25年前頃に建立の水子地蔵
霊泉禅寺は明治時代の火災により記録はほとんど焼失したが、伝説では968年創建時に湯が出たのが温泉の始まり。
霊泉寺が寺湯として所有していた温泉を、村で引き継ぎ数件の旅館が運営してきた。
源泉は県下唯一つの石膏性苦味泉・・・と書いてあるが、サイトによってはアルカリ性単純泉という記事もある。
無色透明。ぬるいがゆっくり温まっているせいか、長らくほこほこしていた。
由緒ある温泉街でも、今ではさびれた憾はぬぐえない。
その中の中屋旅館には、かわいらしい湯船を持つ浴室がある。
勿論川沿いに面した内風呂もあるが、その日はかわいいほうへ日帰り入浴へ。
最初からタイル張りだったというからモダンなお風呂だったのだろう
武者小路実篤の命名による「笹舟の湯」 文人に愛された・・・・という
浴室は必ずしも美しいとは言えないが、珍しい形の湯船だ
ぬるめの湯は40度くらい?で、の~んびり長湯
入浴している間に名物「虹鱒の素麺揚げ」を作っていただいた
虹鱒の頭と内臓は取り除き、素麺を丁寧に巻きつけ、両端を細切りのこぶで結び揚げてある。
大女将(おばあさん)のアイディアだそうな
レモンをふって丸かじり。丸まると太った1尾600円は申し訳ない金額だ
ごちそうさまでした
中屋旅館の電話番号:0268-44-2216
同エリア温泉郷の鹿教湯温泉に、最近大がかりな流行りの温泉施設ができたと聞いたが、
風雪に耐えた鄙びた温泉宿の存在は捨てがたい
余談
今回は使わなかったが、共同浴場もある。100円
かなり古い鄙びた浴場のようだ
男女を仕切るのは磨りガラスというのは面白い
番台を覗いたら炬燵のある小さな部屋だった。
無休 内湯のみ 朝7時からオープン もし番台に人がいなければ箱に100円を投入のこと
シルエットが楽しかったら帰り際、さらに100円投入しようね。。。。。
立派で美しい建物はいくらでもありますが、
そこにはまず丸ポストはないですもんね。
特大サイズの水子地蔵も戯れる子供像も初めてみました。