な道は
あまぎ水の文化村〜寺内ダム〜イノシシ看板右折〜黒川の
県道509号線〜588号線のルートです!
どなた様もお気をつけてお越しくださいませ。


今日の校庭のイチョウ✨
パワー全開でしたので、皆様にもお裾分け〜


 『Teruko Oto Fashion Show 』イベント開催のお知らせ☆彡

2021-10-20 15:24:06 | 4.05~24年のイベント 告知&報告
めっきり寒くなって参りました!
秋本番!これからが、紅葉の季節ですね。

芸術の秋 共星の里 黒川INN美術館では
只今、ファッションデザイナー テルコ・オトー と
甘木絞り作家 中村美香による二人展 『恋ころも展』を10月31日まで開催中です。

今回、11月3日の文化の日に『Teruko Oto  Fashion Show』イベントを開催致します!!





現在展示中の創作服を実際にモデルが身に纏い、廊下や教室をランウェイとしたフロアショーを開催します。
甘木朝倉をこよなく愛し、久留米絣、博多織をファッションにいち早く取り入れ、
布を愛し布を慈しむ。ファッションにかける情熱は生涯止むことがなかった。
テルコ•オトーが創り出す日本の美の世界を今ここに。
展示されている状態とは一味も二味も違う、立体の線の美しさや表情豊かさ、包み込む温かさなど
テルコ•オトーが布を愛し慈しみながら表現した独創的な世界観を、
是非、この機会にぜひ生でご体感ください!
皆さまのお越しをお待ち致しております☆彡
入場料/大人2,000円 中小学生1,000円(共星の里入館料含む飲物付)
お問い合わせ・予約先
TEL0946-29-0590
共星の里まで。




企画展「恋ころも展」のご案内

2021-09-23 04:44:11 | 3.05~24年の企画展告知&展示
果物が美味しい実りの季節となりました。

地元の高木の梨も今が最盛期です❣️

コロナ禍の中、
福岡県の緊急事態宣言のため、
只今、共星の里は9月30日まで休館しており、
皆さまには大変ご迷惑をお掛けしております。🙇‍♀️

会期中の企画展、「心刻展」と「恋ころも」展は10月31日まで開催致します。
よって、10月1日からは平常通り開館予定となります。
お間違えのない様にお願い申し上げます。





江戸時代後期から昭和初期にかけて全国一の絞り生産量を誇っていた

福岡県朝倉市(旧甘木市)は、郷土産業「甘木絞り」や

日本の三大絣織りの「久留米絣」も数多く生産されてました。

郷土が誇る繊維文化に注目し、1960年代から伝統工芸品の

のぼり旗や博多織・久留米絣などの和服の材料を

コスチュームへと取り入れていたデザイナーテルコ・オトーの服飾作品と

パリコレで発表した作品や数々の舞台衣装、水彩画等も展示。



また、朝倉市郷土の伝統工芸「甘木絞り」

その技法に触発され2017年より製作を始め、

近年数々の賞を受賞した新進の作家中村美香の作品展を同時に開催。






布を愛し布を慈しむ二人の展覧会を同時に開催中です。




今回、10月3日には

甘木絞りの魅力を皆さまに是非感じて頂きたく、

中村美香さんご本人によるワークショップを開催致します。




【甘木絞りワークショップ参加募集中❣️】

甘木絞りのワークショップを(参加人数20名限定)で開催致します。


また、


11月3日にはプロのファッションモデルによるファッションショーも開催致します。

是非、この機会にお越し下さい。

詳しくは0946-29-0590 共星の里まで。

【緊急事態宣言延長に伴い休館のお知らせ】

2021-09-10 15:47:09 | 3.05~24年の企画展告知&展示
【緊急事態宣言延長に伴い休館のお知らせ】

福岡県の緊急事態宣言により、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
共星の里は9月30日(木)まで休館となります。

よって只今、開催中の「心刻展」
    新庄良博x池辺石松 二人展は
10月31日(日)まで延長させて頂きます。

ご来館を予定されいるお客様には
大変ご迷惑をお掛けしますが、
ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

宝物が出来たよ!

2021-08-08 16:32:50 | ETSUKOの部屋
本日、8月8日

九州に台風9号が向かって来ている…。

台風の接近に伴い、あいにくの雨だし、

日曜日だけど、お客様も無いだろうと最低限の準備をしようと思って

窓から外を覗いたら、一台の車が到着。

1歳の女の子と3歳と5歳の男子を連れて

ご家族でわざわざお越し頂きました!

子供たちにワークショップをお願いしたいと言われ、

美術館見学と石ころアートに挑戦してもらいました。



絵が大好きな男の子たち!

石のかたちをじっくり観察!

『僕、はこれ、僕もこれ!』と選んでいただき、

それからの集中力は途切れない。

「次は何色使う?」

『オレンジ!!』

「これね。ハイどうぞ!」

『ありがとう!』

次は、『黄色!!』

「ハイどうぞ!」

『ありがとう!』

絵具と筆を渡すたびに
5歳の年長さんの男の子から
『ありがとう!』のシャワーを頂く。

なんていうか、
この子の「ありがとう!」はただのあいさつではなく、ちゃんとしたお礼の言霊というか、
ひとつ、ひとつの出来事にちゃんと向き合っているのが感じれる。
波動が高い。



「ありがとう!ってちゃんと言ってくれるんだね~☆彡」と言ったら
にっこりと天使のスマイル。


鮮やかな
素敵な作品が出来上がりました。


家族旅行でこれから原鶴温泉に泊りなんですけど、
あいにくの雨で台風も来てるし…。
本当に災厄と思っていたら、
この空間に癒されて
本当に来てよかったと笑顔でご挨拶されて

家族写真をお撮りしましょう!とお誘いしシャッターを


子供たちも良い笑顔!

『これ持って帰れるの?』
もちろん!持って帰れるよ!

『宝物が出来た!!』と

このポーズ!!
なんて素直な真っすぐの純真な心の持ち主なのか…。

この5歳の子から今日何回「ありがとう!」を返してもらったことか!
5歳のお子さんに教えられる幸せなひと時でした。

愛情あふれるご家族♡
朝倉の家族旅行の思い出になればありがたいです。


本日はわざわざ足もの悪い中、
お越し頂きありがとうございます。



「心刻展」 新庄良博 x 池辺石松 2人展 開催中です。

2021-07-16 15:51:24 | 3.05~24年の企画展告知&展示
蝉の声 入道雲
一気に夏の日差しが照り渡り、
暑い夏の到来ですね。

6月3日から予定していた企画展の「心刻展」は
作家さんお二人には6月1日に搬入をお願いし、全て整っていましたが、
コロナウイルス感染防止のため、緊急事態宣言を受け休館となり、
なかなか、大ぴらにお客様をお受けできなくなって
モヤモヤが続いておりました。

お陰様で福岡県は緊急事態宣言が解除されましたので
6月23日より共星の里は通常営業となっております。

今回の企画展は共星の里と縁の深い
二人のアーティストのを紹介致します。
先ずは、
新庄良博氏。
彼は昨年、二度の手術を受け、利き手の右手が使えず、
2カ月間の入院生活を余儀なくされました。
そんな環境の中、
入院中のベットの上でも創造の手が決して止まることはなかった。



左手で初めて描いた豆本 HIKOBAENO OHANASI 2020 蘖

そこからはじまり
次々の創作意欲は湧き、創り出した作品の数々。

繋がる循環と再生のものがたり。
コロナウイルスで疲弊した心にビタミンを!
黒川のゆったりとした環境の中で是非お楽しみください。












春雨の休日

2021-03-28 17:28:44 | ETSUKOの部屋
春雨の休日

朝から、カップルやご家族でにぎわっておりました。

そんな中に

お両親と娘さんとそのご家族、お孫さんも含めて大勢でお出かけ頂きました!

アート体験したいとご予約のお電話があり



石ころアートを皆さんで体験!!

おじいちゃんがしっかり皆さんの石ころをドライヤーで乾かして頂き、


大人も子供も集中し、

次は何色を使う?私はこれ!僕はこの色!

おじいちゃんも大活躍で大忙し(笑) おばあちゃんも加わり

それぞれの作品が素敵に仕上がりました。



皆さんで記念写真を



作品と一緒に!ポーズ!!

災害のこと、アートのこと、90年前の蓄音機を聴いて、廃校のことなど…。

いろんなお話をさせていただき

ちっちゃな女の子が私にトントンと背中をたたき、

「とっても楽しかった!ありがとうございます。」と笑顔でご挨拶を♡






素敵な笑顔溢れるご家族でした。



共星の里の20年の活動の数々

いろんなお話をさせていただきました。

春雨の桜舞い散る 朝倉 黒川のひととき

雨の山道の中

わざわざお越し頂きありがとうございます。







共星の里は
只今、開館日をしばらくの間、

毎週土曜、日曜、祭日に開館日を変更しております。

ご迷惑をお掛け致しますが、

お間違えないようにお願い致します。






2021年度、3月3日開館致しました☆

2021-03-03 14:57:50 | 2.館内と常設のごあんない
3月1日。やっと福岡の緊急事態宣言が解除となりました。

皆様はお元気でお過ごしでしょうか?

共星の里は、例年通り冬季休館を終え、本日3/3(水)から開館致しました。




土曜日から
よしえちゃん親子が本当に良く頑張ってくれました。




常連さんの熊センセーも手土産持参でお手伝い頂きました。

皆さんに支えられありがたい想いです。


穏やかな陽だまり
窓からそよそよと吹く風。
時より頬を撫でて、
優しい気持ちを運んでくれます。





冨樫実氏の「空(くう)にかける階段」作品群。









Staiway in the Void

ひとつ、ひとつ、

今、この瞬間を。


春の訪れとご一緒に





是非、ごゆっくりお楽しみください。
皆様にお会い出来る日をお待ち致しております。


コロナ感染対策として、
換気の徹底やアルコールの設置等努めてまいります。
お客様におかれましても
入館の際にはマスクの着用をお願い申し上げます。

本年度も共星の里をよろしくお願い申し上げます!!

いつも多くの皆様の温かいお気持ちを頂き
スタッフ一同感謝申し上げます!!!

〒838-0072
福岡県朝倉市黒川1546-1
0946ー29–0590
https://blog.goo.ne.jp/kyouseinosato
開館時間 11:00〜17:00
休館日  月,火曜(祝日の場合は開館,振替休館有り)
レストラン営業はお問い合わせください

今年も一年、お世話なりありがとうございました❣️

2020-12-31 23:53:01 | 4.05~24年のイベント 告知&報告


2020年も終わりを告げようとしてます。

新型コロナウイルスの影響で不安や苦しみの中にいらしゃる方々、医療や介護に従事し尽力をつくして下さっている方々。 
そして、私たちの暮らしを支えてくださってる全ての方々に、希望のひかりが届き、日常が戻り、笑顔溢れる日々を過ごすことができますことを
心から願っております。

今年も
朝倉市黒川の共星の里にわざわざお越し頂き、
大変お世話になりありがとうございました。
まだまだ復興のなかにおりますが、
皆様の笑顔に出会える日を楽しみに
2021年3月、冬季休館を終え開館致します。
また来年の春にお会いしましょう❣️

どうぞ皆さま良いお年をお迎え下さい。

2020年12月31日