蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

民家フォーラム

2011年11月06日 | 安曇野とその周辺
5日~6日安曇野市豊科サンモリッツにて開催の「民家フォーラム」に出かけた。
NPO民家再生協会の、今年の会場である。

5日、幻想的とは言えないほどの濃霧の中を、6時に自宅を出発。
ハザードランプもつけない赤い車でも、直前にギョッとするほどの濃霧。
地元車はこの時期よくあることだからか、ランプ無点灯が多い。
もう~。25~6分で行ける距離に1時間かかってしまった。

館内はまだまだトンカンと準備中。濃霧のせいか資材の到着が遅れがち。

さあ気合入れてスタート

館外では丸太切り実演中。近寄るとノッポの外国人で、ノルウエー出身の修行1年の青年。

遠くからでも見てとれる美しい流れるような所作でした。

早朝から、本棟作りの「建前」の準備がなされ、午後4時から「上棟式」のセレモニー。


雨が降り始めた中おごそかに進み、祝詞や長野市から来られたメンバーで「木遣」も披露された。








今ではどのシーンも見る機会が少ない風景だろう。
最後の餅まきには、ポリ袋を持った子ども達が待ちかまえていたのは微笑ましかった。

子ども用の椅子を作る木工教室は大にぎわいで、1脚分ずつ材料が整えられ山積が夕方にはぺっしゃんこ。
6日の午後からも賑わった。長く使い込んで木のぬくもりを忘れないで欲しい。






館内では、ほかに見事なカンナ引きパフォーマンスもあり


透き通るほどの美しい木肌。日焼けした黒い肌に貼りつけたいよ~。

ヒノキの良い香りがするので車内や、湯舟に浮かべよう・・・とお持ち帰り自由だった。

マイ箸作りも、大人も子供も大人気でいつも満員でした。
工夫された道具で安全に簡単に作れて、電気コテで好きなサインを刻印できるサービス付き。


なんとかストリートと名付けられた店には、お米や薪ストーブやさおり織の帽子、スマートフォンの手作り着せ替えグッズ、古道具や梁材、さおり織をはめ込んだ皮のバッグ、ランプの骨董屋さんなどなど・・・。

お手伝いしながらの見学なので、盛りだくさんのパフォーマンスをゆっくり紹介出来ないのが残念です。

盛大に1日を終え、木の香りが満ちた館内はみんな楽しそうでした。
お祭りだもんね

余談
シンポジウムは定員オーバーの応募があり、県外から1泊2日組の参加者もあるほどの人気。
毎年参加し同窓会気分というか観光気分の会員さんもあり、と聞きました。
これほどの人気であれば「美しい古民家の再生に未来あり!」
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