KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

オジギソウ。

2014年09月01日 | 歳時記
日曜イベントの園芸市で
オジギソウがひと株
売れ残っていました。

むかし、
実家にもオジギソウの
大きな鉢植えがあって
よく撫でていた想い出があり
なんだか懐かくなって、
つい買ってしまいました。

オジギソウはネムリグサ
とも言うらしいです。

それから
ミモザとかネムノキとか。

なぜオジギソウと
言うかと言うと
それは言うまでもなく

指で撫でると
枝がおじぎするから。

今どきの若者には珍しい
礼儀正しいやつです。

おじぎするメカニズムは
茎のカリウムイオンが
関与しているという理論が
キチンとあるようですが

私が指で撫でるたびに
塩らしくおじぎする姿を
見ていると、

そこにはオジギソウの
感謝の気持ちがあるような
気がしてなりません。

撫でて下さってありがとう

そんな
気持ちが伝わってきます。

心のこもった
おじぎのように感じます。

私はおもしろくて、
何度も何度も指で撫でては
おじぎを強要するのですが

夜になると
葉は閉じて垂れ下がります。
ネムリグサの名前の所以です。

植物学的には、これを
就眠運動というそうです。

でも私には、
オジギソウが一日じゅう
私に撫ぜられて(いじられて)

おじぎさせられて
疲れきって眠っている。

どうも、そんな
ふうにしか見えないのです。kyoukenzo
コメント
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