蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

まだまだハイジ

2013年10月20日 | 海外旅日記
日本のアニメ「アルプスの少女ハイジ」の偉大さは認めます。
多くの国に親しまれていると思います。
しかしとりわけヨーロッパのキリスト教圏では納得がいかないのではないかと思った。
一番伝えたかったであろう最終章、キリスト教信者として再び目ざめるアルムおんじや
さらに大人びて成長するハイジの姿がみられないのである。

ここは原作者ヨハンナ・シュピリさんに敬意を表し、友人から借りた訳書(竹山道雄訳)を読むことに。


図書館でDVD「Heidi」(アニメでなく実写)を借りる
1978年 スイスと西ドイツ合同制作。






このDVDは日本語吹き替えバージョンも選択できる。
だから図書館の資料案内には出版2008年と記載されているのだろう。
1990年10月にドイツ統一だもんね

ついでに日本の長編アニメ劇場版も借りた


やはり実写DVDのほうが、私にはしっくり馴染みました。
原作に忠実で、時代背景(富む者と持たざる者の現実など)もきちんと描かれ、それでも明るく前向きに生きてゆく。
パンを貰うために山を下る生き方をさせてはならないと、頑固なおじいさんはひたすらハイジを育てる。

日本のアニメは世界的に有名になったが「ほとんどのスイスの子供は観ていない」・・・とガイド氏は言っていました。

アニメ「アルプスの少女ハイジ」雑記帳
その1
スイス政府観光局(Switzerland Tourism)日本支局が運営している公式ホームページMySwiss.jpから抜粋掲載
有名なアイガー・メンヒ・ユングフラウを含む、アルプス唯一の世界遺産でもあるこのユングフラウ地方は、日本で初めて海外ロケをして制作されたアニメ『アルプスの少女ハイジ』のモデルとなった地域です。
アニメ放映が始まる1年前の1973年、制作スタッフは「本物のスイスを肌で感じたい」という思いでスイスロケを敢行。原作の舞台マイエンフェルト周辺を訪ねた後、アルプスのイメージを求めユングフラウ地方に向かいました。そして、クライネ・シャイデックに宿をとり、ユングフラウ鉄道に乗ってユングフラウヨッホに上っています。

白く輝く雪山、雄大な氷河、美しい花々など、アニメの中で描かれていたアルプスの世界はユングフラウ地方の各所に今も息づいているのです。
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その2
2014年はアニメ放映40周年ということで・・・・
「アルプスの少女ハイジ」公式ホームページ

山梨県にハイジ村。ほ~こんな村があったのだ。初めて知りました
や・ま・な・し県にスイスの山を連想するハイジ村(蛇足)

スイスにある本家ハイジ村は、旅行記を読むと至極あっさりと佇んでいるようです。
確かめにゆく予定はなし。

その3
「アルプスの少女ハイジ」が海外へ進出した当時のスイスでの反応
□参考にした記事サイト『swissinfo.ch』
swissinfo.chはスイス公共放送協会の国際部です。スイスの出来事を国外へ発信し、国際的な出来事をスイスの視点で取り上げているサイトです。

その4
好きな企業日産自動車の「NOTE」のコマーシャルに採用された『低燃費少女ハイジ』
You Tubeで紹介してます。
2009年制作(ほんのちょっと前)だけど、こんなのがあったんやねー。
ちょっとえげつない絵もあるけど、面白いじゃん・・・とタメ口になる

その5
「アルプスの少女ハイジという物語」・・・このサイトを見ると、児童文学として真剣に取り組んで
いることが分かるが、ふ~

その6
amazon.comでお買いもの。2013年03月15日刊行「ハイジの原点」
2010年、元ネタがあると発表された・・・・比較論です。



しかしよく飽きずに暇やなーと嘆息する。だって先日来台風の影響で雨の日々。
(伊豆大島の皆さま、すみません)

なんだかなぁ、私らしくないツアーかも~~と思いつつお誘いに乗ったが、出発前 道中 帰国後の
もろもろ、とにかく楽しい2013年スイス旅となりました。

もしもう一度行くことがあれば、山岳鉄道駅付近の小さな山小屋に数日宿泊し、
のんびり景色を見ながら散策し、美味しいパンとチーズでランチしたい。
そしていくつかの山岳鉄道や村や路地を訪ね歩く旅にしたいなぁ。

多分この章で”2013年スイス”は終わり・・・のつもり

余談
90歳の老母は同じ図書館で「利休にたずねよ」418ページのぶっとい本を借りています。
2008年発行の本だから文字ポイントが小さい、インクも薄れて読みにくそう。数ページ読んだけどお手上げ。
「あなたも読んだら?」
ーいいえ、私は 2013年12月7日公開の海老蔵さん主演の映画にしておきますー
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