キジムシロ-房総丘陵

キジムシロ（雉筵）
学名　Potentilla fragarioides var. major
バラ科キジムシロ属
北海道から九州にかけての日当りの良い山野、農道脇の土手などに自生する多年草です。
同じキジムシロ属の「ミツバツチグリ」 に似ていますが、キジムシロは葉茎に楕円形の葉を５～９枚付ける奇数羽状複葉なのに対し、ミツバツチグリは、その名のとおり葉茎に楕円形の葉を３枚だけなので、根元の葉を観察することで同定できます。
3月30日撮影　房総丘陵にて

ホタルカズラ-房総丘陵

ホタルカズラ（蛍葛）
学名　Lithospermum zollingeri A.DC.
ムラサキ科 ムラサキ属
全国の日当たりのよい山野に生える常緑の多年草で蕾から開花して少しの間は薄い赤紫ですが、時間とともに瑠璃色に変わります。
3月30日撮影　房総丘陵にて

オドリコソウ-房総丘陵

オドリコソウ（踊子草）
学名　Lamium album var. barbatum
シソ科オドリコソウ属
北海道から九州にかけての半日陰の樹林下に自生する多年草です。
3月30日撮影　房総丘陵にて

スズメノエンドウ-房総丘陵

スズメノエンドウ（雀野豌豆）
学名　Vicia hirsuta
マメ科　ソラマメ属
本州から沖縄にかけての山野・川の土手・林縁・田畑の土手などに自生する越年草です。
3月30日撮影　房総丘陵にて

ノミノツヅリ-房総丘陵

ノミノツヅリ（蚤の綴り）
学名　Arenaria serpyllifolia
ナデシコ科ノミノツヅリ属
古い時代に渡来した史前帰化植物で、全国の道路脇などに自生する越年草です。
花径は5mm前後でハコベに似ていますが5弁の花弁は裂けません。
先の尖った萼片は花弁よりも長く葉は対生です。
ハコベよりもやや乾燥した場所を好みます。
なお、綴りとは布を繋いで粗く作った短衣の意です。
3月30日撮影　房総丘陵にて