暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

手のひらの上

2021年04月24日 | 古民家
 誰も住まなくなる、おうち・・・
親を失うと増える、空き家・・・
3世代が住み継いで来た時代・・・大切な我が家は子供に残され・・・
その子供に・・・孫にと、100年・・・200年は住み継がれるはずだったけれど・・・
自由と言う言葉が遊び・・・家業も住まいも残らない時代が、流れて行きました・・・。

日本の文化を無くしてしまう戦後の流れは・・・
復興と・・・新しい暮らしと・・・夢を膨らます想いに乗って・・・
快適な暮らしを手に入れましたが・・・
日本の生活を支え・・・自然と暮らす考え方は消えてしまいました・・・。

新しいモノを手に入れて・・・古い物を壊して行く・・・
前に進んでいる時は・・・それでも何とかなっていて・・・
歩みが遅くなれば・・・どこかに無理が生まれ、消費し続ける時間に体が付いてこなくなり・・・
立ち止まると・・・昔の記憶にすがり、助けを求めるようになるのかも知れません・・・。
手の平に今あるモノを大切に・・・次の世代に、その想いを届けられればと思います。

コメント
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