2泊3日の沖縄への修学旅行が終わりました。
ちょうど今頃、それぞれのご家庭で、たくさんのお土産を目の前にして、それに負けないぐらいたくさんの土産話に、花が咲いている頃でしょうか。
震災の影響で急遽行き先を沖縄に変更した今回の旅行でしたが、今回の修学旅行、こどもたちにとって、どれほど思い出に残る旅行となったでしょうか。
これまでのようなディズニーもお台場もない修学旅行に、子ども達は戸惑いを隠せないまま出発した今回の修学旅行でした。
しかし、串本太郎的には、十分満足できる修学旅行となりました。
アブチラガマでは、少しの光りも届かない暗闇の中に置き去りにされた方々の66年前の状況を、少しでも味わうことができました。どんなに言葉で説明してもらうより、どんな写真を見るより、心に迫るものを感じとったのは、私だけではなかったはずです。いったい、当時の方々は、あの暗闇の中でどんな思いを胸にしていたでしょうか。
平和祈念公園では、平和の礎を前に平和セレモニーを行い、その後は平和祈念資料館へと足を進めましたが、沖縄戦の生存者の方々の『証言集』に食い入るように読みふける生徒達が何人もいるのを見ました。あの生存者の方々は、いったいどんな気持ちで当時のことを思いだし、証言をしてくださっているのでしょうか。
また、最終日の道の駅「かでな」から垣間見た嘉手納基地の姿は、私達に多くのことを考えさせてくれました。今なお日本の米軍基地の70%以上もがこの沖縄の中にあるのだそうです。私達が目にした戦闘機が残す爆音はたかだか数分のものでしたが、たったそれだけの時間でも大変なものでした。これを毎日耳にしながら沖縄の地でお暮らしになっている方々の胸中は、いったいどんなものでしょうか・・・。
そんなふうな想像力を働かせながらの今回の私達の修学旅行は、命の尊さと平和について、教室だけでは学べない多くのことを私達に学ばせてくれたはずです。子ども達には、たくさんのお土産と土産話に花を咲かせながらも、もう一度、そこのところを胸に刻み込みながら、今回の旅を締めくくって欲しいなと願っています。
・・・と、まあ、いろいろ書いてきましたが、難しいことは抜きにしても、沖縄は本当に良いところでした。子ども達はあまり食べませんでしたが、ゴーヤチャンプルーの美味しかったこと。国際通りのみなさんの優しかったことと商魂たくましかったこと。ブタの顔や足、見たこともないような魚や貝の並ぶ牧志公設市場の楽しかったこと。パイナップルの美味かったこと。サータアンダギー、ちんすこう、紅芋タルト、エイサー、ハブ、海ぶどう、オカヤドカリ、沈む夕日、真っ青な空・・・、本当にたくさんのことが心に心地良く残りました。
もう一つ。
今回のこの修学旅行にあたって、その様子をこのブログでお伝えしたところ、3日間で延べ1000人以上、10000ページ以上をご覧頂きました。また、折に触れて、たくさんの保護者のみなさんから、応援メッセージや激励メッセージをいただきました。そんなことの一つ一つから、保護者のみなさんの子供さんへの愛情の深さを感じ取ることができて、とても温かい気持ちになりました。それだけでなく、私たち引率教員への応援メッセージまで頂き、とても嬉しかったです。そのことに気を良くして(または調子に乗って(笑))、私もまた旅の様子を更新していく意欲が湧いてきました。本当にありがとうございました。
これからも同じようにこのページを更新していけるかどうか自信がありませんが、今回と同じように多くのみなさんに学校での子ども達の様子を知っていただき、多くのみなさんにご声援を頂きながら、学校生活を送って行けたらと願っています。
これからも、どうかよろしくお願いします。
ちょうど今頃、それぞれのご家庭で、たくさんのお土産を目の前にして、それに負けないぐらいたくさんの土産話に、花が咲いている頃でしょうか。
震災の影響で急遽行き先を沖縄に変更した今回の旅行でしたが、今回の修学旅行、こどもたちにとって、どれほど思い出に残る旅行となったでしょうか。
これまでのようなディズニーもお台場もない修学旅行に、子ども達は戸惑いを隠せないまま出発した今回の修学旅行でした。
しかし、串本太郎的には、十分満足できる修学旅行となりました。
アブチラガマでは、少しの光りも届かない暗闇の中に置き去りにされた方々の66年前の状況を、少しでも味わうことができました。どんなに言葉で説明してもらうより、どんな写真を見るより、心に迫るものを感じとったのは、私だけではなかったはずです。いったい、当時の方々は、あの暗闇の中でどんな思いを胸にしていたでしょうか。
平和祈念公園では、平和の礎を前に平和セレモニーを行い、その後は平和祈念資料館へと足を進めましたが、沖縄戦の生存者の方々の『証言集』に食い入るように読みふける生徒達が何人もいるのを見ました。あの生存者の方々は、いったいどんな気持ちで当時のことを思いだし、証言をしてくださっているのでしょうか。
また、最終日の道の駅「かでな」から垣間見た嘉手納基地の姿は、私達に多くのことを考えさせてくれました。今なお日本の米軍基地の70%以上もがこの沖縄の中にあるのだそうです。私達が目にした戦闘機が残す爆音はたかだか数分のものでしたが、たったそれだけの時間でも大変なものでした。これを毎日耳にしながら沖縄の地でお暮らしになっている方々の胸中は、いったいどんなものでしょうか・・・。
そんなふうな想像力を働かせながらの今回の私達の修学旅行は、命の尊さと平和について、教室だけでは学べない多くのことを私達に学ばせてくれたはずです。子ども達には、たくさんのお土産と土産話に花を咲かせながらも、もう一度、そこのところを胸に刻み込みながら、今回の旅を締めくくって欲しいなと願っています。
・・・と、まあ、いろいろ書いてきましたが、難しいことは抜きにしても、沖縄は本当に良いところでした。子ども達はあまり食べませんでしたが、ゴーヤチャンプルーの美味しかったこと。国際通りのみなさんの優しかったことと商魂たくましかったこと。ブタの顔や足、見たこともないような魚や貝の並ぶ牧志公設市場の楽しかったこと。パイナップルの美味かったこと。サータアンダギー、ちんすこう、紅芋タルト、エイサー、ハブ、海ぶどう、オカヤドカリ、沈む夕日、真っ青な空・・・、本当にたくさんのことが心に心地良く残りました。
もう一つ。
今回のこの修学旅行にあたって、その様子をこのブログでお伝えしたところ、3日間で延べ1000人以上、10000ページ以上をご覧頂きました。また、折に触れて、たくさんの保護者のみなさんから、応援メッセージや激励メッセージをいただきました。そんなことの一つ一つから、保護者のみなさんの子供さんへの愛情の深さを感じ取ることができて、とても温かい気持ちになりました。それだけでなく、私たち引率教員への応援メッセージまで頂き、とても嬉しかったです。そのことに気を良くして(または調子に乗って(笑))、私もまた旅の様子を更新していく意欲が湧いてきました。本当にありがとうございました。
これからも同じようにこのページを更新していけるかどうか自信がありませんが、今回と同じように多くのみなさんに学校での子ども達の様子を知っていただき、多くのみなさんにご声援を頂きながら、学校生活を送って行けたらと願っています。
これからも、どうかよろしくお願いします。