皆さんはコーヒーを1日どれくらい飲みますか?
食後に1杯ずつの人もいれば・・・
1日にちょくちょく飲むので・・・10杯くらい。
という人もいるでしょう。
私もコーヒーは好きなので、外出すれば結構飲んでいます。
食事にセットになるなら必ずアイスコーヒーです。
昔はたいしてコーヒーを飲む場所はそうそう無かったと思います。
私の両親も「きっちゃてん(喫茶店の意)行く?」とちょっとしたイベントのように、ゆったりとした日曜の午後に出かけていました。
今は「喫茶店」という言葉はギリギリ残っている感じでほぼ死語に近いです。
代わって「カフェ」というおしゃれな語感と気軽に入れるその敷居の低さ、なにより普通のコーヒーなら300円でおつりが来るその安さで時間をつぶせる・・・。
個人の方がやっているいわゆる「おしゃれカフェ」は別として、街にあふれるたくさんのカフェは、確かに安くておいしい。
その『真実』がここにあります。
「おいしいコーヒーの真実」
先々週、特にこういう問題に関心がある家族に連れられ行ってきました。
小さい劇場(というのもどうか?というくらい小さい部屋)にたくさんの若い人が座ってました。
この映画で語られるのは、想像もできない安さで売るしか手段の無いコーヒー農家の方々の貧困と、我々そのコーヒーを飲む者との対比。
そのコーヒー豆は全て1粒1粒人の手により選別され・・・
いくらよいコーヒー豆を栽培しても値段は変わらず、ものすごく安い。
330円のコーヒーを飲んで、いくらぐらいが彼らの手に渡るのか?
普通の商店では80円で仕入れたものを100円で売り、20円を儲ける。
それをたくさん売って儲けるわけです。まあ・・・薄利多売です。
しかし・・・
330円のコーヒーを売って、コーヒー農家の方々に入る収入・・・
「3円~9円」
厳しいですね。
全ての国や地域において、100%これが真実とは言えないかもしれませんが、偽りではないでしょう。
この状況を引き起こしているのはその取引(トレード)構造。
いい豆をものすごい安さで買い占め、そこそこでコーヒーにして売る。
1杯の値段はそこそこでも、元が高くて10円と考えれば・・・ボロ儲け。
そこで最近、これはイカン!となった人々が世に広めだしたのが・・・
『フェアトレード』という考え。
考えというか、弱みに付け込んであこぎな商売しないで、ちゃんとした値段でフェアに取引しましょうよ。
ということ。
そうすれば、貧困に苦しむ方々の助けではなく、自立に役立てるでしょ。
ということです。
ちょっと話がそれましたが、お近くで上映してましたら是非どうぞ!
映画「おいしいコーヒーの真実」予告編
あらすじ(goo映画より)
「コーヒー豆を世界中に輸出するエチオピア。だがこの国のコーヒー農家は、未曾有の困窮に瀕していた。どうして彼らは、子供に教育の機会を与えられないばかりか、餓死させてしまうほどに貧しいのか…。苦しい農民たちの生活を少しでも向上させようと、精力的に活動するオロミア州コーヒー農協連合会代表のタデッセ・メスケラ。孤軍奮闘する彼を追ううちに、コーヒーが生産者から消費者にたどりつくまでの長い道のりが見えてくる。
親から受け継いだコーヒー畑を、丹精込めて手入れするエチオピアの人々。しかし彼らは、消費国でコーヒー1杯がいくらするのかを知らない。世界的な相場がわからない彼らは、収穫期にやって来る買い取り業者に、法外に安い値で豆を渡してしまう。さらに国際コーヒー協会の破綻により、01~03年の価格は過去30年間で最低のレベルにまで暴落。コーヒーが主産業のエチオピアは、ついに飢饉に陥ってしまう。やせ細り、生気を失ったコーヒー農家の子供たち。それに対し、消費国でコーヒーにまつわる仕事をしている人々の笑顔は、なんとも無邪気で幸せそうだ。この両者をカメラが何度も行き来することで、同じ地球上にありながら相容れられないふたつの世界が、見事に対比されていく。フェアトレードの必然性を再認識させられる、良質ドキュメンタリー。」
世の中少しでもいいことあればいいな。
では。
食後に1杯ずつの人もいれば・・・
1日にちょくちょく飲むので・・・10杯くらい。
という人もいるでしょう。
私もコーヒーは好きなので、外出すれば結構飲んでいます。
食事にセットになるなら必ずアイスコーヒーです。
昔はたいしてコーヒーを飲む場所はそうそう無かったと思います。
私の両親も「きっちゃてん(喫茶店の意)行く?」とちょっとしたイベントのように、ゆったりとした日曜の午後に出かけていました。
今は「喫茶店」という言葉はギリギリ残っている感じでほぼ死語に近いです。
代わって「カフェ」というおしゃれな語感と気軽に入れるその敷居の低さ、なにより普通のコーヒーなら300円でおつりが来るその安さで時間をつぶせる・・・。
個人の方がやっているいわゆる「おしゃれカフェ」は別として、街にあふれるたくさんのカフェは、確かに安くておいしい。
その『真実』がここにあります。
「おいしいコーヒーの真実」
先々週、特にこういう問題に関心がある家族に連れられ行ってきました。
小さい劇場(というのもどうか?というくらい小さい部屋)にたくさんの若い人が座ってました。
この映画で語られるのは、想像もできない安さで売るしか手段の無いコーヒー農家の方々の貧困と、我々そのコーヒーを飲む者との対比。
そのコーヒー豆は全て1粒1粒人の手により選別され・・・
いくらよいコーヒー豆を栽培しても値段は変わらず、ものすごく安い。
330円のコーヒーを飲んで、いくらぐらいが彼らの手に渡るのか?
普通の商店では80円で仕入れたものを100円で売り、20円を儲ける。
それをたくさん売って儲けるわけです。まあ・・・薄利多売です。
しかし・・・
330円のコーヒーを売って、コーヒー農家の方々に入る収入・・・
「3円~9円」
厳しいですね。
全ての国や地域において、100%これが真実とは言えないかもしれませんが、偽りではないでしょう。
この状況を引き起こしているのはその取引(トレード)構造。
いい豆をものすごい安さで買い占め、そこそこでコーヒーにして売る。
1杯の値段はそこそこでも、元が高くて10円と考えれば・・・ボロ儲け。
そこで最近、これはイカン!となった人々が世に広めだしたのが・・・
『フェアトレード』という考え。
考えというか、弱みに付け込んであこぎな商売しないで、ちゃんとした値段でフェアに取引しましょうよ。
ということ。
そうすれば、貧困に苦しむ方々の助けではなく、自立に役立てるでしょ。
ということです。
ちょっと話がそれましたが、お近くで上映してましたら是非どうぞ!
映画「おいしいコーヒーの真実」予告編
あらすじ(goo映画より)
「コーヒー豆を世界中に輸出するエチオピア。だがこの国のコーヒー農家は、未曾有の困窮に瀕していた。どうして彼らは、子供に教育の機会を与えられないばかりか、餓死させてしまうほどに貧しいのか…。苦しい農民たちの生活を少しでも向上させようと、精力的に活動するオロミア州コーヒー農協連合会代表のタデッセ・メスケラ。孤軍奮闘する彼を追ううちに、コーヒーが生産者から消費者にたどりつくまでの長い道のりが見えてくる。
親から受け継いだコーヒー畑を、丹精込めて手入れするエチオピアの人々。しかし彼らは、消費国でコーヒー1杯がいくらするのかを知らない。世界的な相場がわからない彼らは、収穫期にやって来る買い取り業者に、法外に安い値で豆を渡してしまう。さらに国際コーヒー協会の破綻により、01~03年の価格は過去30年間で最低のレベルにまで暴落。コーヒーが主産業のエチオピアは、ついに飢饉に陥ってしまう。やせ細り、生気を失ったコーヒー農家の子供たち。それに対し、消費国でコーヒーにまつわる仕事をしている人々の笑顔は、なんとも無邪気で幸せそうだ。この両者をカメラが何度も行き来することで、同じ地球上にありながら相容れられないふたつの世界が、見事に対比されていく。フェアトレードの必然性を再認識させられる、良質ドキュメンタリー。」
世の中少しでもいいことあればいいな。
では。