70年前の教科書のページをめくり・・・気付く事は・・・
読み進める方向が逆になっていて・・・戸惑いはあっても、落ち着いて全体を見渡せば・・・
なんとなく、感じる所はあって・・・文章の意味は頭に入って来るけれど・・・
記念館や博物館のガラスケースに並ぶ、150年前の書簡や何気ない手紙は・・・
大学の先生か、相当なご高齢の方で無いと読み解けないほど、達筆!?で・・・
気軽に超えられそうなハードルでは無いようです・・・。
1000年以上も時間を登れば・・・象形文字なのか?面白い文字だとは思えても・・・
普通に暮らすにはあまり関心の無い事と、はなから諦め加減ですが・・・
世界に転がる言葉の渦は途方も無く・・・聞いた事の無い言語がまだまだ無数にあって・・・
一度も出会わない人と、言葉の暮らしが・・・これからも続いているのだろう・・・。
住いに残る「家歴」・・・
使い捨ての住まいにはほど遠い言葉で・・・
古民家の様に時代を繋ぐ住まいには・・・家族の繋がりの重さが、家歴書の厚みの様に・・・ドカンとのしかかって来ます・・・。
家を継ぐこと自体が、古いしきたりで・・・個人を尊重しない風潮になって・・・
実家が空き家になり・・・後始末に尻込みする時代です・・・。
老舗や町を彩る商店街が消えて行くのを横目で見て・・・
大きな災害で消える町の灯を、TVやラジオで見て・・・
民藝と言われる暮らしも・・・ヒタヒタと足音を立てながら、消えて行きます・・・。
ミミズの這ったような古い手紙を読めないように・・・
茅葺屋根の古民家が・・・理解出来ない暮しで、研究の為の住まいになってしまうのでしょうか?