7月6日初呑切りを行いました。
呑切りは火落ち(酒が乳酸菌に属する菌によって汚染されること:一般的には酸度が高くなり白濁する)等の早期発見、個々の酒質、熟成具合の把握、出荷時期の決定などの目的で行います。
初呑切りは6月~8月の間に行われ、仕込み・火入れ後初めて呑みを開けることから「初呑切り」と言います。
「呑(ノミ)」とはタンクからお酒を出す出し口のことを言い、上呑と下呑とに別れます。
搾ったばかりのお酒を静置しておくと、次第に上澄みして滓(オリ)が沈殿してきます。
この滓と澄んだ部分を分ける操作を滓引きと言い、上呑から清澄となったお酒を抜き、下呑から滓部分を抜きます。
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