ある暑い夕方の雲
入院中の母は、結局気分転換となる外出を2回経験した。
耳鼻科と眼科です。
耳鼻科は、補聴器を有効に使えるように耳垢の除去に。
入院前、長年お世話になっているお店から勧められた矢先の転倒。
主治医や看護師さんの話を正確に聞き取るためにも、耳鼻科へ行かせたかった。
初体験ばかりで、まず手順は
外出許可書と車いすの貸出書(?)を頂き、福祉タクシーの手配をする。
ネット検索で病院から比較的近い「ひまわり」さんに電話をする。
行き先医院を告げ、日時の予約が可能かを確認する。
次に耳鼻咽喉科に電話で母の現状を話し、車椅子で登院することの了承を頂く。
さて病院のパジャマでは可哀そうなので、好きそうな服を揃え、涼しげな木綿の帽子をのっけて、いざ出発。
私たちは車椅子のことを高級乗用車と呼んでいる。
当日、若いドライバーさん~その名のとおり明るく優しい~男性が地下駐車場にお迎え。
ミニバンの後ろから車椅子ごと母を運び入れます。
慣れない私の車椅子操作をサポートしてくださり、無事診察を終えた頃、再び医院まで迎えに来ていただき、病院へ帰った。
枚方の福祉タクシー「ひまわり」さん。どうもありがとうございました。
電話:072-850-2233
さてその10日後、眼科へ。
これは大変だった。病院玄関でナースセンターから携帯に入電。
病室を覗くと左目が充血し、目じりの周りが赤紫色に内出血している。
どこでぶつけたのか分からないと言う。
老人は感覚が鈍くなるので、怪我などの発見が遅れると、なにかで読んだことがあった。
こういうことなんだーと納得。
さて困ったのが眼科探し。お盆の真っ最中で近所の個人医院は軒並みお休み。
打撲なら時間がたてば消えたのだろうが、老人だと周りから心配される。
看護師さんはネット検索で病院探しを、私は先日の福祉タクシー「ひまわり」さんに相談・・・と同時進行。
幸い病院は確保できたが、ひまわりさんは別の予約で手配できず。
さあ困った。この日に限ってお役立ちのタブレットを持参せず。なんてこった!
結局、ひまわりさんにお知り合いを紹介していただき、眼科へ。
実は当日優さんには別件予約があったようだが、融通していただいた。
急なことで、たまたま保管してあった自身のパジャマに、私の長そでジャケットを着せて
いざ出発。
枚方市の低地で冠水するほどの雷雨の翌朝だった。
お迎えに来ていただいたのは福祉タクシー「優」さん。
背広にネクタイの温和な紳士に、母は「社長さんですか?」とまずはクリーンヒット。
長い待ち時間も母の話し相手になってくださり、殺風景な空間に母の顔は明るかった。
こうして無事終了。
視力検査やら、眼底検査には問題なく、結局ぶつけたらしいが特に薬など必要なし!
福祉タクシー優さんは母の自宅と同じエリアの方で、喫茶店も経営しておられることが後で判明。
早速お店に出かけお礼を述べた。
というのは送迎と待ち時間の午前中を拘束していたのですが、請求は送迎タクシー代のみでした。
「私も楽しい時間を過ごしました。最後にお母さんから『いい出会いをありがとうございました』と握手され、さすがに茶道を嗜む方と感心しました」
と、うれしい言葉を頂戴しました。
本来はたぶん拘束した待ち時間などは料金の請求があるのだと思います。
母はふたつのクリーンヒットで気を良くし、今日も元気にリハビリ訓練を受けていることだろう。
枚方の福祉タクシー「優」さん。どうもありがとうございました。
電話:近隣なら 0120-995-997 以外なら070-6928-3456
ホームページ
退院後も福祉タクシーさんや、ヘルパーさんのお世話になりながら生きてゆくんだね。
余談
その後原因が判明
寝た状態で本を読みながら居眠りし、どすんと落としたのだろう。
たまに眼鏡をかけたまま眠っている現場を見たことがあったのを思いだしたから・・・
入院中の母は、結局気分転換となる外出を2回経験した。
耳鼻科と眼科です。
耳鼻科は、補聴器を有効に使えるように耳垢の除去に。
入院前、長年お世話になっているお店から勧められた矢先の転倒。
主治医や看護師さんの話を正確に聞き取るためにも、耳鼻科へ行かせたかった。
初体験ばかりで、まず手順は
外出許可書と車いすの貸出書(?)を頂き、福祉タクシーの手配をする。
ネット検索で病院から比較的近い「ひまわり」さんに電話をする。
行き先医院を告げ、日時の予約が可能かを確認する。
次に耳鼻咽喉科に電話で母の現状を話し、車椅子で登院することの了承を頂く。
さて病院のパジャマでは可哀そうなので、好きそうな服を揃え、涼しげな木綿の帽子をのっけて、いざ出発。
私たちは車椅子のことを高級乗用車と呼んでいる。
当日、若いドライバーさん~その名のとおり明るく優しい~男性が地下駐車場にお迎え。
ミニバンの後ろから車椅子ごと母を運び入れます。
慣れない私の車椅子操作をサポートしてくださり、無事診察を終えた頃、再び医院まで迎えに来ていただき、病院へ帰った。
枚方の福祉タクシー「ひまわり」さん。どうもありがとうございました。
電話:072-850-2233
さてその10日後、眼科へ。
これは大変だった。病院玄関でナースセンターから携帯に入電。
病室を覗くと左目が充血し、目じりの周りが赤紫色に内出血している。
どこでぶつけたのか分からないと言う。
老人は感覚が鈍くなるので、怪我などの発見が遅れると、なにかで読んだことがあった。
こういうことなんだーと納得。
さて困ったのが眼科探し。お盆の真っ最中で近所の個人医院は軒並みお休み。
打撲なら時間がたてば消えたのだろうが、老人だと周りから心配される。
看護師さんはネット検索で病院探しを、私は先日の福祉タクシー「ひまわり」さんに相談・・・と同時進行。
幸い病院は確保できたが、ひまわりさんは別の予約で手配できず。
さあ困った。この日に限ってお役立ちのタブレットを持参せず。なんてこった!
結局、ひまわりさんにお知り合いを紹介していただき、眼科へ。
実は当日優さんには別件予約があったようだが、融通していただいた。
急なことで、たまたま保管してあった自身のパジャマに、私の長そでジャケットを着せて
いざ出発。
枚方市の低地で冠水するほどの雷雨の翌朝だった。
お迎えに来ていただいたのは福祉タクシー「優」さん。
背広にネクタイの温和な紳士に、母は「社長さんですか?」とまずはクリーンヒット。
長い待ち時間も母の話し相手になってくださり、殺風景な空間に母の顔は明るかった。
こうして無事終了。
視力検査やら、眼底検査には問題なく、結局ぶつけたらしいが特に薬など必要なし!
福祉タクシー優さんは母の自宅と同じエリアの方で、喫茶店も経営しておられることが後で判明。
早速お店に出かけお礼を述べた。
というのは送迎と待ち時間の午前中を拘束していたのですが、請求は送迎タクシー代のみでした。
「私も楽しい時間を過ごしました。最後にお母さんから『いい出会いをありがとうございました』と握手され、さすがに茶道を嗜む方と感心しました」
と、うれしい言葉を頂戴しました。
本来はたぶん拘束した待ち時間などは料金の請求があるのだと思います。
母はふたつのクリーンヒットで気を良くし、今日も元気にリハビリ訓練を受けていることだろう。
枚方の福祉タクシー「優」さん。どうもありがとうございました。
電話:近隣なら 0120-995-997 以外なら070-6928-3456
ホームページ
退院後も福祉タクシーさんや、ヘルパーさんのお世話になりながら生きてゆくんだね。
余談
その後原因が判明
寝た状態で本を読みながら居眠りし、どすんと落としたのだろう。
たまに眼鏡をかけたまま眠っている現場を見たことがあったのを思いだしたから・・・
私も二十数年、大阪枚方で過ごしました。
実家母も同じく89歳、数年前に自宅で転倒し背骨骨折、それ以来杖をついています。
その後、再びご近所で転倒、この時気がつかずにいたのですが脳内出血をしていて後日手術、意識朦朧の日々おかしな言動もあったと聞きました。
朝晩の穂高の涼しさを、せめて送ることが出来たなら・・・。
お体ご自愛ください。
背骨の骨折で、回復し外出できるようになるのですか?
母は散歩だけでなく、以前のようにバスに乗って買い物にも行け、一人暮らしを続けられると信じているのです。
主治医からは難しいと言われてはいるのですが・・・・。
お手上げです。本人が元気になるにつれ、私は疲労がたまります(笑)
居住地と安曇野の2車線をイメージしながら今後の行方をさぐっています。
ことわざ「老いては子に従え」の看板をぶらさげ、大阪へ戻ろうかしらん?
「骨折して動けない。お腹がすいているから何か持ってきて。」とsosがありました。
同居している家族は皆働きに出ていて・・・・諸々憤慨することもありましたが。
神経に全く支障がなかったということがラッキーでした。
その後リハビリを繰り返し、今はご近所での買い物、更に週一度スイミングにも行っています。
骨折した骨の部分が盛り上がっていて、寝るときに痛いというので特別な布団を手配しましたが、超人気の布団屋さんで、出来上がった時にはすでに痛さを越えていたので、大枚払ったにもかかわらず押し入れの隅で眠っています。
ということで、我が母の場合は杖をつきながらも日常生活普通にしています。なおかつ、共働きの弟夫婦及び孫夫婦の夜ご飯も用意しています。
遠く離れて住んでいる娘としては「いい加減勘弁してよ~!!少しでも負担を軽く出来ないの?」と思うのですが、冷たくつき放す方が良いのかもしれないとそんな思いもちらっとよぎります。
安曇野の温泉でスイミング療法はいかがですか?
先がよめず、苦慮しております。しんどい時は安曇野に行くとつぶやきましたが、元気になってくると今まで通り一人で暮らすといいます。
あの気ままな生活は忘れ難いだろうと同感できます。
が、年齢を考えれば、そう遠くなく転居の可能性もありますね。
最近は元気な老人が多く保険料負担の懸念もあるのか、政府は居宅での看とりを進めているような気がします。
いよいよ9月1日から各部署と交渉事が始まります。