手元に置いた、お気に入りと・・・
近くで触れ合う大好きと・・・
なんでもない眼差しを、気にもせず・・・
ただ・・・素直でいられた奇跡の時間が・・・
誇らしげに写っている…。
バラバラと残る、見知らぬセピア色には・・・
頭の奥で語りかけ・・・血のつながりに呼ばれては・・・
どこかで繋がる暖かさに包まれ・・・
夢を語る挿絵を飾った・・・銀幕の中にある・・・。
懐かしい演歌や歌謡曲に追い立てられ・・・
記憶の上澄をくすぐり・・・
若さの中で追いかけた・・・写真の中に飛び込むと・・・
ウソを手で隠して、恥ずかしがる姿を想い出しては・・・
素直な自分に駆け込んで・・・
薄くシミの浮かんだ写真の姿は・・・
遠い自分に寄り添っているのかも。